オイスターソースの活用レシピ6選│万能調味料でおいしい料理を作ろう
牡蠣の旨みが詰まったオイスターソースは、さまざまなレシピに活用できる調味料です。料理に加えるとコクや深みが増すので、簡単に本格的な味わいを楽しめます。味が濃くなりすぎないよう、少量ずつ加えて味つけをするのがポイントです。オイスターソースの使い方やおすすめレシピ、使う際の注意点などを紹介します。
オイスターソースとは?特徴や使い方のコツ
オイスターソースは上手に使うと料理の味わいを格上げしてくれますが、味が濃いので、入れすぎると料理全体がオイスター風味になってしまいがちです。まずはその特徴や使い方のコツを押さえましょう。
オイスターソースは牡蠣の旨みが凝縮された調味料
オイスターソースは牡蠣を原材料にした調味料で、別名を「牡蠣油」と呼びます。本来は塩漬けにした牡蠣を発酵させて、上澄み液を濃縮して作られていました。現在では牡蠣の煮汁を濃縮し、調味料やとろみを加えたものが一般的です。
中華料理の世界では非常にポピュラーで、日本料理における「しょうゆ」のような存在です。牡蠣の深いコクと旨みを感じられて、魚介類や肉、野菜といったさまざまな食材と相性が良いのも特徴です。
オイスターソースを上手に使うコツ
オイスターソースは味が濃くて主張が強いので、入れる量が多すぎると料理全体がオイスターソース味になってしまうことも。スプーンを使って、少しずつ足しながら味を整えていきましょう。オイスターソースを使う分、しょうゆの量を減らすなどして調整してみてください。また、メーカーによって味が異なるので、お気に入りのものを見つけておくのがおすすめです。
オイスターソースは豚汁の隠し味にもぴったりです。豚汁をおいしく作るコツを紹介した記事もチェックしてみてください。
オイスターソースの使い方
オイスターソースは炒め物、煮物、つけダレといったように、幅広い使い方ができるのが魅力です。深みやコクが出るので、定番の炒め物から揚げ物の下味まで、さまざまな料理で活躍するでしょう。
①つけダレ
中国では、オイスターソースをゆで野菜のつけダレにして食べるのが定番です。オイスターソースは製造過程で加熱処理がされているため、そのまま食べられます。豆板醤やしょうゆ、ネギやニンニクなどを足してアレンジするのもおすすめです。
②炒め物
オイスターソースは、炒め物の味つけにも活用できます。ただし味が濃くなりやすいので、分量は少なめにするのがポイントです。味つに困ったときは以下の黄金比を試してみてください。
<オイスターソースを使った炒め物の黄金比>
酒3:しょうゆ3:オイスターソース1:砂糖1
酒3:しょうゆ3:オイスターソース1:砂糖1
③煮物
煮物を作る際にオイスターソースを使うとコクのある仕上がりになります。隠し味として使用すると、味に深みが増します。
<オイスターソースを使ったおでんだし>
水800cc、オイスターソース大さじ1、顆粒和風だし小さじ2、塩小さじ1
水800cc、オイスターソース大さじ1、顆粒和風だし小さじ2、塩小さじ1
④揚げ物
フライなど揚げ物の下味にオイスターソースを使うと、ソースをかけなくても味をしっかりと感じられます。旨みがたっぷりで冷めてもおいしく、お弁当のおかずにもぴったりです。
オイスターソースの活用レシピ
オイスターソースの活用レシピを紹介します。炒め物や揚げ物、煮物などさまざまな料理にオイスターソースで旨みを加えてみてください。
オイスターソースのコクが効いた「焼きうどん」
オイスターソースでコクを加えた焼きうどんです。焼きそばや冷蔵庫にある残り野菜で、自由にアレンジをしてみましょう。
<材料:2人前>
・冷凍うどん 2玉
・豚肉 100g
・玉ねぎ 1/2個
・キャベツ 80g
・ニンジン 60g
・ごま油 大さじ2
(A)
・水 大さじ4
・しょうゆ 大さじ2
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
・オイスターソース 大さじ2
・冷凍うどん 2玉
・豚肉 100g
・玉ねぎ 1/2個
・キャベツ 80g
・ニンジン 60g
・ごま油 大さじ2
(A)
・水 大さじ4
・しょうゆ 大さじ2
・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
・オイスターソース 大さじ2
<作り方>
1. 冷凍うどんを電子レンジで解凍する
2. 玉ねぎは薄切り、キャベツはざく切り、皮をむいたニンジンを短冊切りにする
3. 豚肉を4cm幅にカットする
4. フライパンにごま油を引いて中火で熱したら、2と3を加える
5. 1と(A)を加えてほぐし、全体に味がなじんだら器に盛る
1. 冷凍うどんを電子レンジで解凍する
2. 玉ねぎは薄切り、キャベツはざく切り、皮をむいたニンジンを短冊切りにする
3. 豚肉を4cm幅にカットする
4. フライパンにごま油を引いて中火で熱したら、2と3を加える
5. 1と(A)を加えてほぐし、全体に味がなじんだら器に盛る
味に深みを加えた本格風「チャーハン」
チャーハンの味つけにオイスターソースを加えると、深みが増して本格風の味わいに。
<材料:2人前>
・ご飯 440g
・卵 1個
・万能ネギ 20g
・ハム 4枚
(A)
・鶏ガラスープの素 大さじ1
・オイスターソース 小さじ2
・こしょう 少々
・ご飯 440g
・卵 1個
・万能ネギ 20g
・ハム 4枚
(A)
・鶏ガラスープの素 大さじ1
・オイスターソース 小さじ2
・こしょう 少々
<作り方>
1. ハムは1cm角に切り、万能ネギは小口切りにする
2. フライパンに油を熱し、溶いた卵を入れて半熟になるまでかき混ぜる
3. ご飯を加えてよく炒めたらハムを加える
4. (A)と万能ネギを加えて混ぜたら、器に盛る
1. ハムは1cm角に切り、万能ネギは小口切りにする
2. フライパンに油を熱し、溶いた卵を入れて半熟になるまでかき混ぜる
3. ご飯を加えてよく炒めたらハムを加える
4. (A)と万能ネギを加えて混ぜたら、器に盛る
余った万能ネギは冷凍保存すると長持ちします。こちらの記事では、長ネギ・万能ネギの冷凍保存のコツやおいしい食べ方について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
濃いめの味つけでご飯も進む「からあげ」
オイスターソースとニンニク、ショウガで下味をつければ、コクのある味わいを楽しめます。しっかり味がついていて冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもおすすめです。
<材料:2人前>
・鶏もも肉 300g
・片栗粉 大さじ4
(A)
・オイスターソース 大さじ3
・おろしショウガ 小さじ1
・おろしニンニク 小さじ1
・鶏もも肉 300g
・片栗粉 大さじ4
(A)
・オイスターソース 大さじ3
・おろしショウガ 小さじ1
・おろしニンニク 小さじ1
<作り方>
1. 筋や余分な脂を取り除いた鶏もも肉を3cm四方にカットする
2. 保存袋に1と(A)を入れてよく揉み込む
3. 空気を抜いて10分程置いたら、片栗粉をまんべんなくまぶす
4. 鍋に揚げ油を注ぎ入れ170℃に熱し、3を入れて5分程火が通るまで揚げたら、器に盛る
1. 筋や余分な脂を取り除いた鶏もも肉を3cm四方にカットする
2. 保存袋に1と(A)を入れてよく揉み込む
3. 空気を抜いて10分程置いたら、片栗粉をまんべんなくまぶす
4. 鍋に揚げ油を注ぎ入れ170℃に熱し、3を入れて5分程火が通るまで揚げたら、器に盛る
キャベツの甘みが引き立つ「キャベツと鶏肉のオイスター炒め」
キャベツの甘みが引き立ち、ご飯のおかずにもぴったりです。鶏肉の代わりに豚肉を使うのも良いでしょう。
<材料:2人分>
・鶏肉(もも肉、胸肉、ささみなど) 250g
・キャベツ 3枚
・片栗粉 大さじ1/2
・酒 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
(A)
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・しょうゆ 小さじ1
・オイスターソース 大さじ1
・鶏肉(もも肉、胸肉、ささみなど) 250g
・キャベツ 3枚
・片栗粉 大さじ1/2
・酒 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
(A)
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・しょうゆ 小さじ1
・オイスターソース 大さじ1
<作り方>
1. 鶏肉を3cm四方の一口大に、キャベツは3cm幅に切る
2. ボウルに鶏肉、酒、片栗粉を入れて揉み込む
3. フライパンにサラダ油を入れて熱し、2を並べて中火で焼き色がつくまで両面を焼く
4. キャベツを加えてしんなりとするまで3〜4分炒め、さらに(A)を加えて1分程炒めたら、器に盛る
1. 鶏肉を3cm四方の一口大に、キャベツは3cm幅に切る
2. ボウルに鶏肉、酒、片栗粉を入れて揉み込む
3. フライパンにサラダ油を入れて熱し、2を並べて中火で焼き色がつくまで両面を焼く
4. キャベツを加えてしんなりとするまで3〜4分炒め、さらに(A)を加えて1分程炒めたら、器に盛る
白菜を大量消費!「白菜の煮込み」
オイスターソースで作る白菜の煮込みは、白菜の大量消費にもぴったりです。
<材料:2人前>
・白菜 600g
・鶏ひき肉 100g
・サラダ油 大さじ1杯
・ショウガ 5g
(A)
・水 200cc
・しょうゆ 大さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・オイスターソース 小さじ1
・水溶き片栗粉 小さじ2
・ごま油 大さじ1
・白菜 600g
・鶏ひき肉 100g
・サラダ油 大さじ1杯
・ショウガ 5g
(A)
・水 200cc
・しょうゆ 大さじ1
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・オイスターソース 小さじ1
・水溶き片栗粉 小さじ2
・ごま油 大さじ1
<作り方>
1. 白菜を5cm幅に切る
2. フライパンにサラダ油を入れ中火で熱して、1を5分ほど両面に焼き色がつくまで焼いたら、いったん取り出す
3. フライパンにごま油を入れて熱し、ショウガ・鶏ひき肉を入れて色が変わるまで炒める
4. (A)を入れてひと煮立ちさせ、2を戻し中弱火で煮込む
5. 水溶き片栗粉を入れてかき混ぜ、とろみがついたら器に盛る
1. 白菜を5cm幅に切る
2. フライパンにサラダ油を入れ中火で熱して、1を5分ほど両面に焼き色がつくまで焼いたら、いったん取り出す
3. フライパンにごま油を入れて熱し、ショウガ・鶏ひき肉を入れて色が変わるまで炒める
4. (A)を入れてひと煮立ちさせ、2を戻し中弱火で煮込む
5. 水溶き片栗粉を入れてかき混ぜ、とろみがついたら器に盛る
白菜の大量消費レシピは、こちらの記事も参考にしてみてください。
簡単&短時間でできる「チンゲン菜と卵の中華スープ」
食卓にもう一品追加したいときにも簡単に作れる、チンゲン菜と卵の中華スープ。だしを使わなくても、オイスターソースのおかげで十分なコクが出ます。
<材料:2人前>
・卵 1個
・チンゲン菜 100g
(A)
・オイスターソース 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1
・水 100cc
・こしょう 適量
(水溶き片栗粉)
・片栗粉 大さじ1/2
・水 大さじ1と1/3
・卵 1個
・チンゲン菜 100g
(A)
・オイスターソース 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1
・水 100cc
・こしょう 適量
(水溶き片栗粉)
・片栗粉 大さじ1/2
・水 大さじ1と1/3
<作り方>
1. 根元を切り落としたチンゲン菜を、2cm幅にカットする
2. 鍋に(A)を入れて中火にかけて煮立ったら1を加え、約1分煮る
3. 水溶き片栗粉を少しずつ加えて混ぜ、約2分煮てとろみをつける
4. 溶いた卵を回し入れて卵がふんわりと浮いてきたら、こしょう少々をふり、ひと混ぜしたら器に盛る
1. 根元を切り落としたチンゲン菜を、2cm幅にカットする
2. 鍋に(A)を入れて中火にかけて煮立ったら1を加え、約1分煮る
3. 水溶き片栗粉を少しずつ加えて混ぜ、約2分煮てとろみをつける
4. 溶いた卵を回し入れて卵がふんわりと浮いてきたら、こしょう少々をふり、ひと混ぜしたら器に盛る
オイスターソースをレシピに活用しよう
コクのあるオイスターソースは、さまざまな料理で活躍する調味料です。中華だけではなく、和食の隠し味や揚げ物の下味などにも使ってみましょう。オイスターソースがない場合は、こちらの記事で代用アイデアをチェックしてみてください。
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