めんつゆがない!家にある調味料で代用できる?簡単レシピを紹介
そうめんを食べるときに、ないと焦ってしまうめんつゆ。実は、お吸い物の素やポン酢醤油などの調味料で代用することができます。また、めんつゆの代わりに使える代用調味料や一風変わったレシピも紹介します。醤油とだしがあれば、簡単に自家製めんつゆも作れるので、ぜひ試してみてください!
すぐに作れるめんつゆの代用アイデア
だし醤油やポン酢醤油などを水で薄めて、めんつゆの代用品を作りましょう。完全に同じ味ではないものの、一味違ったおいしさがあり、料理のバリエーションも広がります。めんつゆがあってもなくても、ぜひ試してほしいアイデアを紹介します。
①だし醤油+水
めんつゆの代用品にするなら、だし醤油と水を1:3の割合で作るのがおすすめ。めんつゆよりあっさりした味に仕上がります。だし醤油は比率が違うだけで、材料はめんつゆと同じ「醤油・みりん・砂糖・だし」です。違いは、だし醤油は醤油が強く、めんつゆは甘みが強いところです。そのため、水を加えるだけでめんつゆの代用品になります。甘めの味が好みなら、みりんや砂糖を足して調整してください。
②白だし+薄口醤油+みりん
<材料:2人分>1人=150cc
・白だし 大さじ4
・醤油 小さじ2
・みりん 大さじ2
・水 200cc
・白だし 大さじ4
・醤油 小さじ2
・みりん 大さじ2
・水 200cc
材料を鍋に入れて1分煮立たせ、冷ませば完成です。白だしには白醤油や薄口醤油、だし、砂糖、みりんが含まれ、めんつゆよりも甘みが少なくあっさりした味になります。白だしに使われる白醤油は塩味が強いため、もし濃いと感じたら水を足して調整してください。トッピングにおろし生姜、梅干し、柚子こしょうを加えるとさっぱり感がアップします。
③ポン酢醤油+水
ポン酢醤油:水=1:1の割合でもめんつゆの代わりになります。ぶっかけそうめんなら希釈せずにそのままかけましょう。
カボスや柚子などの爽やかな酸味が、めんつゆよりもさっぱりしていて、夏バテや食欲不振のときでも食べやすいのが特徴です。もみじおろしや梅干しを添えるのもおすすめです。ポン酢しか家にない場合は、醤油を足して味の調整をしましょう。
夏バテ対策に効果的な食べ物を紹介した記事も参考にしてください。
④お吸い物の素+水
お吸い物の素を100ccの水で溶かすだけで、めんつゆ代わりになります。めんつゆよりも醤油の量が控えめで、だしの旨みがより強く感じられます。代用品というのがもったいないおいしさなので、一度試してみてはいかがでしょう。
水の分量を少なくして、濃いめに作るのがポイントです。お吸い物を作るときの半分程度の水分量を目安に作ります。大葉やミョウガ、ラー油との相性も抜群なので、ぜひアレンジも楽しんでください。
1ヵ月保存OK!自家製めんつゆの作り方・保存方法
時間があるときに自家製めんつゆを作っておくのもおすすめです。昆布と鰹節を使った本格レシピと、手軽な顆粒だしを使ったレシピの2つを紹介します。水を使わずに作る濃縮タイプなので、冷蔵庫で約1ヵ月保存可能です。好みの方法で我が家だけのめんつゆを作ってみませんか。
【昆布・鰹を使った本格派】自家製めんつゆの材料・作り方
4倍濃縮タイプのめんつゆ(めんつゆ1に対して水3で割る)が出来上がります。昆布と鰹で取っただしは、風味や旨みが抜群です。だし昆布を使わず、鰹節40gだけで作ってもおいしいので、好みにあわせて作ってみてください。
<材料:320cc分>
【A】
・酒 120cc
・みりん 120cc
【B】
・醤油 200cc
・砂糖 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・だし昆布 5g(10cm×5cm)
・鰹節 15g
【A】
・酒 120cc
・みりん 120cc
【B】
・醤油 200cc
・砂糖 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・だし昆布 5g(10cm×5cm)
・鰹節 15g
<事前準備>
1. ボウル、ザルの順に重ね、その上にキッチンペーパーをセットする
2. 保存容器を煮沸消毒する
1. ボウル、ザルの順に重ね、その上にキッチンペーパーをセットする
2. 保存容器を煮沸消毒する
<作り方>
1. 【A】を鍋に入れて、弱火で3分煮立たせてアルコール分を飛ばす
2. 【B】を加えて、沸騰していない状態で5分煮る
3. 準備したボウルに流し入れて漉す
4. 粗熱が取れたら保存容器に入れる
1. 【A】を鍋に入れて、弱火で3分煮立たせてアルコール分を飛ばす
2. 【B】を加えて、沸騰していない状態で5分煮る
3. 準備したボウルに流し入れて漉す
4. 粗熱が取れたら保存容器に入れる
キッチンペーパーがなければ、ザルだけで濾しても大丈夫です。工程2で沸騰させると醤油の香りが飛んでしまうので、火加減に注意しましょう。砂糖はきび糖や三温糖を使うとコクがアップします。だしの風味がもっとほしい場合は、昆布と削り節を倍に増やします。干しシイタケを戻さずに昆布と一緒に入れると旨みに深みが出るので、試してみてください。
【顆粒だしを使って手軽に】自家製めんつゆの材料・作り方
3倍濃縮タイプのめんつゆ(めんつゆ1に対して水2で割る)ができます。顆粒だしには塩分が含まれるので、塩は不要です。「食塩無添」「食塩不使用」の顆粒だしを使う場合は、塩を小さじ1/2加えください。
<材料:330cc分>
・顆粒だし 小さじ2と1/2
・醤油 200cc
・みりん 200cc
・顆粒だし 小さじ2と1/2
・醤油 200cc
・みりん 200cc
<事前準備>
保存容器を煮沸消毒する
保存容器を煮沸消毒する
<作り方>
1. みりんを鍋に入れて、弱火で3分煮立たせてしっかりアルコール分を飛ばす
2. 火を止めて顆粒だしを加えて溶かす
3. 火を止めたまま醤油を加えてかき混ぜる
4. 粗熱が取れたら保存容器に入れる
1. みりんを鍋に入れて、弱火で3分煮立たせてしっかりアルコール分を飛ばす
2. 火を止めて顆粒だしを加えて溶かす
3. 火を止めたまま醤油を加えてかき混ぜる
4. 粗熱が取れたら保存容器に入れる
甘みを足したいときは、砂糖を追加して調整しましょう。
【常温・冷蔵・冷凍】自家製めんつゆの保存方法
<共通するポイント>
・密閉容器に入れる
・煮沸消毒してしっかり乾かした容器に詰める
・密閉容器に入れる
・煮沸消毒してしっかり乾かした容器に詰める
<保存期間>
常温 | 不向き |
冷蔵 | 10日(水分無しの濃縮タイプは1ヵ月) |
冷凍 | 1ヵ月 |
空気に触れる場所や、直射日光が当たって暖かい場所に置くと酸化現象が起きて風味を損なうので、自家製めんつゆは常温保存に向きません。水分を含まない濃縮タイプは、細菌の繁殖も抑えられるので冷蔵で1ヵ月保管可能です。
水で希釈しためんつゆは、冷蔵庫なら10日間で使いきりましょう。冷凍すれば1ヵ月もつので、使いきれない場合は冷凍保存もおすすめ。製氷皿に入れて冷凍すれば、好きな分量だけ解凍して使えるので便利です。
いつものそうめんに飽きたら!変わり種めんつゆ
使う材料を少し変えるだけで、普段と違う味わいのめんつゆが簡単に作れます。気分転換に試してみてはいかがでしょうか。
①豆乳めんつゆ
豆乳を入れるとクリーミーな味わいのめんつゆになります。豆乳の代わりに牛乳で作ってもおいしく食べられます。
<材料:2人分>
・濃縮4倍のめんつゆ 大さじ4
・豆乳 180cc
・濃縮4倍のめんつゆ 大さじ4
・豆乳 180cc
<作り方>
1. めんつゆと豆乳を合わせて混ぜる
1. めんつゆと豆乳を合わせて混ぜる
トッピングにおすすめしたいのは、青ネギ、おろし生姜、白ゴマです。ラー油や食べるラー油を加えれば、担々麺風のアレンジも楽しめます。
めんつゆに入れる薬味については、以下の記事を参考にしてみてください。
②油そば風中華つゆ
ゴマ油とオイスターソースで作る、中華風めんつゆです。濃厚な味でガッツリ食べたい方におすすめです。
<材料:2人分>
・醤油 大さじ2
・ゴマ油 大さじ2
・オイスターソース 大さじ2
・すりおろしニンニク 小さじ1
・ラー油 適量
【トッピング】
・チャーシュー
・きざみ海苔
・白ゴマ
・小口ネギ
・卵黄
・醤油 大さじ2
・ゴマ油 大さじ2
・オイスターソース 大さじ2
・すりおろしニンニク 小さじ1
・ラー油 適量
【トッピング】
・チャーシュー
・きざみ海苔
・白ゴマ
・小口ネギ
・卵黄
<作り方>
1. 材料をすべて混ぜ合わせる
2. そうめんをのせる
3. 好きなトッピングで飾り付ける
1. 材料をすべて混ぜ合わせる
2. そうめんをのせる
3. 好きなトッピングで飾り付ける
つゆとそうめんを絡めてからトッピングを盛り付ける食べ方もおすすめです。つゆの濃さは、醤油とオイスターソースの量で調整しましょう。花椒パウダーやお酢をかけて味変したり、ラー油を加えてスパイシーに仕上げたりしても、おいしく食べられます。
③塩レモンつゆ
レモンの爽やかな風味で、暑い夏にもぴったりのめんつゆです。
<材料:2人分>
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・お湯 200cc
・レモン汁 小さじ1
・すりおろし生姜小さじ1
・塩こしょう 少々
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・お湯 200cc
・レモン汁 小さじ1
・すりおろし生姜小さじ1
・塩こしょう 少々
<作り方>
1. 材料をすべて混ぜ合わせる
2. 冷蔵庫で20分冷やす
1. 材料をすべて混ぜ合わせる
2. 冷蔵庫で20分冷やす
お湯を少なめにして氷を加えれば、冷やす時間を短縮できます。トッピングは、割いた鶏ムネ肉やオクラがおすすめです。
代用品でめんつゆのバリエーションを広げよう
めんつゆは、お吸い物の素や醤油などを使って代用が可能です。手作りのめんつゆや変わり種めんつゆレシピも、ぜひ試してみてください!
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そうめんは七夕の行事食としても知られています。他にも七夕におすすめの食べ物を紹介した記事はこちら。