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豚こまのカロリーや栄養は?おいしいものの見分け方や節約&時短レシピも

豚こまのカロリーや栄養は?おいしいものの見分け方や節約&時短レシピも

リーズナブルで、炒め物や鍋などさまざまな料理に活用できる豚こま。切り落とし肉と混同されがちですが、違いや含まれる栄養素、カロリーをご存知ですか?この記事では、豚こまの特徴や栄養素、おいしい豚こまの見分け方や保存方法、おすすめの節約&簡単レシピについて紹介します。

リーズナブルで使いやすい豚こまとは?

皿に盛られた豚こま肉
豚こまとは「豚こま切れ肉」を省略した呼び方です。他の部位よりもリーズナブルで、活用できる料理が多いのも魅力。始めに、豚こまの特徴を紹介します。

「豚こま」と「切り落とし」は違う

豚こまは、塊になっている豚肉をカットする際に出る切れ端を集めたもの。モモや肩(ウデ)など、複数の部位をミックスしています。一切れが小さく薄いため火の通りが早く、包丁で切らずにそのまま使えるので、時短料理にもつながります。
「切り落とし」も肉の切れ端を集めた商品ですが、バラのみ・ロースのみと、1種類の部位だけが入っています。

いろいろな部位の味が楽しめる

豚こまには、うまみが強いモモや肩(ウデ)、さらに肩ロースやロースなどの部位が入っているので、味わいが豊かです。うまみが強いものの肉質が硬めの肩肉も、小さく薄い豚こまならおいしく楽しめます。炒め物・煮物・鍋など、どんな料理にも入れやすいのもポイントです。
豚こま以外のリーズナブルな食材を探したい方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。

【100gあたり】豚こまのカロリーや栄養素

豚こまを使った料理
豚こまは栄養が豊富で、健康に良い食材の一つです。ここでは、豚こまの100gあたりのカロリー・栄養素、豚の他の部位との比較表を紹介します。

豚こま100gあたりのカロリーはどのくらい?

個体差はありますが、100gあたりの豚こまのカロリー・栄養素の量は表の通り。筋肉を作り、維持するために必要なタンパク質が豊富に含まれています。脂質もありますが、食べ過ぎに気をつければ問題ないでしょう。
カロリー タンパク質 脂質 炭水化物
約230kcal 約16.5g 約18.5g 約0.2g

豚こまに含まれる主な栄養素

豚こまに含まれる主な栄養素と、それぞれの働きを紹介します。
栄養素 主な働き
タンパク質 筋肉や骨、血液の材料。筋肉を維持するのにも必要
ビタミンB1 糖質をエネルギーに変える。疲労回復や夏バテ防止効果がある
炭水化物 エネルギーを作り出す栄養素で、不足すると体力や判断力が低下する
ナイアシン 水溶性ビタミンB群の一つ。粘膜や皮膚の健康維持、血流の改善に効果的
鉄分 身体に酸素を供給するミネラル。めまい・息切れといった貧血症状の改善・予防に
カリウム 老廃物を体外へ排出する
脂質 効率の良いエネルギー源。摂りすぎは高血圧・高血糖の原因になるため注意

豚こまと他の部位を比較

同じ豚肉でも、部位によってカロリーや栄養素量が異なります。
部位 カロリー 脂質 タンパク質 炭水化物
豚こま 約230kcal 約16.5g 約18.5g 約0.2g
豚バラ 約336kcal 約35.4g 約14.4g 約0.1g
肩ロース 約237kcal 約19.2g 約17.1g 約0.3g
モモ 約171kcal 約10.2g 約20.5g 約0.2g
ヒレ 約118kcal 約3.7g 約22.2g 約0.1g
豚こまは他の部位と比べて……
・豚バラよりもカロリー、脂質が低い
・肩ロースと栄養成分が似ている
・モモやヒレよりも高タンパク・低脂質
それぞれのカロリーや脂質などを考慮しながら、献立を考えてみてはいかがでしょうか。

おいしい豚こまの選び方

スーパーに並ぶ商品
豚こまを選ぶときは、ドリップが出ていないかをチェックしてください。ドリップとは赤い血のような肉汁で、肉の臭みやパサつきの原因となります。また、肉の色が黒ずんでいたり、脂身が黄色く変色していたり、くすんだりしている商品は劣化している可能性があるので、避けるのが無難です。
脂身は炒めると溶けて量が減るため、炒め物をする際は脂身が少ない部位が多く入った商品をおすすめします。
【豚・鶏・牛】それぞれの肉選びのポイントは、こちらで詳しく紹介しています。

豚こまの美味しさを長持ちさせる保存&解凍方法

下味を揉み込んだ豚こま
豚こまは下処理をしてから保存すると、おいしさが長持ちします。冷蔵・冷凍での保存方法、解凍方法のポイントを見ていきましょう。

冷蔵保存:料理酒を揉み込んでおく

<手順>
1. トレイから肉を取り出し、キッチンペーパーで表面についたドリップや水分を軽く拭き取る
2. 料理酒を揉み込む(豚こま150gに対して大さじ2程度)
3. 保存袋に入れ、冷蔵庫で保存する
傷みや臭みの原因になるドリップを捨て、肉がやわらかくなるよう料理酒を揉み込むのがポイントです。料理酒には臭みを取ったり、調味料を染み込みやすくしたりといったメリットもあります。
上記の方法で冷蔵保存した豚こまは、2~3日ほどで使い切るようにしてください。

冷凍保存:薄く広げて、ラップと保存袋で密閉する

<手順>
1. トレイから取り出し、キッチンペーパーで肉についたドリップ・水分を軽く拭き取る
2. ラップの上で肉を薄く広げる
3. ぴっちりとラップに包み、保存袋へ入れる
冷凍保存をする際は、豚こまが冷凍焼けしないよう、ぴっちりとラップに包みましょう。短時間で凍るコツは、薄く広げることです。使いやすい量に分けたり、下味をつけたりしてから冷凍すると、後から使いやすく調理の時短にもなります。
冷凍した豚こまは、2週間ほどの保存が可能です。

解凍:冷蔵庫で解凍、または半解凍する

冷凍した豚こまは、冷蔵庫でゆっくり解凍・半解凍するのが理想です。急速に温めると、うまみや栄養素とともにドリップが流れ出やすくなるので、レンジでの解凍はおすすめしません。また、半解凍したものを再度冷凍するのは品質劣化となるため避けましょう。

コスパ最強!豚こまを使った節約&時短レシピ

最後に豚こまを使った節約&時短レシピを紹介します。その時に冷蔵庫にある野菜を入れる、材料は2つだけなど、忙しいときの味方になるレシピを厳選しました。

ゆでてカロリーオフ&野菜もたくさん食べられる「豚しゃぶ」

豚肉のしゃぶしゃぶ
豚しゃぶは、家にある野菜と豚こまがあれば作れるお手軽時短料理です。茹でると、お湯に豚こまの脂肪分が溶け出し、カロリーを抑えて食べられます。ただし、豚こまに含まれる水溶性のビタミンB1は、茹でるとお湯に流れ出るため、たっぷりと野菜も入れてビタミンを補うようにしましょう。
<材料:2人分>
・豚こま 260~300g
・お好みの野菜 適量(例:白菜 1枚、長ネギ 1/2本、しいたけ2個)
・水 1500㏄
・好みのつけダレ 適量
【A】
・顆粒だしの素 10g
・酒 10㏄
・塩 5g
・しょうゆ 小さじ1
<作り方>
1. 土鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら【A】を入れる
2. 豚こまを入れて、水に浮いたアクや脂を取りながら3分煮る
3. 肉に火が通ったら、食べやすく切った野菜を入れ、全体に火が通ったら完成

短時間で作れる「豚こまとキャベツの塩ダレ炒め」

豚こまを使った肉野菜炒め
使う材料は豚こまとキャベツの2つ!忙しいときの強い味方です。
<材料:2人分>
・豚こま 150g
・キャベツ 200g
・ごま油 小さじ2
【A】
・水 1/4カップ
・顆粒鶏ガラスープの素 小さじ1
・片栗粉 小さじ1/2
・塩 小さじ1/4
・ニンニク チューブ1㎝
<作り方>
1. キャベツを4cm角に切る
2. フライパンにごま油を入れ、中火で温めたら豚肉を炒める
3. 豚肉の色が変わったらキャベツをのせ、フタをして弱めの中火で蒸し焼きする
4. 3分たったらフタを取って炒め合わせ、キャベツがしんなりしたら混ぜ合わせた【A】を加え、手早くからめて完成

豚こまは豚バラより低カロリーでうまみ&栄養豊富

豚こまと小松菜の炒め物
豚のさまざまな部位をミックスした豚こま肉はコスパが良く、味わい豊か。炒め物・煮物・鍋と幅広く活用でき、毎日の献立に活用したい食材です。
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