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【知的家事プロデューサーに聞いた】家事をもっとラクにする効率化<7つの法則>

【知的家事プロデューサーに聞いた】家事をもっとラクにする効率化<7つの法則>

日々の生活をしていく上でどうしても避けて通れない「家事」。手を抜きたいわけではないけれど、「もう少し負担が減ったら助かる!」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。ライフスタイルの多様化によってさらにニーズが高まっている「家事の時短化・効率化」について、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに伺いました。

知的家事プロデューサー| 本間朝子さん

知的家事プロデューサー| 本間朝子さん

自分自身が仕事と家事の両立に苦しんだ経験から、家事の効率化役立つメソッド「知的家事」考案し、メディアや講演等を通じて提案している。雑誌、ラジオ・TV出演、講演多数。著書に『写真で分かる!家事の手間を9割減らせる部屋づくり』(青春出版社)、『ムダ家事が消える生活』(サンクチュアリ出版)、『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)などがある。

家事の効率化とは?

家事は、掃除や洗濯、買い物に炊事などに加えて、「名前のない家事」と呼ばれるものを含めると、実にさまざまなものがあり、さらに明確なゴールもありません。そのため、手を抜かずにまじめにやっている人ほど疲れてしまうのはないでしょうか。

一度家事の内容を見直し、効率化することで、日々の負担を少しでも減らしましょう。
下の図は、家事を効率化する方法を「効果」と「費用」の2軸で整理した『時短家事7つの法則』です。

縦軸は上に行くほど効果が高く、横軸は右に行くほど費用が掛かります。つまり、左下の小ワザは費用はそれほどかかりませんが効果は小さめ、右上の家電や家事代行は費用がかかりますが、時短効果は高くなります。右下の「環境整備」は内容によって費用も効果もさまざまなので、図の全体にかかっています。

次から一つずつ詳しく解説します。
最強時短家事7つの法則のイラスト

家事を効率化する<7つの法則>

【①小ワザ】

効果は小さいかもしれませんが、ちょっとした工夫で時短が叶う小ワザを取り入れてみるのもおすすめです。
カレーに粉寒天を入れる
粉寒天を入れたカレー
カレーを調理した後の鍋は、ギトギトとした油汚れで洗うのも一苦労です。そんな悩みを解決してくれるのが「粉寒天」。カレーを作ったら煮込んでいる最中に粉寒天を加えます。量は粉寒天の外装の表示に従ってください。冷えるとカレーが寒天状になるので、鍋からするっと剥がれ、そのままラップに包んで保存できるので保存容器も必要ありません。味や食感にも影響は出ないので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
カトラリーセットを作る
スプーンとフォークが入ったカラトリーケース
ファミリーレストランのようにお箸やスプーン、フォークなどをカトラリーケースにまとめて収納します。食事の時はカトラリーケースごと食卓に出せばその都度カトラリーを用意する手間も省けますし、途中で「あれが足りない!」となっても取りに行く手間がかかりません。

【②便利グッズ】

費用がそれほど掛からず取り入れやすいのは、スーパーやホームセンターなどで手に入る便利グッズです。電子レンジで調理ができる容器や洗濯機で上履きが洗える洗濯ネット、擦らなくても汚れが落ちる洗剤など、痒いところに手が届くようなグッズがたくさんあります。スーパーやホームセンターのチラシには、便利な掃除道具や調理アイテムがたくさん載っていますので、ぜひ定期的にチェックしてみてください。
洗剤を浴槽にかける手元

「擦らない洗剤」を使う

【③環境整備】

家事をするためには、さまざまな道具が必要になります。道具をいちいち取りに行ったり、探したりするのはとても非効率ですし、道具を揃えるだけで面倒になってしまいます。

環境整備とは家事の動線や物の置き場所を家事のしやすさに応じて整えておくことで、全ての効率化の下支えになるものです。環境整備は最初に少し手間がかかりますが、一度やるとその後はずっとラクな状態が続くのでおすすめです。
具体的には以下のようなことです。
キッチンはIライン収納で時短
キッチン棚の中
キッチンであれば「Iライン収納」がおすすめです。
炊飯を例にとってみます。ご飯を炊くところからお茶碗によそい、余ったご飯を保存容器に入れる…この一連の動きで必要なものを、炊飯器を軸とした縦のラインに全て収納します。こうすることで、しゃもじや保存容器を探す時間や取りに行く動きが不要になるので、時短に繋がります。
家具は「フロアワイパーのヘッド」に合わせて設置
家具と壁のスペースに置いたフロアワイパー
掃除をする時に家具と壁の間にフロアワイパーのヘッドが入らないと、家具を動かしたりハンディモップを使ったりする必要があります。スペースが許すのであれば、家具と壁の間をフロアワイパーのヘッドが入る幅にしておけば、一気に掃除ができるので効率的です。

【④家電】

床を掃除するロボット掃除機
最近では、家事を効率化するためのさまざまな家電が登場しています。
ロボット掃除機や洗濯乾燥機、食洗機もさらに進化し、洗剤を自動で計ってくれる洗濯機や乾拭きとぬれ拭きの両方を一台でできるロボット掃除機なども出ています。多種多様で性能もどんどん良くなっているので、自分が得意でない家事こそ取り入れてみても良いかもしれません。

【⑤家事代行】

費用は掛かりますが、効果が高いのは家事代行を依頼することです。掃除や作り置きの調理を依頼するのが一般的ですが、依頼できる家事の内容や費用は多岐に渡ります。そのため、ライフスタイルに合った家事代行を選ぶことが可能です。

【⑥家事シェア】

家事シェアは、文字通り家族で家事をシェアすること。すでに家族の中で家事のシェアをしている場合でも、「自分ばかりやっている」と感じることがあるなら改めて見直しをしてみましょう。ポイントはできるだけ家事を細分化して書き出すことです。
家事を書きだしたリスト
このようにできるだけ細かくリストアップすることで、誰が、どれだけ家事を負担しているかが「見える化」できます。お互いに見えていないだけで、パートナーが思っていた以上に家事をしていたというケースもよくあります。「見える化」ができたら、気づいたこと、意外だったこと、感謝していること、ストレスになっていることも書き出してみましょう。お互いが納得して家事をできるように、段階的にシェアの割合を見直していくのがおすすめです。
家事シェアでのもう一つのポイントが「声掛け」です。家族が担当している家事が自分のやり方と違う、もっと丁寧にしてほしいなどさまざまな不満が出てくることがあるかと思います。そんな時、頭ごなしに「やり方が違う」と否定するのはNGです。「こうしてくれたらもっと嬉しい」と、相手の立場になった声がけを心がけましょう。

【⑦家事を「やめる」】

効率化の中でも効果が高く、費用が掛からないのは家事を「やめる」ことです。できるだけ少ない労力でできるものに代替したり、そもそも家事が必要になる状態を発生させたりしない工夫をすることで、家事の負担を少なくすることを「やめる」と定義しています。

例えば
・洗濯物を畳むのをやめ、ハンガーにかけてクローゼットに収納する
衣類が収納されているクローゼット
・油物を調理する時は、100均などで売っているアルミガードを設置しコンロの油汚れを極力発生させない
アルミガードを設置したコンロ
このように、基本の環境整備をしたり、便利グッズを使ったりして家事を「やめる」ことよって、時短が叶います。

効率化はどこから取り入れたらいい?

食洗器に食器を入れる手元
ここまで、さまざまな効率化のアイデアを紹介してきましたが、まず何から取り入れたらよいか、迷うこともあるかと思います。
そんな時は、自分の好きな家事から効率化を取り入れてみるのがおすすめです。時間があれば環境整備から始め、もし忙しければ、まずは便利グッズや家電などに頼ってみてください。好きな家事が効率化することでより楽しさを感じられるようになったら、他の家事にも広げてみてください。

家事の効率化で日々の暮らしをもっと楽しく

家事をする親子
家事の効率化は決して「手を抜くこと」ではありません。現状を把握し、無駄を省いて効率的に家事ができるように整理をする。それが家事の効率化です。最初は少し大変かもしれませんが、効率化をすることで生活にゆとりが生まれ、日々の生活がもっと楽しくなります。ぜひ、できるところから始めてみてはいかがでしょうか。
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