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白湯にはどんな効果が期待できる?基本の作り方・1日の目安量などを紹介

白湯にはどんな効果が期待できる?基本の作り方・1日の目安量などを紹介

水を沸騰させて飲める温度まで冷ました白湯(さゆ)。美容や健康への効果が期待でき、インド発祥の伝統医学「アーユルヴェーダ」では身体を健康に保つ飲み物とされています。日本でも古くから飲まれてきた白湯ですが、近年になって美容や健康目的で取り入れる方が増加中です。この記事では白湯に期待できる効果や作り方、正しい飲み方を紹介します。

白湯の基本情報

白湯が入ったカップ
白湯は近年、美容や健康志向の方の間で話題となっています。まずは、白湯の意味やお湯との違いを見ていきましょう。

白湯とは

白湯とはお湯を沸騰させて飲める温度まで冷ましたものです。湯冷し(ゆざまし)とも呼ばれ、適温は40~70℃。
水道水で白湯を作る場合は、10分以上沸騰させて水道水の中にわずかに含まれる塩素やトリハロメタンなどを蒸発させます。そうすることで白湯の口当たりがまろやかになります。また、長時間沸騰させた白湯なら、赤ちゃんにも安心して与えられるでしょう。

白湯はインドで古くから親しまれてきた

白湯が健康に良いと言われる起源は、5000年前の古代インドで生まれた最古の伝統医学「アーユルヴェーダ」と言われています。
アーユルヴェーダの考えでは、人間が持つエネルギーを構成するのは火・風・水の3要素。白湯を作るには、まず水を火にかけるので「火」の性質が加わり、さらに沸騰して気泡が出ると「風」の性質が加わります。そのため火・風・水の3要素を含む白湯は、その人に足りない要素を補う飲み物だと言われています。

お湯と白湯の違い

お湯と白湯の違いは、水を沸騰させたかどうかです。お湯は、水を加熱し40℃以上に温めたものを言います。沸騰させていないものも含むため、水道水中のわずかな塩素やトリハロメタンが含まれている場合があります。

白湯を飲むと期待できる効果

カップを持った女性
白湯を飲むことで胃腸が温まり、身体に良い効果が期待できます。白湯はもともとが水なので、劇的な健康効果が望めるわけではありませんが、日常の“プチ不調”を整えるのに役立つでしょう。ここでは、白湯を飲むことで期待できる効果を紹介します。

便秘を解消する

白湯を飲むと胃腸が温まり、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になって消化を助けると言われています。これによって便秘解消の効果が期待でき、また、水分を多く摂ることで便もやわらかくなり、便通の改善が期待できます。

肌の調子を整える

便秘や消化不良など、胃腸にトラブルがあると肌荒れにつながる場合があります。そんなときにも白湯が効果的です。白湯の効果で消化が促進されれば、体内の老廃物が排出されやすくなります。そうすれば腸内環境が改善されて肌の調子を整える効果も期待できるでしょう。

むくみを解消する

むくみが気になるときや塩分(ナトリウム)を摂りすぎたときに、白湯を飲むのもおすすめです。むくみは、水分が体に溜まっている状態に出る症状です。白湯に限ったことではありませんが、水分をしっかり補給すると体内の不要なナトリウムなどと一緒に尿として排出されるので、むくみ解消につながります。

白湯の作り方と「ちょい足しアレンジ」

白湯の入ったコップ
白湯を飲むことで期待できるさまざまな効果を知った上で、お家で簡単に作る方法や、白湯をもっと飲みやすくするアレンジ方法を紹介します。

基本の作り方【水道水】

白湯は家にあるもので簡単に作れます。
<必要なもの>
・ヤカンまたは鍋
・水道水 1000cc
<作り方>
1. ヤカンか鍋に水を入れ蓋をして火にかける
2. 沸騰したら蓋を取り、10~15分沸かし続ける
3. 時間が経ったら火を止め、適温(好みによるが50℃前後)まで冷ましてカップに注いで飲む
10分以上沸騰させ続けると、水分が蒸発して鍋の水が減るので、空焚きを防ぐためにも水は多めに入れるのがポイントです。水道水の場合は、水道水中のわずかな塩素やトリハロメタンを蒸発させるために10~15分ほど沸騰させますが、ミネラルウォーターや浄水器の水を使う場合は、塩素などが含まれていないので長時間沸騰させる必要はありません。

電子レンジでの作り方【ミネラルウォーター・浄水器の水】

ミネラルウォーターや浄水器の水なら、電子レンジを使って時短で白湯が作れます。
<必要なもの>
・ミネラルウォーター(または浄水された水) 200cc
<作り方>
1. 耐熱カップにミネラルウォーターを注ぎ、600Wの電子レンジで2分ほど温める
2. 温め終わったら火傷に注意しながらカップを取り出し、50℃まで冷ましてから飲む
水道水の場合、電子レンジで加熱しただけではわずかな塩素などが蒸発しないため、ミネラルウォーターなどを使いましょう。時間をかけずに、手軽に白湯が飲めます。

白湯が飲みやすくなる「ちょい足しアレンジ」

白湯をアレンジしたい方におすすめの方法を紹介します。味が付いていない飲み物が苦手な方は試してみてください。
<ハチミツ>
コップ1杯の白湯にハチミツを小さじ1加えると、甘い香りが広がり飲みやすくなります。ただし1歳未満の赤ちゃんは乳児ボツリヌス症にかかる可能性があるので、ハチミツを与えないでください。
ちなみにハチミツ小さじ1のカロリーは21kcal、糖質量は5.7gです。ダイエット中の方は、ハチミツの量を少なめにするか、次に紹介するレモンや生姜入りのアレンジを試してみては。
<レモン>
白湯にレモン果汁をお好みの量入れたり、レモンの輪切りを浮かべたりすると爽やかな酸味が加わり、寝起きにもぴったりの飲み物になります。レモンに含まれるビタミンCやクエン酸は、疲労回復や美肌効果が期待できます。
<生姜>
チューブのおろし生姜や生姜パウダーを白湯の中に入れて飲むと、血行が促進されて手足が温まります。味もスパイシーになり、生姜が好きな方にもおすすめです。

白湯の正しい飲み方【飲むタイミング・目安量】

起きたばかりの女性
次に、白湯を飲むのにおすすめなタイミングや量をチェックしていきましょう。

起床時に飲む

白湯を飲むのに最もおすすめなタイミングは起床直後です。コップ1杯(200cc)の白湯を飲むと、冷えた体が温まり、血行が良くなって目覚めやすくなります。また、胃腸の働きを活発にし、消化吸収を良くするため便通の改善にもつながります。人間は寝ている間に汗をかくため、起床時は体内の水分が不足した状態です。水分補給としても白湯を飲むのはおすすめです。

寝る30分前までに飲む

寝る前に白湯を飲むと、体が温まってリラックスし寝付きやすくなります。しかし、就寝直前に水分を摂ると夜中にトイレに行きたくなる場合も。寝る30分前までに、じっくりと時間をかけて白湯を飲んでおくのがおすすめです。

睡眠前の水分補給については、こちらの記事も参考にチェックしてみてください!

白湯は1日700〜800ccを目安に飲む

1日に白湯を飲む量は、700〜800ccを目安にしてください。白湯を飲み過ぎると、かえってむくみの原因になる場合があります。また、一度にたくさん飲むのではなく、カップ1杯程度の白湯を何回かに分けて飲むのがおすすめです。

白湯の効果を得るには作り方や飲み方を参考に実践してみて

カップを持った女性
白湯は手軽に作れ、美容面や健康面でのメリットも期待できる飲み物です。ハチミツやレモンなどのアレンジを交えながら飲めば、飽きずに習慣化しやすいでしょう。冷え性や便秘が気になる方は、白湯の作り方やアレンジ方法を参考に、朝晩の白湯をライフスタイルに取り入れてみるのも良いかもしれません。
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