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【初心者向け】燻製におすすめの食材5選。基本の作り方や必要な道具も

【初心者向け】燻製におすすめの食材5選。基本の作り方や必要な道具も

燻製とは、食材を燻して長期保存食にするための加工方法です。また、煙にさらすと独特の香りが加わって食材の新たな美味しさを引き出せることから、自宅やアウトドアなどで燻製作りを楽しむ人が増えています。基本の燻製方法やおすすめの食材、自宅やアウトドアで燻製を楽しむ方法について紹介します。

コンビニでも買える!燻製におすすめの食材

卵の燻製
下ごしらえの手間が少なく、初心者でも失敗しにくいおすすめ食材をピックアップしました。コンビニでも手に入るので、気になる食材があれば試してみましょう。

チーズ

皿に乗ったチーズ
もともと塩気のあるチーズは、味付け不要で簡単に燻製でき、初心者にもおすすめの食材です。チーズは燻製すると、さらに風味が増します。チーズの味やスモークチップを変えれば、違う風味を楽しめるのも魅力。燻製にしたチーズは、いろんなお酒と相性が良く、おつまみにもぴったりです。

皿に乗った半熟卵
卵は燻製の定番食材のひとつです。ゆで卵の殻をむいてめんつゆなどに漬け込んで味付けし、表面の水分を拭き取って燻します。薄く塩味が付いたうずらの卵の水煮を使えば、下ごしらえ不要で鶏卵よりも短時間で作れます。
半熟卵の作り方は、下記の記事で詳しく紹介しています。

サラダチキン

スライスされたサラダチキン
市販のサラダチキンを使えば、手軽にスモークチキンが作れます。味付け・乾燥の工程が不要なので、軽く洗って水気を拭き取れば燻製にできます。燻製後はそのままスライスしておつまみにしても。またサラダや炒め物などに加えれば、料理の味わいを格上げできます。

ナッツ

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水分の少ないナッツは短い時間で燻製でき、初心者にも扱いやすい食材です。ナッツにスモークの香りが加わり、より香ばしくなります。ミックスナッツを使えば、アーモンドやカシューナッツといったさまざまなナッツの味わいを一度に楽しめるのでおすすめです。
下記の記事ではナッツの種類について紹介しています。燻製に合うナッツ探しの参考にしてみてください。

ポテトチップス

器に入ったポテトチップ
少し変わり種の燻製を楽しみたいなら、ポテトチップスもおすすめです。パリッとした食感のポテトチップスにスモークの香りが合わさり、子どもから大人まで人気のおやつに。下処理が不要なのも嬉しいポイントです。スーパーやコンビニで手軽に調達でき、さまざまなフレーバーがあるので、好みの味で楽しんでください。

初心者も失敗しない!燻製の基本の作り方

食材を並べた燻製器
燻製作りの基本は、食材の味付け・乾燥・スモークの3ステップです。もともと味が付いている食材や乾燥させずに使える食材なら、初心者でも比較的簡単に燻製を試すことができます。

①食材に味付けをする

燻製をする前に食材に塩コショウをしたり、スパイスや調味液に浸したりして味付けをしましょう。食材に味を付けることで、殺菌や保存効果も高まります。チーズのように、もともと味の付いている食材はそのまま使えます。

②しっかり乾燥させる

食材に味が染み込んだら表面に付いている調味料を落とし、火の当たらない風通しの良い場所で乾燥させましょう。食材の表面に水分があると、煙と水分が混ざって酸味や苦みが出る可能性があります。
また乾燥が不十分な場合、色付きが悪くなったり、傷みやすくなったりします。食材をしっかりと乾燥させておくことで水分の壁がなくなり、中まで燻せて保存性が高まるのもポイントです。

③燻製器で燻す

乾燥できたら、燻製器(スモーカー)に食材を並べ、スモークチップやスモークウッドといった燻製材を使って燻します。燻製には、80度以上の高温で一気に燻す「熱燻」、30〜80度の温度で数時間〜1日燻す「温燻」、20度前後で長時間燻す「冷燻」があります。燻製作りに慣れていない方は、短時間でできて温度管理も楽な「熱燻」がおすすめです。

初心者は、味付けや乾燥させる必要がない食材がおすすめ

燻製作りを始めたいと思ったら、まずは味付けや乾燥など下ごしらえなどが不要な食材を使うことをおすすめします。チーズやポテトチップスなど味が付いている食材や、水分の量が少ない食材を使うと美味しい燻製に仕上がりやすいでしょう。

フライパンで簡単!自宅で燻製を作ってみよう

フライパン作るチーズの燻製
自宅での燻製作りには、フライパンを使うのがおすすめです。短時間で作れる「熱燻」で燻製を作ってみましょう。用意するものや手順、注意点を紹介します。

用意するもの

フライパンを使った燻製作りで用意するものは以下の通りです。
<用意するもの>
・フライパン(フッ素樹脂加工されていないもの)
・フライパンに合う蓋
・アルミホイル
・丸型の金網(フライパンの口径よりも小さいサイズ)
・スモークチップ(初心者はサクラチップがおすすめ)
・食材
フッ素樹脂加工のフライパンは高温で加工が劣化するだけではなく、有毒ガスが発生するリスクもあるので使わないでください。燻製をする際には使い古したフライパンがおすすめです。また匂いが付きやすいので、燻製後のフライパンや蓋は早めに洗いましょう。

手順

1. フライパンの中にアルミホイルを敷き、スモークチップを一握り乗せて金網を設置する
2. 1.の金網の上に好みの食材(味付け・乾燥済み)を乗せたら、フライパンをコンロに乗せて強火で加熱する
3. 煙が出てきたら蓋をして弱火で10〜15分ほど加熱する
4. 食材の状態を確認し、色付いていたら完成。火を止め、火傷に注意しながらトングや箸を使って食材を取り出す

自宅で燻製を楽しむ際の注意点

燻製作りをする時は、火の元に注意しましょう。コンロの火を点けっぱなしにするので、火元から離れないようにしてください。センサー付きのガスコンロは温度が上がると止まってしまったり、IHヒーターでは温度調節に時間がかかったりするため、燻製作りに向いていません。この場合は、カセットコンロを使うのがおすすめです。
燻製で出てくる煙にも注意が必要です。燻す際は換気扇近くで行い、換気扇を強で回してください。換気扇から排出された煙や匂いが近所迷惑になる可能性があるので、途中で外に出てチェックします。火災報知器が作動しないように、スモークチップはなるべく少なめにし、念のために煙の量をよく確認しながら燻製を作ってください。

100均アイテムも活用!アウトドアで使うおすすめ燻製器

燻製が入った燻製機とランプ
キャンプやバーベキューなどアウトドアで燻製を作るのも楽しいものです。簡易な燻製器は100均でも購入できるので、いろいろ試してみてください。アウトドアでは風よけや周りの方に煙や匂いが行かないような配慮が必要です。注意点もあわせてチェックしましょう。
※以下に紹介する燻製器はアウトドア用です。屋内では使用しないでください。

おすすめ燻製器①ダンボール製

ダンボールの燻製機
100均でも売られているダンボール製の燻製器なら、軽くて持ち運びも組み立ても簡単です。アウトドアでは、木材をブロック状に固めた「スモークウッド」を使うのがおすすめ。スモークチップは常に火を加える必要がありますが、スモークウッドは一度火を付けたら燃え尽きるまで煙が出続けるので、屋外でも火の管理が楽です。燻す際は、火を点けたスモークウッドをアルミ皿などに入れて、ダンボールの下に設置しましょう。

おすすめ燻製器②アルミ箔製の鍋

アルミ箔製の鍋
使い捨てできるアルミ箔製の鍋は、燻製器としても使えます。ゴトクやケーキクーラーも100均で揃えられます。
<用意するもの>
・使い捨てのアルミ箔製鍋(深めのタイプ) 2枚
・組み立て式のゴトク
・固形燃料
・ケーキクーラー(網代わりにする)
<使い方>
・アルミ鍋にケーキクーラーを置き、食材を乗せてもう1枚のアルミ鍋をかぶせて蓋にする
・ゴトクを組み立て、その中に固形燃料を置いて火を点け、スモークする

おすすめ燻製器③スチール製

スチール製の燻製器
燻製を上手に作れるようになってきたら、本格的なスチール製の燻製器を検討してみてはいかがでしょうか。飲食店の出前に使う「おかもち」タイプがおすすめです。正面本体がフルオープンで開き、見えやすいため肉や魚など大きな食材も入れやすく、使わない時はコンパクトに折り畳んで持ち運べるのが特徴。熱燻だけではなく、時間のかかる温燻も楽しめるのも魅力です。

アウトドアで燻製を楽しむ際の注意点

アウトドア施設によっては燻製を禁止しているケースもあるので、事前に確認してください。燻製作りをする際は、どうしても煙や匂いが出てしまうため周りの人にも配慮しながら行います。火を使うので、風が強い時は火の元から離れないように注意しましょう。

食材を選んで自宅やアウトドアで燻製を楽しもう

燻製とワイン
燻製作りの基本は、味付け、乾燥、燻製の3ステップです。チーズやナッツなど、下準備がいらない食材を使えば、初心者でも上手に香り豊かな燻製を作れます。自宅やアウトドアで燻製作りを楽しみましょう。
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