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衣替えの時期はいつ?春夏秋冬の目安、スムーズに行う手順&収納のコツを紹介

衣替えの時期はいつ?春夏秋冬の目安、スムーズに行う手順&収納のコツを紹介

衣替えはいつ行えば良いのか、毎年悩んでいる方も多いのではないでしょうか。季節ごとの衣替えは、最高気温を目安にするのがおすすめです。この記事では、春夏秋冬の衣替えの目安と衣替え前にやっておきたいこと、衣替えをスムーズに行う手順を解説します。あわせて、衣替えする際の収納のコツも紹介するので、参考にしてみてください。

衣替えのベストタイミングはいつ?【春夏秋冬】

クローゼットの衣替えをする女性
衣替えは、春夏/秋冬で年に2回行う方も多いようですが、春夏秋冬で4回行う方法もあります。気温は地域によって差があるため、最高気温を目安にすると良いでしょう。まずは季節ごとの衣替えのタイミングを紹介します。

春服への衣替え

最高気温15℃を超える日が増えたら春の衣替えのタイミングです。この時期は、コートやダウンジャケットを着ると暑く感じることもあります。長袖のシャツや薄手のアウターで過ごせるように衣替えをしましょう。
<気温の目安>
・最高気温:15~20℃
<地域別の衣替えの目安>
・札幌:4月下旬
・東京:3月中旬
・福岡:2月下旬

夏服への衣替え

夏は最高気温が22℃を超えた時が衣替えのタイミング。半袖やノースリーブを出すと同時に、冷房の冷えや日差し対策に、UVカット素材の薄手のカーディガンなどはしまわずに残しておくと良いでしょう。
<気温の目安>
・最高気温:22℃以上
<地域別の衣替えの目安>
・札幌:6月下旬
・東京:4月下旬
・福岡:4月上旬

秋服への衣替え

秋は最高気温が20℃以下の日が増えてきたら衣替えをしましょう。長袖カットソーの他に、肌寒くなった日に備えてセーターやジャケットを数着出しておくと安心です。
<気温の目安>
・最高気温:15~20℃
<地域別の衣替えの目安>
・札幌:9月下旬
・東京:11月上旬
・福岡:11月中旬

冬服への衣替え

冬は最高気温が15℃を下回ると、アウターやウールのセーターなどが必要です。10℃以下に下がる日に備えて、ダウンコートやロングコートも出しておきましょう。
<気温の目安>
・最高気温15℃以下
<地域別の衣替えの目安>
・札幌:10月下旬
・東京:11月下旬
・福岡:12月上旬

衣替え前にやっておきたいこと3つ

ダンボールに服を入れている人
衣替えは、不要な服の処分やクローゼット・押し入れの掃除、「しまい洗い」をしてから始めることが大切です。続いて、衣替え前にやっておきたいことを確認しておきましょう。

1. 不要な服を処分する

衣替えは、着る服・着ない服を見きわめて服の量を減らす良い機会です。服の量が少ないと、衣替えも楽になります。
<不要な服を分ける時のポイント>
 ①洗っても落ちない汚れ、直せないほつれがある
 ②デザインが古い
 ③サイズが合わない
ダメージが少なくまだ着られる服は、フリーマーケットやリサイクルショップを利用する方法もあります。
フリマアプリとリサイクルショップの利用については、こちらの記事で紹介しています。

2. しまう前に洗う

一度でも着た服には皮脂や汚れが付いているため、「しまい洗い」をするのが基本です。汚れをそのままにしておくと、シミやニオイの原因になる可能性があります。
また服を洗わずに収納すると虫食い穴ができていることも。虫食いの原因となる主な虫は、イガやカツオブシムシなどで、外出中や洗濯物を干した際に付着します。虫食いを防ぐためにも、しまい洗いをすることが大切です。
服を洗う際には洗濯表示を確認しましょう。こちらの記事では、洗濯表示について詳しく解説しています。

3. クローゼットや押し入れの中を掃除する

衣類を収納する前に、クローゼットや押し入れの中を掃除します。クローゼットや押入れが汚れていると、カビや虫が発生する原因に。掃除機をかけた後に雑巾で乾拭きをし、防虫剤や除湿剤を入れておきましょう。しまい洗いをしている間に、クローゼットや押し入れ掃除を済ませておくと効率的に衣替えができます。

衣替えをスムーズに行う手順4STEP

Tシャツをたたむ女性
衣替えは晴れた日にするのがおすすめです。衣類のグループ分けや収納場所を決めておくとスムーズに進められます。次に、衣替えをスムーズに行う手順を紹介します。

手順①晴れた日の午前中に始める

衣替えは、天気が良い日の早い時間から取りかかるのがおすすめです。雨の日や湿度が高い日に行うと、湿気をクローゼットや押し入れに取り込んでしまい、カビが発生する原因になります。クローゼットや押し入れの風通しをよくしてから始めると良いでしょう。

手順②季節ごとに服をグループ分けする

服を入れ替える前に、季節ごとにグループ分けしておくとスムーズに進められます。他の季節の服が混在していると、着たい時にすぐに取り出せないことも。次回の衣替えもグループを入れ替えれば良いので楽になります。

手順③移行期に着るものを残す

季節の移行期は、気温が安定するまで2〜3週間かかるため、前シーズンに着る服を数枚残しておきましょう。例えば春から夏の移行期には、薄手のアウターを残しておくなど。通年で着るアイテムがある場合は、それも別にしてスペースを確保しておくと良いでしょう。

手順④場所を決めてから収納する

季節ごとにグループ分けした服、移行期に着る服の場所を決めてから収納します。現在の季節ではないグループはクローゼットや押し入れの奥に、今の季節のグループや通年で着る服は、手前に収納すると取り出しやすいです。

衣替えする際の収納のコツ

衣類が入った収納ケース
衣替えする際は、収納ケースを活用してアイテム別に収納すると、次回の衣替えも楽にできます。最後に、衣替えをする際の収納のコツを紹介します。

場所や目的に合った収納ケースを使う

限られたスペースを有効に使うには、収納する場所や目的に合った収納ケースを活用することがポイントです。収納ケースの形や大きさも考慮して選びましょう。
<場所・目的別の収納ケースの種類>
・着る頻度が多い服:引き出しケース
・重い服・押し入れ収納:キャスター付きケース
・高い場所への収納:布製ケース
・積み重ね収納:プラスチックケース

アイテム別に収納する

たたんだカットソーを立てて入れる女性
アイテム別に収納することで、何がどこにあるかがわからなくなるのを防げます。
<アイテム別の収納方法>
■シャツ・ブラウス
収納する前にアイロンをかけてシワを伸ばし、ボタンをすべて締めます。背中側を上にして広げ、左側のわき部分を背中の中心線に合わせて折り、袖を折り返します。右側も同様にし、袖を折り込んで形を整えます。

■カットソー
服の中心にシワが付かないようにたたみ、引き出しや収納ケースに立てると整理しやすいです。

■セーター
厚手のセーターの上に薄手のものを重ねます。圧縮袋に入れたり、丸めたりして収納しても良いでしょう。

■コート
ハンガー収納が一般的ですが、スペースがない場合は折りたたんで圧縮袋に入れる方法もあります。ただし、ダウンコートの場合は、圧縮袋の使用が適さない素材のものがあるため、素材の表示や圧縮袋の注意書きを確認しましょう。また、クリーニングに出したものは袋から出して、不識布でできた専用カバーをかけるか、二つ折りか三つ折りにたたんで衣装ケースに収納するのがおすすめです。

収納ケースにラベルを貼る

ラベルにアイテム名を書き、収納ケースに貼っておきましょう。収納ケースにきれいに整理しても、どこに入れたか忘れてしまい、探すのに手間取ることもあります。ラベルにアイテム名を書いておけば、服も取り出しやすく、整理された状態を保てます。

適切な時期を選んでスムーズに衣替えをしよう

衣替えをする親子
衣替えの時期は、季節ごとの最高気温を目安にするのがおすすめです。不要な服は処分し、しまう服は洗濯して、クローゼットや押し入れの中を掃除・換気してから衣替えを始めましょう。手順を踏み収納アイテムを活用すれば、スムーズに衣替えができます。今回紹介した収納のコツも参考にしながら、衣替えをしてみてください。
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