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タオルに付いた嫌なニオイを取る6つの方法。原因と予防方法もチェック!

タオルに付いた嫌なニオイを取る6つの方法。原因と予防方法もチェック!

洗って乾かしたはずのタオルから漂う、生臭い嫌なニオイ。ニオイを取るのが難しくてタオルを処分してしまおうかと迷うこともあるでしょう。ニオイの原因である繊維に付着した雑菌やカビは洗濯しても落としきれませんが、自宅にある身近なものを活用することでニオイを解消できます。この記事ではニオイを取る方法や予防法を紹介します。

タオルに付いた嫌なニオイの原因

タオルのニオイを確認する女性
タオルに付いた嫌なニオイの原因は、増殖した雑菌が洗濯物に残った汚れや皮脂を栄養として排出する代謝物、そしてカビです。洗濯機は水や衣類に付いた汚れに触れる機会が多く、雑菌やカビが好む環境が揃っています。

嫌なニオイの原因➀雑菌

タオルの繊維に付着した雑菌は、嫌なニオイの原因となります。しかし雑菌そのものにニオイはありません。嫌なニオイを放つのは、衣類に付着した汚れや皮脂を栄養分にして雑菌が排出する、フンのようなもの(代謝物)です。
タオルの嫌なニオイに関係する代表的な雑菌は、モラクセラ菌とマイクロコッカス菌です。

<モラクセラ菌>

  • 人間の鼻や口、粘膜などあらゆる場所にいる
  • 部屋干し臭や雑巾のようなニオイの原因

<マイクロコッカス菌>

  • 人間の皮膚上にいる常在菌の一種
  • 汗臭いニオイの原因となる
長く使っているタオルは、洗濯では落としきれない、目に見えない細かな汚れが蓄積しています。そして、濡れている間に雑菌が繁殖し、増殖してしまうのです。

嫌なニオイの原因②カビ

赤カビや黒カビも、タオルの嫌なニオイの原因です。タオルを見た時に、ほんのりピンク色がかっていたら赤カビ、黒い斑点があったら黒カビが付着している可能性が考えられます。
ここで注意したいのは、黒カビが赤カビを栄養源にして繁殖すること。タオルが黒くなってしまわないよう、赤カビを見つけた時点でタオルをきれいにすることが大切です。

雑菌に効く!タオルに付いた嫌なニオイを取る方法

きれいに整頓されたタオル
嫌なニオイの元になるモラクセラ菌は、高温や乾燥した場所に弱い性質があります。それを利用して雑菌の増殖を抑えましょう。タオルに付いた嫌なニオイを取る3つの方法を紹介します。

ニオイが軽め:電子レンジで加熱する

こちらは電子レンジに入るサイズ、かつ綿100%のタオルに限りますが、とても手軽な方法です。ただし、電子レンジにタオルを詰め込みすぎると燃える恐れがあるため、1枚ずつ行ってください。
<手順>
1. タオルを水で濡らし、水が滴らない程度に軽く絞る
2. 濡れたタオルをラップで包む
3. 500Wの電子レンジで1分加熱する
4. 熱いので必ずトングで取り出し、洗濯機に入れる
5. 洗濯洗剤を入れ、標準コースで洗濯して干す

ニオイが軽め:アイロンをかける

電子レンジに入らないバスタオルには、アイロンがけが有効です。ニオイの元となる雑菌は、60℃以上の高温で死滅すると言われています。洗濯表示を確認し、バスタオルにアイロンをかけられるか確認してから行いましょう。
<手順>
1. バスタオルを標準コースで洗濯・脱水する
2. 高温に設定したアイロンで、1ヵ所につき3秒ほど押し当て、全体にアイロンをかける
3. バスタオルを干す

ニオイが強い:煮沸消毒する

タオルの嫌なニオイが強い時は、煮沸消毒もおすすめです。ただ、タオルの生地が熱に強い綿100%なら問題ありませんが、化学繊維が使われていると傷んでしまうため、洗濯表示をしっかり確認してください。
<手順>
1. 大きめの鍋に水を入れ、沸騰させる
2. 鍋からお湯がこぼれないよう、タオルを小分けに入れて10分間煮る
3. トングを使ってタオルを取り出し、洗濯洗剤を入れて標準コースで洗濯して干す

カビに効く!タオルに付いた嫌なニオイを取る方法

洗剤と並ぶタオル
カビの除去には酸素系漂白剤が有効です。黒カビ、赤カビどちらにも効果があります。漂白剤を使用する際は、手荒れを防ぐために必ずゴム手袋をはめてください。

カビが少ない:酸素系漂白剤で浸け置きする

「キッチンハイター」や「オキシクリーン」などの酸素系漂白剤は、黒カビを落とすのに有効です。液体と粉末タイプのうち、より高い効果が期待できるのは粉末タイプです。ただし、漂白剤を使うと色落ちの可能性があるため、白いタオルのニオイを取りたい時に試してください。
<手順>
1. バケツなどに40~50℃程度のお湯を入れ、酸素系漂白剤を浸け置きの規定量入れる
2. 溶液にタオル全体を浸し、カビがしっかりと浸かるようにする
3. 30分程度放置し、カビが落ちていないようであれば、さらに30分程度浸け置きする
4. 黒カビが落ちたのを確認し、数回水ですすいで軽く絞る
5. タオルを洗濯機に入れ、洗濯洗剤を入れて標準コースで洗う

カビが多い:酸素系漂白剤で煮洗いする

酸素系漂白剤を使った浸け置きで落とせないカビは、鍋で煮洗いすると落としやすくなります。こちらも色落ちの可能性があるので、色柄物のタオルに試す際は注意が必要です。なお化学変化により変色などの恐れがあるため、アルミ製の鍋は使わないでください。
<手順>
1. 大きめの鍋に水を入れ、酸素系漂白剤と洗剤を入れて溶液を作る
2. 鍋を火にかけて沸騰したらタオルを入れ、5分間煮る
3. 火を止め、時々箸でかき混ぜながら冷ます
4. トングでタオルを取り出し、水が透明になるまですすぐ
5. タオルを洗濯機に入れ、洗濯洗剤を入れて標準コースで洗う

タオルのニオイを取る時の注意点

タオルを洗濯機に入れる人
タオルのニオイ取りは、間違った方法で行うと生地を傷めてしまう場合があります。ここでは、タオルのニオイを取る時の注意点を紹介します。

洗濯表示を確認する

タオルに限りませんが、衣類の洗濯をする時は洗濯表示の確認が重要です。確認せずに誤った方法で洗濯すると、タオルや衣類を傷める恐れがあります。本記事で紹介した方法も、洗濯表示を確認した後に実践しましょう。
また、詳しい洗濯表示を確認したい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。

洗濯槽が汚れていないか確認する

洗濯槽が汚れていると、ニオイの原因であるカビや雑菌がタオルに移り、繁殖する恐れがあります。今回紹介した方法を試しても、すすぎや脱水をする洗濯槽が汚れていると、ニオイを取るのが難しいかもしれません。
タオルのニオイを防ぐためにも、洗濯槽はこまめに掃除しましょう。洗濯槽の掃除方法は下記の記事で詳しく紹介しています。

タオルの嫌なニオイを防ぐ方法

タオルを干す女性
ここまでタオルのニオイを取る方法を紹介してきました。次からは、ニオイの予防策について見ていきましょう。洗濯の方法や干し方によっては、雑菌が増えやすくなってしまうことも。ここで紹介する方法を実践すれば、ニオイを防げます。

洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎない

洗剤がタオルに行き渡らず、汚れ落ちも悪くなるため、洗濯機にぎゅうぎゅうに詰め込んで洗濯するのは避けましょう。水が通る隙間が十分取れず、せっかく洗剤で落ちた汚れが洗い流せません。タオルに汚れが残ると雑菌が汚れを栄養として繁殖し、嫌なニオイにつながります。
洗濯する際は洗濯物の量を少なくして、たっぷりの水で洗います。目安は、洗濯槽の容量に対して洗濯物の割合が6~7割程度、または洗濯物を入れた時に洗濯槽の部分が5cmほど見えているのがベストの量です。

洗濯後は風通しを良くして干す

タオル同士が近い状態で干すと風通しが悪くなります。湿っている時間が長くなるとカビや雑菌が繁殖し、ニオイにつながるため注意が必要です。
タオルを干す際は、タオル同士の隙間をしっかりあけましょう。空気の通り道ができることで洗濯物が乾きやすくなり、ニオイの原因であるカビや雑菌の繁殖を抑えられます。干し方でベストなのは、日中に外で行う陰干しです。洗濯物が乾きやすく日光が直接当たらないため、生地の傷みを防げます。
ただ、冬場や雨の日はなかなか洗濯物が乾かないことも。こちらの記事で洗濯物を早く乾かすコツをチェックしてください。

タオルのニオイを取る方法&予防方法を実践して快適に使おう

笑顔の女の子
タオルは使う頻度が高い分、嫌なニオイが気になりやすいものです。使っているタオルのニオイが気になり出したら、今回紹介した方法を試してみてください。
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