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春キャベツが旬を迎える時期はいつ?冬キャベツとの違い・おすすめ調理方法も

春キャベツが旬を迎える時期はいつ?冬キャベツとの違い・おすすめ調理方法も

スーパーや青果店で年中見かけるキャベツですが、実は旬が複数あるのを知っていますか?3~5月にかけて旬を迎えるのは「春キャベツ」と言い、冬でも暖かい地域で栽培された栄養価が高いもの。この記事では、春キャベツの収穫時期や産地・栄養価、冬キャベツとの違いを紹介します。春キャベツのおすすめの食べ方や素材を活かしたレシピもチェックしてみましょう。

春キャベツの収穫時期や主な生産地・栄養分

一面に広がるキャベツ畑
春キャベツとは、秋に種を蒔き、春~初夏にかけて収穫されるキャベツのことです。まずは、春キャベツを購入できる時期や主な生産地、含まれる栄養素などを見てみましょう。

春キャベツの収穫時期は春〜初夏

春キャベツの最盛期は3〜5月です。9〜11月に種を蒔き、早いものでは2月下旬頃から収穫が始まります。3月に入るとスーパーなどもよく見かけるようになり、5月頃まで購入できます。
春キャベツと同じく3月に旬を迎える食材は、こちらの記事で紹介しています。

春キャベツの主な生産地は千葉県・神奈川県

春キャベツの主な産地は、千葉県の銚子、神奈川県の三浦地域などです。関東以西の西南暖地で最も栽培しやすく、暖かい地域なら冬でも栽培できます。

春キャベツはビタミンC・U・Kなど栄養分が豊富

春キャベツは栄養分を豊富に含んでいます。代表的な栄養素と期待できる効果は下記のとおりです。
栄養素 期待できる効果
ビタミンC 皮膚や血管の老化防止、抗酸化作用
ビタミンU(キャベジン) 胃粘膜を修復し、胃の働きを整える
ビタミンK 血液凝固の促進、骨を丈夫にする
カロテン 生活習慣病の予防
カリウム 利尿作用、体内の塩分排出、むくみ予防
食物繊維(不溶性食物繊維) 便のかさを増して便通を促す
冬キャベツも上記と同様の栄養素を含みますが、春キャベツの方がビタミンCやカロテンが豊富とされています。春キャベツと冬キャベツの他の違いは、次の章で紹介します。

春キャベツと冬キャベツ 3つの違い

皮を剥かれた春キャベツ
春キャベツと冬キャベツは、流通する時期や見た目、味、食感などに違いがあります。それぞれについて紹介します。

1. 流通する時期

春キャベツと冬キャベツの出荷時期は、下記のとおり異なります。
春キャベツ:2月下旬〜5月
冬キャベツ:11〜2月
春と冬の間(7〜10月頃)には「夏秋キャベツ」が出荷されます。夏秋キャベツは、標高の高い場所で生産されることから「高原キャベツ」とも呼ばれ、春キャベツと冬キャベツの中間的な特徴があります。このように、その時期の気温に合った品種のキャベツが、異なる産地から途切れず流通しています。

2. 見た目

冬キャベツが楕円形で葉が硬くしっかり詰まっているのに対して、春キャベツは巻きがゆるくふんわりとしています。春キャベツは比較的小さく丸い形で、葉もやわらかくてみずみずしいのが特徴です。
また半分に切ってみると、春キャベツは中身が黄緑色っぽく、冬キャベツは白っぽい色をしています。

3. 食感

春キャベツの葉は水分を多く含みやわらかいため、生でも食べやすいのが特徴です。一方、冬キャベツの葉は少し厚みがあり、生で食べるとパリパリとした食感があります。生で食べるとキャベツの甘みをより感じやすいため、春キャベツ=甘いというイメージがあるかもしれません。しかし、春キャベツは冬キャベツと比べてとりわけ糖度が高いというわけではありません。
キャベツは品種に関係なく、加熱調理すると甘みやうまみが増します。好みにもよりますが、冬キャベツは加熱調理が向いていると言われています。「越冬キャベツ」と呼ばれる雪の中で保存されるキャベツは糖度が高いとされています。

春キャベツのおすすめの食べ方・調理方法

半分にカットされたキャベツ
春キャベツは、その特徴を活かして生や即席漬けで食感を楽しむ食べ方がおすすめです。また、スープにすることで溶け出した栄養素まで逃さずに食べられます。

生のまま食べる

春キャベツは水分が多くやわらかいため、生のままでもおいしく食べられます。生で食べることで、みずみずしさや甘みをより感じられるでしょう。包丁を使わず手で優しくちぎると、口当たりが良くなります。

浅漬けで食べる

浅漬けは生とは一味違うシャキシャキした食感を楽しめ、箸休めにもおすすめの一品です。春キャベツをざく切りにして塩でもみ、10分ほど時間を置くと味がなじみます。食べる前に削り節と醤油を和えて、うまみを加えるのがポイントです。

スープにして食べる

春キャベツをスープ料理に使えば、溶け出した栄養素も一緒に食べられます。春キャベツは水分が多く、加熱しすぎるとベチャッとしてしまうため、短時間で調理するようにしましょう。ミネストローネやポトフに春キャベツを使う際は、最後に加えてさっと煮るのがおすすめです。

素材を活かす春キャベツを使ったレシピ

ここからは、春キャベツを使ったレシピを3つ紹介します。春キャベツの食感を楽しみましょう。

【メインのおかず】春キャベツの豚肉巻き

春キャベツの豚肉巻き
春キャベツをたっぷり食べられる満足度の高い料理です。
<材料:2人分>
・豚薄切り肉(ロース、バラなどお好みで) 200g
・春キャベツ 100g
・エノキ 1/2袋
・塩 小さじ1/2
・酒 大さじ1
・サラダ油 大さじ1
[タレ]
・油 大さじ1
・みりん 大さじ1
<作り方>
1. 春キャベツを千切りに、エノキは根元を切り落とし2等分にする
2. キャベツに塩をもみ込み、水気が出たら絞る
3. まな板の上に豚肉を縦長に置き、キャベツとエノキを手前に乗せてきつめに巻く
4. 中火で熱したフライパンにサラダ油を引き、巻き終わりを下にして3を並べる
5. 色が変わるまで中火で炒める
6. 酒を加えて蓋をし、5分ほど蒸し焼きにする
7. [タレ]を入れ全体に絡めたら火からおろす
8. 皿に盛る

【サブのおかず】春キャベツとツナのコールスローサラダ

春キャベツのコールスローサラダ
ツナのうまみが加わったコールスローです。春キャベツのやわらかい食感も楽しめます。
<材料:2人分>
・春キャベツ 200g
・ニンジン 40g
・ツナ缶 80g
[調味料]
・マヨネーズ 大さじ2
・酢 大さじ1
・塩 少々
<作り方>
1. ツナ缶の汁気を切っておく
2. 春キャベツと皮をむいたニンジンを千切りにする
3. ボウルに1と2、[調味料]を入れて混ぜ合わせる
4. 器に盛る

【スープ】春キャベツとウインナーのトマトスープ

春キャベツとウインナーのトマトスープ
春キャベツの他にウインナーを入れた食べ応えたっぷりのトマトスープ。春キャベツのうまみを引き立たせるには、シンプルに調理するのがおすすめです。
<材料:2人分>
・春キャベツ 1枚
・ウインナー 4本
・カットトマト缶 1/2缶
・オリーブオイル 大さじ1
・塩コショウ 少々
[スープ]
・水 400cc
・コンソメ(顆粒) 小さじ2
<作り方>
1. 春キャベツはざく切り、ウインナーは斜め切りにする
2. 鍋にオリーブオイルをひいて熱し、ウインナーを中火で1分ほど炒める
3. 春キャベツを加える
4. 春キャベツがしんなりしたら、[スープ]の材料とカットトマト缶を加えて沸騰させる
5. 蓋をして弱火で7〜8分ほど煮込む
6. 塩コショウで味を整える
7. 器に盛る

春キャベツの旬は5月頃まで!おいしく食べよう

春キャベツを包丁でカットする女性
3〜5月に最盛期を迎える春キャベツは、比較的暖かい地域で栽培され、栄養も豊富な食材の一つです。冬キャベツや夏秋キャベツと異なり、葉がやわらかくみずみずしいのが特徴。その素材を活かして、できるだけシンプルな調理方法で食べるのがおすすめです。2月下旬〜5月頃まで購入できますので、ぜひ春キャベツを使った料理を楽しみましょう。
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