おうち焼肉のコツ|美味しく楽しむ方法やおすすめ具材・匂い対策も
おうち焼肉は、お店で食べるよりもコスパが良く、子どもがいても周りに気を遣わず楽しめます。また、好きな具材や味付けを選べるなど、自分好みに楽しめるのも魅力です。肉に下味をつけるなど、おうち焼肉を美味しくする一手間加えた下準備や焼き方のコツ、おすすめの具材を紹介します。匂い対策も万全にして、おうちで焼肉を楽しみましょう。
- 【肉選び】おうち焼肉を美味しく楽しむコツ
- 【肉の下準備】おうち焼肉を美味しく楽しむコツ
- 肉をタレに漬け込めば食感・うまみ・香りがアップ!
- 焼く前に肉を常温に戻しておく
- 【焼き方】おうち焼肉を美味しく楽しむコツ
- おうち焼肉におすすめの具材
- <肉>牛カルビ
- <肉>牛タン
- <肉>豚バラ
- <じっくり焼く野菜>玉ねぎ・長ネギ・ジャガイモ
- <さっと焼ける野菜>ピーマン・モヤシ・キノコ
- <生で食べられる野菜>キャベツ・千切り野菜など
- <海鮮>エビ
- <海鮮>イカ
- <変わり種>コンニャク
- <〆ごはん>おにぎり・ピビンバ
- おうち焼肉の匂い対策
- 換気扇と扇風機で換気する
- 消臭スプレーを使う
- おうち焼肉をより美味しく楽しもう
【肉選び】おうち焼肉を美味しく楽しむコツ
スーパーで焼肉用の肉を買う際は、以下のポイントをチェックしましょう。
<スーパーで肉を選ぶ時のポイント>
・肉が鮮やかな赤色をしている
・ドリップ(血汁)が出ていない
・肉が鮮やかな赤色をしている
・ドリップ(血汁)が出ていない
肉が褐色になっているものは空気に触れている時間が長く、色素が変わり風味が落ちている可能性があります。また、肉から出てくるドリップは肉のうまみ成分です。そのためパックにドリップが出ている肉は、うまみが減ってパサパサしているかもしれません。
他にもスーパーで肉を選ぶ際にチェックしたいポイントをこちらでチェックしてみましょう。なお、おうち焼肉におすすめの肉の部位は後ほど紹介します。
【肉の下準備】おうち焼肉を美味しく楽しむコツ
おうち焼肉を美味しく楽しむには下準備もポイント。肉に下味を付けたり、焼く前に常温に戻したりするとジューシーに焼けます。
肉をタレに漬け込めば食感・うまみ・香りがアップ!
霜降り肉はサシと言って、白い脂が網目状に入っており、焼き加減にかかわらず美味しく焼きやすいのが特徴です。サシが入っていない赤身の多い肉は火を入れすぎると固くなる場合があります。手ごろな赤身肉を美味しく焼くコツは、購入後になるべく早くタレに漬け込むことです。そうすれば肉がジューシーでやわらかくなり、食欲をそそる香りも加わって美味しさがアップします。
食用の肉は保水性が低いために、水分や肉汁が逃げやすく、そのまま焼くとパサついてしまうことも。肉をタレに漬け込めば、タレに含まれる有機酸が肉の筋繊維に隙間を作り、アミノ酸や糖が入り込んで肉汁を出にくくする効果を得られます。漬けダレには市販品も使えますが、ここでは手作りの「基本の漬け込みダレ」を紹介します。
<基本の漬け込みダレの材料>
・醤油 大さじ1
・酒、みりん 大さじ1/2
・ハチミツ 小さじ1
・おろしニンニク、ショウガ 小さじ1
・白ごま 小さじ1
・コショウ 少々
・醤油 大さじ1
・酒、みりん 大さじ1/2
・ハチミツ 小さじ1
・おろしニンニク、ショウガ 小さじ1
・白ごま 小さじ1
・コショウ 少々
<作り方>
・すべての材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせる
・混ざったら肉を入れなじませて1時間ほど冷蔵庫で保管する
・すべての材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせる
・混ざったら肉を入れなじませて1時間ほど冷蔵庫で保管する
焼く前に肉を常温に戻しておく
肉は常温に戻してから焼くと、肉汁の流出を抑えられて熱が伝わりやすくなります。肉の外側と内側の温度を同じにすることで、均一に焼き上げやすくなって生焼けを防ぎやすくなるメリットも。肉の中にうまみを閉じ込めたまま焼けるように、焼き始める30分ほど前に冷蔵庫から出しておきましょう。なお、常温に戻す時は、直射日光の当たらない場所に置いてください。
【焼き方】おうち焼肉を美味しく楽しむコツ
焼き肉は火加減や温度も重要です。フライパンとホットプレートどちらでも使える焼き方や、美味しさをアップする裏技もチェックしましょう。
<焼肉の焼き方>
1. フライパンを中火(ホットプレートなら200℃)で温める
2. 一度火を止め、油を引きキッチンペーパーなどで全体になじませる
3. 肉を一枚ずつ並べてやや強めの中火で焼く。肉は少量ずつにする
1. フライパンを中火(ホットプレートなら200℃)で温める
2. 一度火を止め、油を引きキッチンペーパーなどで全体になじませる
3. 肉を一枚ずつ並べてやや強めの中火で焼く。肉は少量ずつにする
<裏ワザ>
・肉を焼く時にアルミホイルをくしゃくしゃにしてからフライパンやホットプレートにのせて焼くと、肉の余分な脂がアルミホイルの隙間に落ちて、脂っこさが軽減されます。
・漬けダレは捨てずに取っておき、仕上げに肉に回しかけると美味しさが増します。
・肉を焼く時にアルミホイルをくしゃくしゃにしてからフライパンやホットプレートにのせて焼くと、肉の余分な脂がアルミホイルの隙間に落ちて、脂っこさが軽減されます。
・漬けダレは捨てずに取っておき、仕上げに肉に回しかけると美味しさが増します。
おうち焼肉におすすめの具材
おうち焼肉では、好きな具材を用意して焼けるのが醍醐味です。おうちで美味しい焼肉を食べるために、おすすめの具材と焼く時のポイントを紹介します。また、野菜は焼けるまでに時間がかかる種類も。肉と野菜をタイミング良く交互に食べ進められるよう、生で食べられる野菜や火の通りが早い野菜も準備しておきましょう。
<肉>牛カルビ
焼き肉の定番、カルビは肋骨周辺の肉です。やや硬めの肉質ですが、うまみが強く脂が細かく入っているためやわらかく仕上げやすいです。タレに漬け込んだカルビは焦げやすいので、短時間で焼くのがポイントです。
<肉>牛タン
タンは、タン先、タン中、タン元、タン下と4つ部位があります。1頭から1キロほどしか取れない希少部位で、焼肉ではタン中とタン元がよく使われています。タンを焼く時は、肉の外側が反り返ってきたら、ひっくり返すサインです。
<肉>豚バラ
豚肉の肋骨周辺にある部位で、脂身と赤身が交互に重なっています。他の肉よりも脂身が多く、脂のうまみと甘みを強く感じられます。豚は半生の状態では食べられないので、中までしっかりと火を通しましょう。表面がカリッとするまで焼き目を付け、十分に脂を出すと美味しいです。
<じっくり焼く野菜>玉ねぎ・長ネギ・ジャガイモ
玉ねぎは焼くことで辛味成分がなくなり、水分が少なくなって甘みを強く感じられます。繊維の向きに対して直角方向で輪切にし、爪楊枝を刺しておくとバラバラになりません。タレとの相性も良いため、肉と一緒に漬け込んで好みの焼き加減で焼くのも良いでしょう。また、長ネギはじっくり焼くと甘みが増し、とろりとした食感を楽しめます。
ジャガイモはすぐに焼けるよう、電子レンジで加熱しておくのがおすすめです。皮を剥いて1cm幅に切り、重ならないように耐熱皿に並べてラップをかけ、600Wのレンジで1分半加熱してから焼いてください。
<さっと焼ける野菜>ピーマン・モヤシ・キノコ
肉と野菜を交互に食べ進められるよう、火の通りが早い野菜も準備しておきたいもの。ピーマンは洗ってタネとヘタを取り除き、水気を拭き取っておくと、サッと焼くだけで食べられます。モヤシはシャキシャキした食感が残る程度に焼きましょう。
モヤシが余った時の保存方法などは、こちらでチェックしてください。
キノコは焼くと風味や食感が良くなります。焼き肉のタレとも相性が良いので、エノキダケ、エリンギ、シメジなど好みの種類を具材に加えてみてください。
<生で食べられる野菜>キャベツ・千切り野菜など
キャベツは大きめにちぎるかザク切りにして、生のままタレを付けたり、焼いたり、好きな食べ方を楽しめます。焼いた肉と千切りにした大根やニンジンなどの野菜をレタスやサンチュで巻き、タレを付けて食べる「手巻き焼肉」にすれば、子どもも手づかみで食べやすくなります。
<海鮮>エビ
エビは殻がついた状態で焼くと蒸し焼き状態になり、ふっくらと仕上がります。殻を外して焼くなら、身が縮んで丸まらないよう、串に刺すのがおすすめです。
<海鮮>イカ
イカは輪切りや開きなど、切り方で食感が変わります。火を入れすぎると固くなるので、焼きすぎには注意しましょう。新鮮なイカは、サッと炙る程度で食べられます。
<変わり種>コンニャク
コンニャクのぷりぷりとした歯応えと焼肉のタレとの組み合わせが人気です。下茹でをしてアクを抜いたコンニャクを1cm程度の厚さに切って、タレをかけて食べてみてください。
<〆ごはん>おにぎり・ピビンバ
肉や野菜と一緒におにぎりを焼いたり、〆にピビンバを楽しんだりするのもおすすめです。ピビンバはホットプレートでご飯を炒め、残った肉や野菜を加えて焼き肉のタレで味付けをして作ります。もしキムチやナムルがあれば、ピビンバに加えましょう。
おうち焼肉の匂い対策
おうち焼肉では、部屋の中に匂いが充満してしまうのが難点。焼肉を室内ですると、肉を焼いた時の煙が壁や床などに付いて、匂いが残る可能性があります。おうち焼肉では、匂い対策も忘れずに行いましょう。
換気扇と扇風機で換気する
焼き肉の匂いを充満させないために、換気扇を回し扇風機を使って空気の流れを作りましょう。換気を行うタイミングは、焼肉を焼き始めるタイミングからがベストです。焼肉が終わった後も継続して換気しておくと匂い残りが少なくなります。換気扇の位置から離れた場所で焼肉をする時は、2ヵ所窓を開けて空気の通り道を作ってください。窓が1ヵ所しかない場合は、扇風機やサーキュレーターを使い、空気の流れを作るのがおすすめです。
消臭スプレーを使う
匂い対策には消臭スプレーも活躍します。市販の消臭スプレーを購入するなら、消臭力が強いものを選んで、焼き肉の前後にスプレーをしておくと効果的です。置き型タイプの消臭剤を使う時は、換気も一緒にすると消臭効果が上がります。消臭スプレーがない場合は、水と重曹で手作りすることも可能です。
<消臭スプレーの作り方>
・水200ccに重曹小さじ2を入れ、よく混ぜ合わせる
・重曹が溶けたら、スプレーボトルに入れて使う
・水200ccに重曹小さじ2を入れ、よく混ぜ合わせる
・重曹が溶けたら、スプレーボトルに入れて使う
<手作り消臭スプレーを使うポイント>
・作ってから1ヵ月以内に使い切るようにする
・壁やテーブルを拭く際にも使うと、より匂い残りが少なくなる
・作ってから1ヵ月以内に使い切るようにする
・壁やテーブルを拭く際にも使うと、より匂い残りが少なくなる
おうち焼肉をより美味しく楽しもう
おうち焼肉は、購入した肉をタレに漬け込んでおき、ジューシーに焼き上げるのがポイント。また、匂い対策も事前にしておくと良いでしょう。今回紹介した方法を参考に、好みの具材を用意して、おうち焼肉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
おうち焼肉の材料を準備するなら、Shufoo!(シュフー)でスーパーのお買い得情報を事前にチェックしてみましょう。
焼肉のタレのレシピはシュフーチラシアプリで検索するのがおすすめです。
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