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マグロの種類と特徴|見分け方や味わい、おすすめの食べ方も紹介

マグロの種類と特徴|見分け方や味わい、おすすめの食べ方も紹介

マグロは刺身や寿司ネタとしても人気が高く、日本人に昔からなじみの深い魚です。スーパーなどの店頭でもよく見かけますが、一口にマグロといってもいろいろな種類があります。マグロの種類別に見た目や味わい、おすすめの食べ方を紹介します。あわせて身の色での見分け方も説明しますので、マグロを購入する際の参考にしてください。

マグロの種類は?

板に並んだマグロ
マグロはスズキ目サバ科マグロ属に分類される大型魚で、世界中に広く分布しています。種類により異なりますが、太平洋やインド洋など熱帯~温帯海域の比較的暖かい地域に多く生息しています。
マグロ属には8種類のマグロが存在するといわれ、現在、日本で主に流通しているのは以下の5種類です。
・クロマグロ(本マグロ)
・ミナミマグロ(インドマグロ)
・メバチマグロ
・キハダマグロ
・ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)
5種類のうち供給量はキハダマグロが最も多く、次にメバチマグロです。この2種類でマグロ類の約6割を占めます。なおスーパーで「カジキマグロ」などの名で並んでいるのはカジキ科に属するメカジキという魚で、マグロ類とは別の魚です。
赤身魚のマグロは鉄分が豊富です。その他の鉄分が多い食材はこちらの記事で紹介しています。

マグロの種類ごとの特徴・味わい

さまざまなマグロの柵
ここからは、日本で流通している5種類のマグロについて詳しくみていきましょう。種類別に分布域や見た目、味わいといった特徴やおすすめの食べ方を紹介します。

クロマグロ(本マグロ)

マグロの王様と称される最高級の品種で、高額で取引されています。マグロの中のマグロという意味で「本マグロ」、また名前の通りに黒い見た目から「黒い海のダイヤ」と呼ばれることも。
日本沿岸を含む太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布しています。マグロ類の中で最も大きく成長し、大きいものだと体長300cm、体重400kg以上に達する場合があります。旬は冬で、身に大トロの部位が多く、鮮やかな赤身と濃い旨みが特徴です。
クロマグロの大トロは滑らかな舌触り、とろけるような味わいで高い人気を誇ります。マグロ本来の旨みを味わえるよう、刺身や寿司で食べるのがおすすめです。

ミナミマグロ(インドマグロ)

インドマグロとも呼ばれるミナミマグロは、クロマグロに次ぐ高級魚です。南半球の中緯度海域に広く分布し、インド洋で多く水揚げされるところから、その名前がつきました。
クロマグロと同じく大トロがとれます。メバチマグロやキハダマグロと並ぶ中型種で、成魚は最大体長245cm・体重260kgに達します。
旬は夏ですが、近年は養殖も盛んで年中味わえます。肉質は鉄分が豊富で赤身の色が濃く、脂が乗ったねっとりと濃厚で甘みのある味わいです。そのまま刺身や寿司で食べるのがおすすめ。

メバチマグロ

日本国内で最も流通しているマグロです。目がぱっちりとして大きいことからこの名がつきました。クロマグロやミナミマグロと比べると値段が安く、一般的な回転寿司のマグロはこの種類が多く使われています。クロマグロやミナミマグロに比べて腹が薄くて大トロの部位はなく、中トロや赤身が多いのが特徴です。
赤道を中心とした温暖な海域に生息しています。ミナミマグロ、キハダマグロと並ぶ中型種で、体長は2~250cm、体重は200kg前後に達します。
旬は晩秋~冬です。身は鮮やかなピンクでやわらかく、さっぱりとした味わいです。中トロ部分は筋が多いため、焼いて食べるのが良いでしょう。刺身にするなら赤身部分がおすすめで、定番の食べ方は漬け丼です。漬け込む時間により食感が変わっていくので、好みを探してみてください。和え物にしても、あっさりとおいしく食べられます。

キハダマグロ

漢字で「黄肌マグロ」と書き、背ビレや尻ビレが黄色いところからその名がつきました。ミナミマグロ、メバチマグロと並ぶ中型種ですが、日本近海で獲れるものは最大1.5m程度とやや小型なものが多いです。
旬は初夏や初冬。海外からの輸入も多く、1年通して食べられます。身はピンクがかった赤色で、脂は少なくトロの部位はほとんどありません。身質は硬めであっさりとした味わいです。
身が崩れにくく、刺身や寿司にも向いています。またツナ缶の材料として使われることも。甘辛く煮つけた角煮は日持ちするので常備菜におすすめです。

ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)

長い胸ビレが男性のもみあげ=鬢(ビン)に似ていることが名前の由来です。マグロの中で最も小型で、成魚は最大で全長140cm・体重60kgに達します。全世界の熱帯・温帯海域に分布しています。
旬は冬で、身はピンクがかった乳白色でやわらかく、クセのないあっさりとした味わいが特徴です。値段が手ごろで、回転寿司のネタでは「ビントロ」との名で食べられるほか、ツナ缶として加工販売されています。
加熱すると身が硬くなりやすいので、鮮度の良いものを刺身やカルパッチョなど生で味わうのが良いでしょう。加熱するなら、フライや天ぷらといった揚げ物がおすすめです。しっかりと衣をつけて揚げると、ふっくらした食感が楽しめます。

マグロの種類ごとの見分け方・価格帯

スーパーでマグロを選ぶ人
最後に、鮮魚売り場で販売されているマグロの見分け方と価格帯を紹介します。種類や部位ごとの値段の違いを参考にしてください。
種類 見た目の特徴 小売り価格帯(100gあたり)
クロマグロ(本マグロ) 濃くて深い赤色 赤身:600~1,200円、中トロ:800~1,800円、大トロ:1,300円~3,000円
ミナミマグロ(インドマグロ) 黒ずんだ濃い赤色 赤身:600~1,200円、中トロ:800~1,800円、大トロ:1,300円~3,000円
メバチマグロ 鮮やかなピンク色 赤身:300~500円、中トロ:500~600円
キハダマグロ 薄いピンクがかった赤色 150~300円
ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ) ピンクがかった乳白色 100~200円
※上記は2023年12月時点の参考価格です。
おいしいマグロの刺身の選び方は、こちらの記事で紹介しています。
またマグロは冷凍品も多く販売されています。冷凍魚の上手な解凍方法についてはこちらの記事をチェックしてください。

マグロの種類に合わせておいしく食べよう

マグロの刺身
日本国内では主に5種類のマグロが流通しています。同じマグロでも、種類によって見た目、流通量や値段もさまざまです。身の硬さや味わいも変わるので、それぞれに合った食べ方で楽しみましょう。
マグロ以外のおいしい魚の選び方については、こちらの記事を参考にしてください。
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