【お弁当箱の選び方】素材・容量・機能性をチェック!おすすめを紹介
お弁当箱は種類がたくさんあるので、どれを選べば良いのか迷ってしまいがち。使う人に合ったサイズや、お手入れのしやすさなどをチェックして、ピッタリのお弁当箱を準備しましょう。年齢や性別ごとに、適したサイズの目安や重視すべきポイント、また素材ごとの特徴について紹介します。
【お弁当箱の選び方】まずはここをチェック!
サイズや使いやすさ、お手入れのしやすさなどをチェックして、ピッタリのお弁当箱を選びましょう。
1. 使う人に合ったサイズを選ぶ
お弁当箱の大きさは、使う人の食べる量に合ったサイズ(容量)をチェックしてから選びましょう。ちょうど良いサイズを選ばないと、量が多すぎて食べきれなかったり、中身が少なすぎて栄養が偏ったりしてしまいます。
お弁当箱の容量はmlで表されていますが、700ml、800mlなどと書かれていてもどのくらいの量かイメージしづらいかもしれません。次の一覧を目安にして選んでみてください。
<お弁当箱の容量を選ぶ目安>
お弁当箱を使う人 | お弁当箱の容量 |
保育園児や幼稚園児 | 280~450ml |
小学校低学年の子ども | 450~600ml |
小学校高学年の子ども | 600~850ml |
中高生 | 700~900ml ※活動量の多い子なら1,000mlにしても良い |
成人女性 | 500~600ml |
成人男性 | 800~900ml |
上記の一覧は、あくまで一般的な目安です。お弁当箱を使う人の食べる量や活動量に合わせて、適したサイズを選びましょう。
2. お弁当箱の素材から選ぶ
プラスチック製や曲げわっぱの木製、ステンレス製など、お弁当箱は素材もさまざま。種類によってお手入れのしやすさも変わり、電子レンジ加熱ができない素材もあります。以下を参考にしてください。
お弁当箱の素材 | 特徴 |
アルミ製 | 軽量。菌が繁殖しにくい。熱伝導率が良い。電子レンジは使えない |
ステンレス製 | ニオイや色が付きにくい。さびにくい油汚れを落としやすい。電子レンジは使えない |
プラスチック製 | 電子レンジで温められる。ニオイや色がお弁当箱に移りやすい |
曲げわっぱなどの木製 | 吸湿機能がある。電子レンジは使えない |
磁器製 | スープなどを入れられる。電子レンジで温められる |
アルミ製は熱伝導率が良いため、お弁当箱を保冷材で冷やしたい方におすすめです。ステンレス製は、油汚れを落としやすいため、洗い物が楽になります。プラスチック製のお弁当箱はカラーやバリエーションの豊富さが魅力ですが、アルミ製やステンレス製よりは抗菌効果が弱く、ニオイや色がお弁当箱に移ってしまうことがあります。
また、木製のお弁当箱は吸湿効果によってご飯の余計な水分を吸い、おかずの乾燥を防いでくれるので、お弁当をよりおいしく食べられます。ただし、おかずの内容次第ではお弁当箱にシミが付く場合があります。磁器製はお手入れが簡単ですが、他の素材よりも重めです。
3. お弁当箱の形状から選ぶ
お弁当箱の形状により、おかずやご飯の詰め方が変わります。お弁当箱の形状には、一段タイプ・二段タイプ・丼タイプ・ジャータイプなどがあります。
お弁当箱の形状 | 特徴 |
一段タイプ | 一段にご飯やおかずを詰める |
二段タイプ | おかずとご飯を別段に分けて詰める |
丼タイプ | 上段・下段に分かれた丼のような形 |
ジャータイプ | 魔法瓶構造の保温容器 |
一段タイプは高さがあるのでキャラ弁当や乗っけ弁当などを作りやすく、洗い物が少ないのもメリットです。二段タイプはおかずとご飯を分けてたっぷり詰められ、ボリュームが出せます。
丼タイプは上段におかず、下段にご飯を詰めるお弁当箱です。食べる直前におかずをご飯の上に乗せられるので、白ご飯に味が染み込まないのが魅力です。ジャータイプは保温が可能で、容器にご飯やおかず、スープなどが入った容器を入れられます。
4. お弁当箱の機能性から選ぶ
汁漏れがしないか、洗いやすいか、電子レンジ対応かなどの機能性からお弁当箱を選ぶのもおすすめです。
汁漏れしないお弁当箱が良いなら
蓋がスクリューのタイプや、パッキンやエア付きを選ぶと良いでしょう。密閉性が高く、汁漏れしにくいです。
温かいお弁当を食べたいなら
保温機能付きのジャータイプや、電子レンジ対応のお弁当箱をおすすめします。
お弁当が傷まないか気になるなら
夏場などでお弁当の傷みが気になるなら、保冷機能付きのお弁当箱や、蓋に保冷剤を入れられる形状などを選んでみてください。
蓋がスクリューのタイプや、パッキンやエア付きを選ぶと良いでしょう。密閉性が高く、汁漏れしにくいです。
温かいお弁当を食べたいなら
保温機能付きのジャータイプや、電子レンジ対応のお弁当箱をおすすめします。
お弁当が傷まないか気になるなら
夏場などでお弁当の傷みが気になるなら、保冷機能付きのお弁当箱や、蓋に保冷剤を入れられる形状などを選んでみてください。
洗いやすさを重視したいなら
油汚れが落ちやすいステンレス製や、洗いやすい形状のお弁当箱を選んでみてください。また、おかずの内容によってお弁当箱を使い分けるのも一つの方法です。プラスチック製は油汚れが落ちにくいため、揚げ物を入れる日は別のお弁当箱にするなど、使い分けても良いかもしれません。
油汚れが落ちやすいステンレス製や、洗いやすい形状のお弁当箱を選んでみてください。また、おかずの内容によってお弁当箱を使い分けるのも一つの方法です。プラスチック製は油汚れが落ちにくいため、揚げ物を入れる日は別のお弁当箱にするなど、使い分けても良いかもしれません。
衛生面が気になる場合は、パッキンなどの細かいパーツも外して洗えるお弁当箱を選ぶと良いでしょう。食洗機を使う方は、食洗器対応かどうかのチェックも必要です。
【選び方のコツ】小さな子どもにおすすめのお弁当箱
保育園や幼稚園に通う子ども用のお弁当箱は、食べきれる量のサイズ、そして開け閉めのしやすさなどをチェックして選びましょう。
子どもが全部食べきれる量のお弁当箱
保育園や幼稚園、小学校低学年の子どもには、お弁当を残さずに食べきったという達成感を得られるサイズのものを選びましょう。この場合は、子どもが本来食べられる量よりもやや少なめのサイズのお弁当箱を用意するのがおすすめです。
また、時間内に食べきれる量のお弁当箱を選ぶのもポイントです。保育園や幼稚園でお弁当を食べる時間は20~30分ほどのため、その時間内に食べきれる量のお弁当箱を選んでください。
Shufoo!(シュフー)ユーザーに聞いた、子どものお弁当作りで重要視しているポイントや対策もチェックしてみましょう。
幼稚園や学校などの室温で保存できるお弁当箱
幼稚園や学校、学童などは冷蔵庫がないところが多いため、気温が高い季節は保存方法に注意が必要です。保冷剤一体型のものの他、抗菌剤コーティングされているお弁当箱、雑菌が繁殖しにくいアルミ製、余分な水分を吸収して雑菌の繁殖を抑える曲げわっぱなど、抗菌力も大事なポイントです。
子どもが開閉しやすいお弁当箱
小さな子どもが使うお弁当箱は、開け閉めのしやすさも大切なポイントです。アルミ製やかぶせタイプのお弁当箱なら開け閉めがしやすいですが、汁漏れする恐れがあります。汁漏れが心配な場合は、中蓋があるものを選んでみてください。子ども自身が持ち運ぶ場合は、リュックの中で倒れても安心な中蓋付きや密閉タイプがおすすめです。
【選び方のコツ】学生やビジネスマンにおすすめのお弁当箱
ビジネスバッグにお弁当箱を入れて持ち運ぶ男性の場合は、サイズや形状、そして汁漏れしない機能性をチェックしてお弁当箱を選びましょう。
ビジネスバッグに入れやすいサイズ、形状のお弁当箱
仕事で持ち歩くのがビジネスバッグか、リュックかによって適したお弁当箱の形状が変わります。ビジネスバッグの場合は横長でスリムなお弁当箱を選べば、バッグの隙間に入れて持ち運びができ、見た目にもスマートです。または2段タイプで、食べ終わった後に入れ子にできるタイプのものにすれば、ランチ後はよりコンパクトに収納できます。
リュックの場合は、スリムタイプだと倒れる恐れがあるので平たいものがおすすめです。車で通勤する方なら、お弁当箱専用の持ち手付きバッグなどを、ビジネスバッグと別に用意するのも良いでしょう。
汁漏れしないお弁当箱
お弁当箱を仕事用の鞄に入れて持ち運ぶのであれば、汁漏れしないかどうかも大切です。中高生のお弁当箱も、汁漏れ対策は重要ポイントと言えるでしょう。パッキン付きやロック式など、しっかりと密閉できるタイプのものにすれば、汁漏れを防げます。
最近では4点ロックができるお弁当箱などもあります。なお、木製やアルミ製は蓋が付いていないことが多く、汁漏れしやすい傾向です。これらのお弁当箱を使う場合は、汁気の少ないおかずを入れるなどの工夫が必要です。
【選び方のコツ】女性におすすめのお弁当箱
女子中学生や女子高校生にはおしゃれでかわいいお弁当箱、社会人の女性にはシンプルなデザインのお弁当箱がおすすめです。
デザインにこだわったお弁当箱
毎日のように使うものだからこそ、ランチタイムが楽しくなるようなデザインのお弁当箱を選んでみましょう。お気に入りのデザインだと、お弁当作りのモチベーションも上がりやすいです。
お弁当を美味しそうに見せたいなら、暖色系のオレンジや赤のお弁当箱を選んでみてください。和食のお弁当を詰めるなら、曲げわっぱにして和の雰囲気を演出するのも楽しいでしょう。他にも、両手鍋をモチーフにしたデザインなど、ユニークなお弁当箱がたくさんあります。おしゃれでかわいいお弁当箱が、ランチタイムの話題の一つになるかもしれません。
使う人に合わせてお弁当箱を選ぼう
お弁当箱選びのコツは、食べきれる量のサイズ感や持ち運びやすさ、また、温かい状態で食べたいなら電子レンジ対応のものを選ぶなど、自分に合った機能性のものを選ぶのがポイントです。
お弁当箱のおかずの盛り付け方を知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。
お弁当箱を購入する際は、ホームセンターやスーパーのチラシをShufoo!(シュフー)でチェックしてみましょう!
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