6月に旬を迎える食材一覧【野菜・魚・果物】│栄養素・保存方法・調理方法など
春から夏へと変わっていく6月は、ミネラルやビタミンが豊富な夏野菜、DHAやEPAなどの栄養が豊富な魚が売り場に並び始める時期です。この記事では、6月頃に旬を迎える野菜・魚・果物の栄養素やカロリー、保存方法などを紹介します。旬の食材で体の調子を整え、この季節を楽しみましょう。
【野菜】6月が旬の食材
まずは6月が旬の野菜を紹介します。あともう1品欲しいときや、付け合わせが欲しいときにぜひ取り入れてみてください。
ネバネバで疲労回復!「オクラ」
オクラは、粘り気と表面の産毛が特徴の緑黄色野菜です。オクラは他の野菜に比べて傷みやすく、冷気や湿気が苦手なので、購入後は新鮮なうちに食べましょう。
<カロリー・保存方法・消費期限>
・カロリー:100g(8~10本)あたり26kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限:冷蔵保存では3~4日・冷凍保存では約1ヵ月
・カロリー:100g(8~10本)あたり26kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限:冷蔵保存では3~4日・冷凍保存では約1ヵ月
<栄養素>
水に溶けやすい水溶性食物繊維のペクチンには、血中のコレステロールを減らし、血圧を下げる効果があります。また体内の塩分を排出するカリウム、骨を強くするカルシウムも含みます。
水に溶けやすい水溶性食物繊維のペクチンには、血中のコレステロールを減らし、血圧を下げる効果があります。また体内の塩分を排出するカリウム、骨を強くするカルシウムも含みます。
<おすすめの調理法>
サラダ・冷奴などに乗せる・炒め物
サラダ・冷奴などに乗せる・炒め物
ビタミンと水分補給に「キュウリ」
キュウリは全体の約95%が水分で、低カロリー・低糖質の野菜。ビタミンやミネラルの補給が大切な夏におすすめです。
<カロリー・保存方法・消費期限>
・カロリー:100g(1本)あたり14kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限:冷蔵保存では2日〜1週間、冷凍保存で約2〜3週間
・カロリー:100g(1本)あたり14kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限:冷蔵保存では2日〜1週間、冷凍保存で約2〜3週間
<栄養素>
キュウリにはビタミンC・カリウム・食物繊維・葉酸などが含まれています。ビタミンCは、免疫機能の維持や肌の健康に欠かせない栄養素です。カリウムは高血圧予防やむくみ解消に、食物繊維は生活習慣病の予防・改善を促すのに役立ちます。
キュウリにはビタミンC・カリウム・食物繊維・葉酸などが含まれています。ビタミンCは、免疫機能の維持や肌の健康に欠かせない栄養素です。カリウムは高血圧予防やむくみ解消に、食物繊維は生活習慣病の予防・改善を促すのに役立ちます。
<おすすめの調理法>
サラダ・漬物
サラダ・漬物
料理を彩る「えんどう豆(絹さや、スナップえんどう)」
緑色が鮮やかなえんどう豆は、春から初夏に旬を迎えます。以下で紹介する「さやえんどう」「グリーンピース」「えんどう豆」は、同じマメ科エンドウ属ですが、成長過程や食べられる部分によって名前が変わるのが特徴です。
品種の名前 | 分類 | 食べる部位 |
豆苗(とうみょう) | 野菜 | 若芽 |
絹さや(さやえんどう) ※絹さやとさやえんどうは同じものです。
|
野菜 | さやを若取りしたもの |
スナップえんどう | 野菜 | 野菜 |
グリーンピース | 野菜 | 成熟前の若い豆 |
えんどう豆 | 豆類 | 成熟した豆 |
ここでは絹さやとスナップえんどうの保存方法や栄養素などを紹介します。
<カロリー・保存方法・消費期限>
・カロリー:絹さや100g(30~50枚)あたり36kcal、スナップえんどう100g(約20本)あたり43kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限
冷蔵保存:7~10日
濡らしたキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて保存しましょう。
冷凍保存:約1ヵ月
筋を取り、かために塩茹でしてから小分けにして冷凍保存します。凍ったままでも調理は可能です。
・カロリー:絹さや100g(30~50枚)あたり36kcal、スナップえんどう100g(約20本)あたり43kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限
冷蔵保存:7~10日
濡らしたキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて保存しましょう。
冷凍保存:約1ヵ月
筋を取り、かために塩茹でしてから小分けにして冷凍保存します。凍ったままでも調理は可能です。
<栄養素>
絹さやとスナップえんどうは、さやにも実にも食物繊維が豊富に含まれています。絹さやはビタミンCも豊富です。
絹さやとスナップえんどうは、さやにも実にも食物繊維が豊富に含まれています。絹さやはビタミンCも豊富です。
<おすすめの調理法>
絹さや:卵とじ・炒め物
スナップえんどう:ソテー・ごま和え
絹さや:卵とじ・炒め物
スナップえんどう:ソテー・ごま和え
【魚】6月が旬の食材
ここで紹介する6月が旬の魚は、クセが少ないのでさまざまな食べ方で楽しめます。また通年出回っている種類の魚でも、旬の時期は脂のりが良く身もやわらかいので、特においしく食べられますよ。
初夏が旬! 脂が乗っておいしい「アジ」
アジはDHAとEPAが豊富に含まれた、栄養価が高い魚。旬のアジは脂が乗っていて特においしいですよ。
<カロリー・保存方法・消費期限>
・カロリー:68g (1尾※可食部)あたり82kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限:冷蔵保存では1~2日・冷凍保存は約2週間。内臓が付いていると傷みが早いので、取ってから冷蔵・冷蔵保存しましょう。
・カロリー:68g (1尾※可食部)あたり82kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限:冷蔵保存では1~2日・冷凍保存は約2週間。内臓が付いていると傷みが早いので、取ってから冷蔵・冷蔵保存しましょう。
<栄養素>
・DHA:血液をサラサラにし、コレステロール値の上昇を抑える効果が期待できるでしょう。
・EPA:中性脂肪値を下げる働きがあると言われています
・カルシウム:含有量が多く、骨と歯の健康維持に役立ちます。
・DHA:血液をサラサラにし、コレステロール値の上昇を抑える効果が期待できるでしょう。
・EPA:中性脂肪値を下げる働きがあると言われています
・カルシウム:含有量が多く、骨と歯の健康維持に役立ちます。
<おすすめの調理法>
刺身・たたき・南蛮漬け・フライ
刺身・たたき・南蛮漬け・フライ
脂が乗ったアジの選び方はこちらの記事を参考にしてみてください。
どんな調理法も合う白身魚「イサキ」
イサキはスズキ目イサキ科に属し、釣りでも人気の回遊魚です。通年市場に出回っていますが、イサキの旬は6~9月ごろの産卵期。
この時期は特に脂が乗っていておいしいと言われ、「麦わらいさき」や「梅雨いさき」とも呼ばれています。
この時期は特に脂が乗っていておいしいと言われ、「麦わらいさき」や「梅雨いさき」とも呼ばれています。
<カロリー・保存方法・消費期限>
・カロリー:110g(1尾※可食部)あたり140kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限:冷蔵保存では1〜3日・冷凍保存は約2週間(内臓を取った場合)
・カロリー:110g(1尾※可食部)あたり140kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍
・消費期限:冷蔵保存では1〜3日・冷凍保存は約2週間(内臓を取った場合)
<栄養素>
イサキは白身魚ですが、アジなどの青魚に豊富なDHAやEPAが多いのが特徴です。また良質なタンパク質も含まれています。
イサキは白身魚ですが、アジなどの青魚に豊富なDHAやEPAが多いのが特徴です。また良質なタンパク質も含まれています。
<おすすめの調理法>
刺身・塩焼き・煮付け
刺身・塩焼き・煮付け
旬の梅とも好相性の「イワシ」
5月から6月にかけて、主に関東地方で獲れたマイワシが多く流通します。イワシは体にある黒い斑点と、手でも捌けるほど身がやわらかいのが特徴です。またイワシの脂は梅の酸味と好相性とされています。
<カロリー・保存方法・消費期限>
・カロリー:80g(1尾※可食部)あたり174kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍(内臓を取った場合)
・消費期限:冷蔵保存では2~3日・冷凍保存は約2週間
・カロリー:80g(1尾※可食部)あたり174kcal
・保存方法:冷蔵・冷凍(内臓を取った場合)
・消費期限:冷蔵保存では2~3日・冷凍保存は約2週間
<栄養素>
イワシにもDHAやEPA、カルシウムが豊富に含まれています。
イワシにもDHAやEPA、カルシウムが豊富に含まれています。
<おすすめの調理法>
刺身・塩焼き・煮付け・梅煮
刺身・塩焼き・煮付け・梅煮
おいしい魚の選び方を知りたい人は、こちらの記事もチェックしてみてください。
【果物】6月が旬の食材
梅やさくらんぼなどは6月が旬です。採れたてのおいしそうなものを選んで、この季節ならではの味を楽しみましょう。
クエン酸やミネラル豊富な「梅」
梅はバラ科サクラ属の落葉高木に実ります。旬の期間は5~6月と短く、緑色の「青梅」は6月上旬、黄色い「完熟梅」は6月中旬頃に出回ります。
<カロリー・保存方法・消費期限>
・カロリー:生の梅100gあたり28kcal
・保存方法:冷蔵3~4日・冷凍(下処理を行う)1ヵ月ほど
・消費期限:冷蔵・冷凍
・カロリー:生の梅100gあたり28kcal
・保存方法:冷蔵3~4日・冷凍(下処理を行う)1ヵ月ほど
・消費期限:冷蔵・冷凍
梅は傷みやすいため、用途にあったものを購入してすぐに加工するか、冷凍保存するのがおすすめ。冷凍した梅はエキスが出やすくなるため、梅酒や梅ジュースにすると良いでしょう。梅干しを作る場合は、エキスが出ていかないよう冷凍以外で保存してくださいね。
<栄養素>
梅はミネラルの他、クエン酸やリンゴ酸などによる殺菌・抗菌成分などを含んでいます。ちなみに、クエン酸は疲労回復効果が高い栄養素です。
梅はミネラルの他、クエン酸やリンゴ酸などによる殺菌・抗菌成分などを含んでいます。ちなみに、クエン酸は疲労回復効果が高い栄養素です。
<おすすめの調理法>
梅酒・梅干し・梅シロップ・甘露煮・ジャム
梅酒・梅干し・梅シロップ・甘露煮・ジャム
梅干しや梅酒の作り方、用途に合った梅の選び方などはこちらを参考にしてみてください。
常温保存で早めに食べるのがおいしい「さくらんぼ」
さくらんぼの旬は品種にもよりますが、主に5月下旬~7月頃です。長期保存に向かず、収穫してすぐが食べごろなので、購入後は早めに食べることをおすすめします。冷蔵保存には向かないため、食べきれない場合は冷凍したり、ジャムなどに加工したりすると良いでしょう。
<カロリー・保存方法・消費期限>
・カロリー:63g(10個)あたり38kcal
・保存方法:常温・冷凍
・消費期限:常温保存では約2日・冷凍保存は約1~2ヵ月
・カロリー:63g(10個)あたり38kcal
・保存方法:常温・冷凍
・消費期限:常温保存では約2日・冷凍保存は約1~2ヵ月
さくらんぼは温度や湿度の変化に弱いため、常温保存が望ましいです。食べきれないときは冷凍保存をしましょう。冷凍保存をすると、シャリシャリした食感を楽しめますよ。
さくらんぼは冷やすと果肉がかたくなるので常温保存がおすすめですが、クール便で送られてきたものは、温度変化を少なくするため、冷蔵庫で保存してください。
<栄養素>
・カリウム:体内にあるナトリウムを対外に排出する働きがあります。
・アントシアニン:眼精疲労の予防に効果があると言われています。
・カリウム:体内にあるナトリウムを対外に排出する働きがあります。
・アントシアニン:眼精疲労の予防に効果があると言われています。
<おすすめの調理法>
ジャム・ゼリー・タルト・そのままデザートとして
※食べる直前に冷水で冷やすとよりおいしく食べられます。
ジャム・ゼリー・タルト・そのままデザートとして
※食べる直前に冷水で冷やすとよりおいしく食べられます。
6月が旬の食材を取り入れよう
シャキシャキ食感が楽しめる野菜や淡泊で食べやすい魚、香りの良い果物など、6月が旬の食材も魅力が満載!おいしくて栄養たっぷりの食材を献立に取り入れてみませんか?
中には流通時期が短いものもあるので、お買い物前に「Shufoo!(シュフー)」で最寄りのスーパーのチラシをチェックするのがおすすめです。
中には流通時期が短いものもあるので、お買い物前に「Shufoo!(シュフー)」で最寄りのスーパーのチラシをチェックするのがおすすめです。
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