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夏のお弁当で注意したいことを解説!傷みにくい食材やおかずも

夏のお弁当で注意したいことを解説!傷みにくい食材やおかずも

夏は気温も湿度も高く、食中毒が発生しやすい季節です。お弁当作りをする際は、清潔な環境を整え、温度・湿度対策を徹底しましょう。夏のお弁当で食中毒にならないために注意したいこと、傷みやすい・傷みにくい食材やおかずを紹介します。メインおかずの1週間献立例も提案しているので、参考にしてみてください。

夏のお弁当は食中毒に注意

お腹の診察をする医師
湿度や気温が高くなる日本の夏は、お弁当が傷みやすく食中毒に注意しなければいけません。食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌・腸炎ビブリオ菌・サルモネラ菌などは、温度20~37度、湿度70%の環境で活発に動きます。
夏は気温が高く平均湿度が60~70%なので、菌が増殖しやすい条件が揃っています。
そんな夏のお弁当作りでは、食中毒対策を徹底しましょう。

夏のお弁当で注意したいこと【調理時】

台所でしっかり手を洗う人
夏のお弁当での食中毒を防ぐためには、調理時・詰めるとき・持ち運び・食べるとき、それぞれで注意した方が良いことがあります。まずは、調理時で注意したいことを見ていきましょう。

手・調理器具などはよく洗って乾かす

調理の際は食材だけではなく、手や調理器具、お弁当箱もよく洗って乾かすことが大切です。食材や食材に触れるものに菌が付いていると食中毒の原因になるためです。お弁当箱に付いているゴムパッキンは、カビや汚れが付着しやすいので使う度に外して洗いましょう。
調理器具やお弁当箱は洗った後に熱湯消毒をしたり、口に入っても問題のない消毒スプレーをして、風通しの良いところで完全に乾燥させてください。水分をふき取る布を清潔にしておくのも忘れずに。

食材は必ず火を通す

食中毒の原因になる菌は高温で死滅するものが多いため、加熱調理すると食中毒を防ぎやすくなります。野菜や加工食品といった加熱なしで食べられる食材でも、夏場は念のため火を通した方が安心です。

夏のお弁当で注意したいこと【詰めるとき】

菜箸を使って丁寧にお弁当を詰める人
続いては、お弁当を詰める際に気を付けたいポイントです。詰めるときも、清潔なものを使いながら湿気対策を徹底しましょう。

素手ではなく清潔な菜箸で詰める

お弁当は素手ではなく、清潔な菜箸を使って詰めてください。人の体には雑菌がいて、調理時に手を洗ったとしても、雑菌が100%いなくなるわけではありません。洗って消毒した菜箸を使い、極力手が触れないよう詰めましょう。おにぎりを握るときはラップで包んだり、調理用の使い捨て手袋をしたりすると食中毒のリスクを減らせます。

食材・おかずの水分を取ってから詰める

食材や調理後のおかずは、できる限り水分を取った状態で詰めることも重要。水分を残したままだと、お弁当内の湿度が高くなって、菌が繁殖しやすくなるためです。水気が多いものは、キッチンペーパーで水分を吸収してください。後から水分が出てきそうなおかずを入れるときは、下にかつおぶしやすりごまなどの乾物を敷いておく方法があります。

蓋を閉めるのは中身が冷めてから

お弁当を詰めた後、中身が冷めてから蓋を閉めるのもポイントです。中身が熱いまま蓋を閉めてしまうと、お弁当箱の中に水蒸気がこもって湿度が上がり、菌が好む環境になってしまいます。蓋を閉めるタイミングは、湯気や熱気が上がってこないくらいが目安です。朝冷ます時間があまりない人は、専用の冷却グッズがあるのでぜひ検討してみてください。

夏のお弁当で注意したいこと【持ち運び・食べるとき】

白いタイルの上の保冷剤と保冷バッグ
持ち運びの際は、お弁当内の温度が極端に上がらないように注意しなければなりません。また、食べるときはできる限り再加熱することをおすすめします。ここでは、それぞれの理由と具体策を紹介します。

保冷剤・保冷バッグを使って持ち運ぶ

暑さでお弁当内の温度が上がらないように、持ち運ぶ際は保冷剤・保冷バッグを使ってください。ただし、保冷剤は溶けてくると水滴が付き、お弁当の湿度が上がってしまう恐れがあります。保冷剤をタオルに包むなどして、水滴がお弁当に直接触れないようにしましょう。

可能であれば食べるときに再加熱する

もしも電子レンジがある場所なら、殺菌目的で再加熱して食べると安心です。電子レンジによるマイクロ波加熱には殺菌効果があります。上記の対策をしても家庭で菌をゼロの状態にするのは難しいので、できるだけ電子レンジでの再加熱をおすすめします。
再加熱の前は、お弁当箱が電子レンジに対応しているかを必ず確認しましょう。

夏のお弁当で傷みやすい食材・おかず3選

次に挙げる食材・おかずは、夏のお弁当では避けた方が無難です。傷みやすいものをお弁当に入れないようにして、食中毒のリスクを減らしましょう。

1. 生の食材

生野菜をたっぷり使ったサラダ
水分を多く含んでいる場合が多い生の食材は、菌が住みつきやすくて危険です。例えば、生野菜や生の果物は水分が多く時間とともにしみ出てきやすいため、詰めるときに水分をふき取っても湿度上昇のリスクがあります。お弁当の彩りによく使うキュウリやレタスなども、夏場は極力控えましょう。
ミニトマトは比較的水分が外に出にくいものの、雑菌が付きやすいヘタは取り除き、カットせずに使うといった配慮は必要です。このように、生の食材はリスクが高いので、できる限り加熱調理したものを入れると安心です。

2. 半熟卵

黄身がとろとろの半熟卵
半熟卵も避けておきたいところです。卵には少量のサルモネラ菌があり、菌の繁殖しやすい温度で放置しすぎると増殖する可能性があります。お弁当に卵を入れたいときは、しっかり火を通した卵焼きやスクランブルエッグなどがおすすめです。

3. 水分が多い具材を入れた混ぜご飯

具材がたっぷりの炊き込みご飯
野菜やキノコなど、水分を多く含む食材が入った混ぜご飯は、湿度上昇しやすく菌を増殖させてしまうことがあります。ご飯に味を付けたいなら、ふりかけや海苔などの乾物を使ってみてください。  

夏のお弁当におすすめ!傷みにくい食材・おかず3選

夏には、以下のような傷みにくい食材・おかずがおすすめです。今回は、スタミナ系のおかず、さっぱり食べられる食材など、暑い夏でもおいしく食べられそうなものを3つチョイスしました。

1. 中までしっかり火を通した揚げ物

おいしそうなからあげ
食材を十分に加熱する揚げ物は、できる限りの殺菌処理がされている傷みにくいおかずです。しかも、揚げ物は夏の疲労やストレスを緩和する「エンドルフィン」という脳内ホルモンを分泌します。からあげや天ぷらなどの揚げ物は、夏バテ防止としてもぜひ取り入れてみてください。

2. 殺菌作用のある食材を使ったおかず

ご飯の上に梅干し
殺菌作用がある食材・おかずも、食中毒対策におすすめです。お弁当に入れやすい食材・おかずは以下の通りです。
<殺菌作用がある食材・おかず>
梅干し 食中毒菌の増殖を抑える他、胃酸の殺菌力が高まる
大葉(しそ)    殺菌効果、防腐効果がある。洗ってしっかり水気をふき取り、生のままお弁当に入れても良い
お酢 強い殺菌作用があり、食塩と一緒に使うとさらに効果が高くなる。お弁当には、南蛮漬けのようなお酢を使ったおかずや、米1合に小さじ1杯の酢を入れたご飯がおすすめ。お酢は加熱すると酸味が飛ぶので、米に入れても味にほとんど影響はない

3. 味付けが濃いおかず

器に盛られたきんぴらごぼう
傷みにくくするには、おかずの味付けをいつもより濃いめにするのも効果的です。塩分や糖分がおかずの中の水分を吸って、菌の繁殖を防ぎます。水分が少なく味がしっかりしたきんぴらや、塩漬け・砂糖漬けにしたおかずがお弁当に向いています。

【1週間献立例】夏のお弁当のメインおかず

彩り豊かなお弁当
最後に、夏のお弁当のメインおかず1週間献立例の紹介です。傷みにくいおかずを中心に、調理方法や具材が連続しないような流れを提案します。
月:爽やかな香りで1週間を始める「豚肉の大葉巻き弁当」
火:白身魚のフライときんぴらをのせた「のり弁当」
水:スパイシーな風味で食欲アップ「鯖のカレーソテー弁当」
木:週の半ばをスタミナで乗り切る「からあげ弁当」
金:生姜と梅干しでさっぱりとした「いわしの梅煮」
土:暑くてもペロリと食べやすい「鶏肉の甘酢炒め弁当」
日:来週への力を付けるための「豚の生姜焼き弁当」

夏のお弁当作りは食中毒に気を付けて!おいしく安全に食べよう

お昼にお弁当を食べる学生
夏のお弁当作りは食中毒対策が必須です。せっかく作ったお弁当で体調を崩してしまわないよう、調理・詰める・持ち運ぶ・食べる、それぞれの工程で食中毒予防していきましょう。
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お弁当の献立のコツや、上手に詰めるコツ、お弁当箱の選び方などを知りたい方は以下の記事もチェック!
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