便利なコインランドリーの使い方!スニーカーや羽毛布団が洗える機器も
洗濯物が乾きにくい日や、布団やラグなどの大物を洗濯して乾燥まで済ませたい時に強力な助っ人となるコインランドリー。利用するメリットや基本的な使い方、所要時間や料金などを解説します。コインランドリーで洗える物・洗えない物、利用時の持ち物、注意点なども紹介します。家事の手間を削減したい方もぜひ参考にしてみてください。
- コインランドリーの基礎知識
- コインランドリーを利用するメリット
- コインランドリーで洗える物、洗えない物
- コインランドリーで乾燥できない物にも注意
- コインランドリーの使い方|利用時間や料金の目安
- コインランドリー利用時の所要時間の目安
- コインランドリーの料金相場
- コインランドリーの使い方│持ち物や準備すること
- コインランドリーに行く時の持ち物
- デリケートな素材や下着などは洗濯ネットに入れて持っていく
- 機器別コインランドリーの使い方(洗濯機・乾燥機・スニーカーランドリー)
- 洗濯機/乾燥機の使い方
- 洗濯乾燥機の使い方
- スニーカーランドリーの使い方
- コインランドリーの使い方|注意したい3つのポイント
- 1. 使用前後にドラムの中をチェックしよう
- 2. 洗濯物の入れすぎに注意しよう
- 3. 洗濯物は早めに取り出そう
- ドアロック機能つきなら、待ち時間中の外出も安心
- コインランドリーの使い方は意外と簡単!生活に取り入れよう
コインランドリーの基礎知識
コインランドリーでは「洗濯」と「乾燥」が行えます。「大物を洗濯して乾燥まで済ませたい」「一度に大量の洗濯物をしたいから洗濯だけ」「部屋干しでなかなか乾かないから乾燥だけ」などの利用も可能です。コインランドリーを利用するメリットや、洗えない物、乾燥できない物についてもチェックしておきましょう。
コインランドリーを利用するメリット
コインランドリーに設置されているのは業務用の洗濯機です。そのため大量の洗濯物も一度に洗えて早く乾きます。家庭用の洗濯機では洗いにくい布団や毛布、カーテン、ラグなども洗えて、また、コインランドリーなら花粉やダニ対策も手軽にできます。乾燥での高音熱風は、ダニを除去するのにも効果的で、外に干さなくて良いので花粉も避けられるからです。
天気や季節、時間を選ばず洗濯と乾燥ができるのもメリットの1つ。コインランドリーには24時間営業で夜間や早朝に利用できる店舗もあります。
ただし、基本的にセルフサービスで自己責任でのお手入れとなるため、失敗がないようにコインランドリーで洗えない物、乾燥できない物も知っておきましょう。
コインランドリーで洗える物、洗えない物
基本的に水洗いできる物はコインランドリーで洗えます。しかし、素材によっては破損や縮み、色落ちなどが起こる可能性もあるので、コインランドリーを利用する際は洗濯物の素材をしっかりチェックしておきましょう。
洗える物 |
洗えない物 | |
衣類 |
家庭用洗濯機で洗える素材 | ・手洗いマークが付いた物 ・ウール
・シルク
・ゴム素材
・低反発ウレタン
・細かい装飾がある物
・傷みやすい素材
(家で丁寧に洗ったほうが良い)
|
大型の洗濯物 | ・布団 ・毛布
・カーテン
・ラグマットなどの大物
・キルティング加工されている羽毛布団
|
・真綿布団 ・羊毛布団などのデリケートな布団
(ちぎれたり、縮んだりする)
|
靴 | ・スニーカー ・スポーツシューズなどの靴類
(靴専用の洗濯機・乾燥機がある店舗のみ)
|
・合皮 ・レザー素材
(傷が付く恐れがあるため、家庭・コインランドリー問わず洗濯機では洗わない方が良い)
|
その他 | ー | ・枕 ・座布団
・ぬいぐるみなど
(破損や縮みの恐れがある)
|
コインランドリーを利用する時は、洗いたい衣類の洗濯表示を確認しましょう。洗濯表示の意味はこちらの記事で紹介します。
コインランドリーで乾燥できない物にも注意
コインランドリーの乾燥機は強力で、熱風を吹き付けて乾かします。そのため、熱によって縮んでしまう場合があります。
<乾燥できない物>
- ウール
- シルク
- レーヨン
- 綿
- 麻
- ニットなどの生地の目が粗い服
- 洗濯表示で「タンブル乾燥禁止」が付いている服
表示マークがなくても「DO NOT TUMBLE DRY」「タンブラー乾燥は使えません」など文字で書かれている場合もあるので、事前にしっかりチェックしてから乾燥機を利用しましょう。
コインランドリーの使い方|利用時間や料金の目安
コインランドリーを利用する際の、目安の所要時間と料金の相場を解説します。
コインランドリー利用時の所要時間の目安
<洗濯>
洗濯の目安時間はおおよそ30〜40分です。洗濯物の量に合わせて洗濯機の容量を選んでください。もしも容量の小さい洗濯機にたくさん入れてしまうと、仕上がりが十分でなかったり、故障につながったりする場合があるので、洗濯物を入れる前にチェックしておくのがおすすめです。
洗濯の目安時間はおおよそ30〜40分です。洗濯物の量に合わせて洗濯機の容量を選んでください。もしも容量の小さい洗濯機にたくさん入れてしまうと、仕上がりが十分でなかったり、故障につながったりする場合があるので、洗濯物を入れる前にチェックしておくのがおすすめです。
<乾燥>
乾燥の目安時間は洗う物やその量によって違います。
乾燥の目安時間は洗う物やその量によって違います。
乾燥時間 | |
衣類 | ・洗濯機1回分の洗濯量で約20〜30分 ・洗濯機2回以上の洗濯量なら約10〜20分プラス
|
寝具 | ・毛布は約40分 ・羽毛布団は約80分
|
機種によっても乾燥時間が変わるため、乾燥機に書かれている案内を読んで調整してください。また、乾燥機に過度な量の洗濯物を入れると、かえって乾きが遅くなるので気を付けましょう。
コインランドリーの料金相場
<洗濯機>
洗濯機の利用料金の相場は、1回あたり400~500円ほど。洗剤が自動で投入される場合は、洗剤の料金も含まれています。コインランドリーの洗濯機は、小型のタイプでも家庭用洗濯機の2~3回分の容量に相当します。洗濯物の量が多い場合も、たいていは1回の運転で洗濯できるでしょう。
洗濯機の利用料金の相場は、1回あたり400~500円ほど。洗剤が自動で投入される場合は、洗剤の料金も含まれています。コインランドリーの洗濯機は、小型のタイプでも家庭用洗濯機の2~3回分の容量に相当します。洗濯物の量が多い場合も、たいていは1回の運転で洗濯できるでしょう。
20kgを超えるような大型の洗濯機を使用する場合は、1回あたり1,000円ほどになることも。靴専用の洗濯機(スニーカーランドリー)は1〜2足で200円ほどです。
<乾燥機>
乾燥機の料金は8〜10分で100円が相場で、使用時間によって料金が変わります。また、大型と小型でも料金が違い、大型は8分100円、小型は10分100円です。
乾燥機の料金は8〜10分で100円が相場で、使用時間によって料金が変わります。また、大型と小型でも料金が違い、大型は8分100円、小型は10分100円です。
料金の目安 | |
衣類 | 30分 300〜400円程度 |
寝具 | ・40分 500円程度 ・80分 1,000円程度
(大型の場合)
|
靴専用乾燥機 | 40分 200円程度 (1〜2足)
|
コインランドリーの使い方│持ち物や準備すること
コインランドリーに行く時の持ち物や、事前準備もチェックしておきましょう。
コインランドリーに行く時の持ち物
<持ち物>
- 現金(小銭)
- 洗濯物
- 洗濯や乾燥が終わった後の洗濯物を持ち帰る袋
一部の店舗では電子マネーやチャージ式のICカードで支払うことができますが、初めて利用するところで支払い方法が分からない場合は、両替機がないことも想定して小銭を持参すると安心です。
洗剤は、最近のコインランドリーにある洗濯機の場合、だいたいは自動投入される仕組みなので必要ありません。しかし、利用するコインランドリーによっては古い型の洗濯機が置いてあることもありますので、初めて利用する店舗であれば、洗剤や柔軟剤を念のため持っておいたほうが良いでしょう。
洗濯・乾燥が終わるまで店内で待つ場合は、本など時間をつぶせる物を持っていくのがおすすめです。
デリケートな素材や下着などは洗濯ネットに入れて持っていく
持ち物がデリケートな素材や下着の場合は、あらかじめ家で洗濯ネットに入れておくと、手間が減るのでおすすめです。
機器別コインランドリーの使い方(洗濯機・乾燥機・スニーカーランドリー)
次に、コインランドリーにある機器の使用方法を紹介します。コインランドリーにある機器は主に洗濯機、乾燥機、洗濯乾燥機、スニーカーランドリーです。スニーカーランドリーがない店舗もあるので、靴を洗いたい場合は事前に確認してください。
洗濯機/乾燥機の使い方
洗濯機の基本的な使い方は以下の通りです。
- 空いている洗濯機を探して洗濯物を入れ、扉を閉める
- 料金を入れて、スタートボタンを押す
- 洗濯が終わったら洗濯物を取り出す
洗濯乾燥機の使い方
洗濯乾燥機は写真のようにコースを選択して洗濯のみ、乾燥のみ、洗濯から乾燥まで選べます。
- 空いている洗濯乾燥機に洗濯物を入れ、扉を閉める
- 料金を入れて、スタートボタンを押す
- 洗濯乾燥機は洗いからすすぎ、脱水、乾燥までノンストップで完了する
- 乾燥まで終わったら洗濯物を取り出す
スニーカーランドリーの使い方
スニーカーランドリーを使う場合の手順は、以下の通りです。「洗濯だけ」「乾燥だけ」とお好みで使い分けることもできます。
- 靴ひもは取っておく
- 洗濯槽の中のブラシに靴底が当たるようにセットし、扉を閉める
- 料金を入れて、スタートボタンを押す
- 洗濯が終わったら、靴用乾燥機へ移す
- 靴の乾き具合を確認して、乾いてなければ再度乾燥する
コインランドリーの使い方|注意したい3つのポイント
最後に、コインランドリーの利用にあたっての注意点を紹介します。一人ひとりがコインランドリーを気持ちよく利用できるよう、適切な使い方を意識しましょう。
1. 使用前後にドラムの中をチェックしよう
洗濯機や乾燥機を使用する前はドラムの中をチェックして、前に使った方の忘れ物や汚れ物、異物がないかを確認しておきましょう。使用後に洗濯物を取り出した時も、忘れ物がないか、ドラム内をしっかり確認するようにしてください。
2. 洗濯物の入れすぎに注意しよう
洗濯物を入れる時は、容量や洗濯表示を確認してください。ついたくさん詰めて洗濯・乾燥したくなりますが、洗濯物を入れすぎると汚れがきちんと落ちなかったり、完全に乾かなかったりすることも。洗う物が多い場合は、容量の大きい型の機器を利用しましょう。
洗濯機や乾燥機に入れられる量の目安
洗濯機や乾燥機のドア部分に「適量ライン」「入れすぎライン」などの表示があれば、ラインを超えない量を目安にします。ラインがない機器は、ドラムの3分の2程度を目安にしましょう。
【参考】洗濯物の重さ
・1人/1日あたりの洗濯物 約1.5kg
・シーツ1枚 約0.5kg
洗濯機や乾燥機のドア部分に「適量ライン」「入れすぎライン」などの表示があれば、ラインを超えない量を目安にします。ラインがない機器は、ドラムの3分の2程度を目安にしましょう。
【参考】洗濯物の重さ
・1人/1日あたりの洗濯物 約1.5kg
・シーツ1枚 約0.5kg
3. 洗濯物は早めに取り出そう
洗濯や乾燥が終わったら、放置せずなるべく早めに洗濯物を取り出しましょう。終了後に長時間放置すると、次に利用したい方に迷惑をかけてしまうことも。ドアがロックされていない場合は、誰かに中身を取り出されてしまうこともあります。待ち時間を別の場所で過ごす際も、完了時間に取りに行けるように気を付けて利用するのがおすすめです。
ドアロック機能つきなら、待ち時間中の外出も安心
家庭で行うのに比べて洗濯・乾燥がスピーディとはいえ、待ち時間は発生します。洗濯物の紛失や盗難、勝手に取り出されてしまうなどの心配があり、店外に出るのが不安な方もいるでしょう。そんな方はドアロック機能つきの洗濯乾燥機があるコインランドリーを探してみてはいかがでしょうか。ドアロック機能付きの洗濯乾燥機ならスマートフォンのアプリ操作でドアロックができ、完了通知も来るので便利です。
コインランドリーの使い方は意外と簡単!生活に取り入れよう
コインランドリーは大量の洗濯物や、家庭では洗いにくい布団などの大物も洗え、かつ布団のダニ対策もできたりと、とても便利です。こちらの記事ではカフェ併設の新感覚セルフランドリーや、ふとんクリーニングのサービスなども紹介しています。
洗濯用の洗剤を探すなら、Shufoo!(シュフー)で近所のドラッグストアやホームセンターのチラシを見て、洗剤のお買い得情報がないかチェックしてみましょう。
お気に入り店舗のチラシが前夜に届き、レシピ検索もできる便利なシュフーチラシアプリのダウンロードはこちらから。