【味噌汁のおすすめ具材】定番の組み合わせから変わり種まで。飽きないコツも
味噌汁は、日本の食卓において欠かせない存在です。しかし、毎日のように食べるからこそ、具材がマンネリになりがち。組み合わせを工夫し、よりおいしく味わいたいと考える方も多いでしょう。今回は味噌汁をテーマに、定番から変わり種までおすすめの具材を紹介します。人気の組み合わせや飽きないためのコツなどもチェックしてみてください。
味噌汁の定番具材
味噌汁はバリエーションが多彩で、定番の具材も幅広くあります。はじめに、味噌汁の中でも特にポピュラーな具材を紹介します。
大豆製品
大豆製品は定番中の定番といえる具材。味噌も大豆製品なので相性ばっちりです。以下、主な定番の具材を挙げます。
豆腐 | やわらかく、味にくせがないので幅広い具材と相性が良い |
厚揚げ | 味噌汁に少しボリュームを追加したいときに。味噌汁が油分を含んでコクもアップ |
油揚げ | 豆腐の薄切りを揚げたもの。油が含まれる分、旨みも強い |
野菜類
野菜類はとても種類豊富で、味噌汁にさまざまな変化をつけやすい具材です。
玉ネギ | さまざまな料理に使える玉ネギは、味噌汁とも相性が良い。煮込むと甘みが出る |
大根 | あっさりとした素朴な味が魅力。いちょう切り・短冊切りなど切り方で食感が変わる楽しさもある |
ジャガイモ | 加熱するとほくほくした食感になる。煮崩れを防ぎたい場合は加熱し過ぎないようにするか、煮崩れしにくい品種を使うと良い |
ネギ | 独特の風味が加わる。生の刻みネギはシャキシャキ、煮込めばとろとろになり食感が変わる |
ナス | よく煮込むととろとろの食感になる。揚げる・焼くなどの調理をしてから入れてもおいしい |
キャベツ | じっくり煮込むと甘みが増し、芯までやわらかく食べられる |
動物性食品
肉などの動物性食品を味噌汁に入れると、味噌汁にコクや旨みが増します。食べ応えが出るので、味噌汁のボリュームもアップしやすいです。
肉 | 豚肉・鶏肉がよく使われる。ウインナーやベーコンといった加工品も味噌汁に合う |
卵 | 手軽に栄養とボリュームをプラスできる具材。落とし卵やかき玉など調理法もいろいろ |
貝 | シジミ・アサリなどが定番。旨みが強いので出汁代わりにもなる |
海藻類
海藻類は味噌汁に入れると磯の風味が楽しめます。カロリーが低くヘルシーなことも嬉しいところです。
ワカメ | 味噌汁に入れる海藻の王道。他の具材とマッチしやすい。また乾燥タイプなどは入れるだけの手軽さも魅力 |
アオサ | ふわふわした優しい食感、強い磯の風味が特徴 |
メカブ | ワカメの根元部分のこと。歯応えが強くとろみがある |
キノコ類
キノコ類は旨み成分が含まれているので、味噌汁に入れるとコクが出ます。また、水溶性のビタミン・ミネラルが多く、溶け出した栄養を残さず摂れる味噌汁向きの食材といえます。
シイタケ | 出汁としてもよく使われるキノコ。水分を含むと独特の食感になる |
シメジ | ぷりぷりした肉厚な食感が魅力。香りはそれほど強くない |
ナメコ | ペクチンを主成分とした独特なぬめりがあり、味噌汁に入れるととろみが出る |
マイタケ | 見つけたら「舞うほど嬉しい」が名前の由来とされるキノコ。豊かな香りやシャキシャキ食感が特徴 |
キノコについて紹介した記事も参考にしてください。
味噌汁の人気の具材組み合わせ
味噌汁は複数の具材を組み合わせて入れることもあります。中でも人気が高いのは次のような組み合わせです。
豆腐×ワカメ
レトルトの味噌汁でも豆腐とワカメの組み合わせは多く、最もベーシックな組み合わせといえます。豆腐もワカメもつるつるした食感で食べやすく、年齢や性別を問わず親しまれる組み合わせです。
油揚げ×大根
コクのある油揚げと、素朴で甘みのある大根の組み合わせも味噌汁の王道です。どちらも他の具材とケンカしにくいので、さらに具材をプラスしてアレンジするのも良いでしょう。
玉ネギ×ジャガイモ
カレーや煮物など、いろいろな料理にも使いやすい鉄板の根菜コンビ。玉ネギの甘みとジャガイモの甘み・ほくほく感は相性抜群です。甘みたっぷりの優しい味わいになるので、子どもも食べやすいでしょう。
キャベツ×シメジ
キャベツとシメジ、どちらも他の具材を邪魔しないオールマイティさが魅力。ボリュームをアップしたい場合は、油揚げ・肉類・卵などを入れてもおいしくできます。
味噌汁の変わり種具材
一見「味噌汁と合うの?」と驚くような変わり種の具材も、意外に味噌汁に溶け込むものです。次に挙げるような具材もユニークながらおいしい味噌汁が出来上がります。
ベーコン | 塩気と旨みが味噌汁にマッチ。アスパラガスやブロッコリー、ミニトマトなど洋風の具材を合わせれば新鮮な雰囲気に |
納豆 | 納豆は味噌汁に入れるとにおいやネバネバが少なくなる。納豆が苦手で普段あまり食べない方でも挑戦しやすい |
鯖缶 | 鯖は味噌煮などもあるように味噌との相性が良い。缶の汁まで使うと、鯖缶の栄養を余すことなく取り入れられる |
トマト | トマトの甘酸っぱさと味噌汁の風味が意外にマッチ。さっぱりおいしい味噌汁に |
チーズ | 発酵食品同士で相性抜群!とろけるチーズ、スライスチーズ、モッツァレラチーズなど家にあるチーズで |
味噌汁のマンネリ解消法
味噌汁のマンネリ化を解消するには、変わり種の具材を使うなどちょっと冒険してみるのも良いでしょう。他には、味噌を変えたり、スパイスや乳製品などをちょい足ししたりすると新鮮な味わいになります。
<味噌汁のマンネリ解消アイデア>
・味噌を変えてみる
・スパイスを一振り加える(ナツメグ、クミン、コリアンダー、カレー粉、黒コショウ)
・最後に牛乳やバター、豆乳を加える
・味噌汁の具材を炒めてから煮るか、味噌汁をお椀によそってからゴマ油を加える
・味噌を変えてみる
・スパイスを一振り加える(ナツメグ、クミン、コリアンダー、カレー粉、黒コショウ)
・最後に牛乳やバター、豆乳を加える
・味噌汁の具材を炒めてから煮るか、味噌汁をお椀によそってからゴマ油を加える
味噌の種類をより詳しく知りたい方は次の記事もぜひどうぞ。
味噌汁の1週間献立例
最後に、1週間の味噌汁献立例を紹介します。ときには昨晩の残り物リメイクなど、上手に手間をカットしながらおいしい味噌汁で1週間を過ごしましょう。
月曜日:定番のホウレンソウと油揚げの味噌汁
火曜日:マイルドな味わいの豆乳入りカボチャとキノコの味噌汁
水曜日:具材たっぷりの味噌ちゃんこ鍋を味噌汁の代わりに
木曜日:昨夜の鍋の残りを使ったリメイク味噌汁
金曜日:出汁がきいた磯の香りがほっとするシジミと豆腐の味噌汁
土曜日:フレッシュなレタスと卵の味噌汁
日曜日:昨夜の肉じゃがをリメイクした豚汁
火曜日:マイルドな味わいの豆乳入りカボチャとキノコの味噌汁
水曜日:具材たっぷりの味噌ちゃんこ鍋を味噌汁の代わりに
木曜日:昨夜の鍋の残りを使ったリメイク味噌汁
金曜日:出汁がきいた磯の香りがほっとするシジミと豆腐の味噌汁
土曜日:フレッシュなレタスと卵の味噌汁
日曜日:昨夜の肉じゃがをリメイクした豚汁
味噌汁は具材次第でいろいろなおいしさが楽しめるメニュー
味噌汁は具材を変えるだけで幅広くアレンジでき、手軽にいろいろなおいしさが楽しめる変幻自在のメニューです。多様な具材を試しながら、お気に入りの味噌汁を増やしてみてください。
味噌汁も含め、日々の食事にこだわることはおいしさだけではなく健康面でも非常に大切です。次の記事も参考にしながら、より体に優しい食事を意識してみませんか。
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