「ついで掃除」少しの手間できれいをキープ!掃除テクニックを場所別に紹介
キッチンやお風呂場など、家の中にはこまめな掃除が必要な場所がたくさんあります。けれども、毎日すべてを掃除するのは大変。そこで、数分で完了する「ついで掃除」を家族みんなで実践すれば、きれいな状態がキープできます。ついで掃除がおすすめの理由や場所ごとのやり方、ついで掃除のコツを紹介します。
- ついで掃除をおすすめする理由
- キッチンのついで掃除テクニック
- 料理をしたついでにコンロ掃除
- 食器洗いのついでにシンク掃除
- お風呂場のついで掃除テクニック
- 身体や髪を洗うついでに床掃除
- お湯を抜くついでに浴槽掃除
- お風呂を出るついでに壁掃除
- トイレ・洗面台のついで掃除テクニック
- 【トイレ】使ったついでに目についた部分を拭き掃除
- 【洗面台】使ったついでに1ヵ所掃除
- リビング・玄関のついで掃除テクニック
- 【リビング】使ったついでにホコリ取りや床掃除
- 【玄関】出入りのついでに片づけや掃き掃除
- ついで掃除を習慣化するコツ
- 「その場所を使った人がついで掃除をする」を家族のルールにする
- 掃除道具を使いやすいところに常備する
- ついで掃除は5分以内に終える
- ついで掃除をして、きれいな状態をキープしよう
ついで掃除をおすすめする理由
何かをしたついでにサッと掃除をしてしまえば、家の中をきれいな状態に保ちやすくなります。キッチンやお風呂、トイレ、洗面所など、日常的によく使う場所は汚れやすいですが、使ったついでに短時間の掃除をすれば汚れが溜まらず、水垢や黒ずみ汚れ、カビなどの予防にもつながります。本格的な掃除の頻度や手間を減らせるのもメリットです。
ついで掃除は5分以内で終わらせるのがポイントです。短時間で済むので負担も少なく、「その場所を使ったら、ついで掃除もする」を家族全員で習慣化しやすいでしょう。ついで掃除を習慣化するコツは後ほど解説します。
キッチンのついで掃除テクニック
キッチンは使う頻度が高く、また使う度に汚れやすい場所です。料理や食器洗いをしたついでにサッとひと拭きしておけば、清潔な状態を保てて、次に使うときも気持ちが良いでしょう。キッチンのついで掃除テクニックを紹介します。
料理をしたついでにコンロ掃除
料理をした後は、コンロのついで掃除をしましょう。気を付けていても、料理中は調味料が飛び散ったり、油汚れが生じたりします。調味料や油などの汚れは、お湯で絞った雑巾を使うと落としやすいです。コンロだけではなく、周りの壁に飛び散った汚れも拭き取るのを忘れずに。
ついで掃除でカバーしきれないのが換気扇の汚れです。こちらの記事で適切な掃除の頻度や、ベトベトにこびり付いた油汚れを落とす簡単テクニックをチェックしましょう。
食器洗いのついでにシンク掃除
食器洗いをしたついでにシンクを掃除してみてください。シンク全体を水拭きして、乾いたふきんやキッチンペーパーで水気を拭き取れば、水垢が残りにくくなります。蛇口に付いた水滴も忘れずに拭き取ります。
お風呂場のついで掃除テクニック
お風呂場では身体や髪を洗っているときや、お湯を抜くとき、お風呂から出るときについで掃除ができます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
身体や髪を洗うついでに床掃除
洗い場の床や隅は、石鹸カスや皮脂汚れが溜まってカビが発生しやすい場所です。身体や髪を洗うついでに、ブラシなどでこすって汚れを落としましょう。トリートメントが髪の毛に浸透するまでの数分間を活用して、ついで掃除をするのがおすすめです。
お湯を抜くついでに浴槽掃除
浴槽からお湯を抜くついでに掃除をしましょう。浴槽が温かいうちに掃除をすれば、皮脂汚れなども落としやすいです。
お風呂を出るついでに壁掃除
浴室の壁もついで掃除を習慣化するのがおすすめです。入浴の際に石鹸の泡などが壁に飛んで乾くと「石鹸カス」になって落ちにくくなります。入浴の度にほんの1分、壁を掃除するだけでも効果があります。
また、浴槽の壁は、カビが発生しやすい場所です。カビは20~30度が最も繁殖しやすいため、壁のついで掃除を終えたら、シャワーで冷たい水をかけると効果的です。
シャワーバーや蛇口などは、金属の部分も含めてマイクロファイバークロスで水気を拭き取れば、水垢汚れもつきにくくなります。
トイレ・洗面台のついで掃除テクニック
1日の間に何度も使うトイレと洗面台。使う度に1ヵ所きれいにすれば、本格的な掃除が必要になるほどの汚れも溜まりません。トイレと洗面台のついで掃除のテクニックを紹介します。
【トイレ】使ったついでに目についた部分を拭き掃除
トイレから出る前に便座の裏や床など、目についた場所の汚れを落としましょう。厚手の使い捨てトイレ掃除シートを使えば、1回の掃除にかかる時間は30秒ほど。使う回数が多い場所だけに、ついで掃除の効果を実感しやすいでしょう。
掃除をする場所は毎回変え、1ヵ所ずつ行うのがポイントです。トイレの本格的な掃除方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【洗面台】使ったついでに1ヵ所掃除
歯磨きやフェイスパックをしているついでに、洗面台の鏡や蛇口まわりなどを掃除しましょう。洗面台は歯磨き粉やハンドソープ、洗顔料など、さまざまな汚れがつきやすい場所です。
使い終わった後にマイクロファイバーのクロスやスポンジを使って、サッと水気を拭き取れば完了です。洗面台の掃除について詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
リビング・玄関のついで掃除テクニック
リビングや玄関は人の行き来が多く、汚れが溜まりやすい反面、掃除がしやすい場所とも言えます。リビングと玄関のついで掃除テクニックを見ていきましょう。
【リビング】使ったついでにホコリ取りや床掃除
テレビのリモコンを使ったついでに、ウェットティッシュなどでリモコンに付いた汚れやホコリを取りましょう。そのついでにテレビ本体やテレビ台のホコリ取りをするのも効率的です。テレビの近くにハンディモップを収納しておくと、手軽にホコリ取りができます。
また、ウェットティッシュを使った後はそのまま捨てるのではなく、床など気になる部分を拭き掃除するのがおすすめです。リビングのフローリング掃除について詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
【玄関】出入りのついでに片づけや掃き掃除
宅配や郵便の対応をしたら、ついでにドアノブの掃除や玄関の掃き掃除を。また玄関に汚れを持ち込まないよう、帰宅時は靴に付いた砂や土を落としてから玄関に入りるのも、きれいを維持するポイントです。脱いだ靴は靴箱に片づけるように家族で習慣化しておくと、より楽に掃き掃除を行えるでしょう。
ついで掃除を習慣化するコツ
ついで掃除を習慣化するには、家族みんなの意識を高めること、簡単に掃除ができるような工夫が大切です。ついで掃除を習慣化するコツを紹介します。
「その場所を使った人がついで掃除をする」を家族のルールにする
家族と同居をしている方は、ついで掃除を家族みんなの習慣にすることを目指してみてください。家族がそれぞれ使う度にトイレや洗面所などをついで掃除すれば、きれいな状態を保つことができ、ついで掃除へのモチベーションも上がります。
掃除道具を使いやすいところに常備する
ついで掃除は、気軽に短時間で済ませられるのが鉄則です。掃除道具の出し入れにもたつくと、面倒に感じやすいため、手に取りやすい場所に道具を常備しておきましょう。
掃除道具を使いやすく収納したいときは「浮かせる収納」もおすすめです。出しっぱなしでも目立たない、おしゃれな掃除道具を選ぶとインテリアにもなじみやすいでしょう。
ついで掃除は5分以内に終える
ついで掃除は長くても5分以内に終えるようにしましょう。また、1回に掃除する部分は1ヵ所だけに止めるのがポイントです。一度に数ヵ所行うと、掃除に時間がかかります。そうなると、通常の掃除と変わらなくなってしまいます。ついでに行うのが億劫にならないよう、1ヵ所に絞って5分以内で掃除を終えましょう。
ついで掃除をして、きれいな状態をキープしよう
ついで掃除は、家の中のさまざまな場所に取り入れられます。忙しい平日でも、「何かをしたついでにほんの数分だけ」なら、掃除のハードルも下がるでしょう。こまめな掃除の積み重ねで、本格的な掃除をする頻度も減ります。家族と同居をしている方は、子どもを含めてついで掃除を習慣化し、誰が使った後でもきれいな状態を保てるようにしてみませんか。
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ついで掃除を心掛けていても、どうしてもコンロの五徳などには汚れが付きがちです。そこでおすすめしたいのが、おそうじの達人「ほったらかし掃除術」です。手間をかけずにきれいにできる技をチェックしましょう。