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<保冷剤の再利用アイデア集>インテリアから災害時まで大活躍!注意点も解説

<保冷剤の再利用アイデア集>インテリアから災害時まで大活躍!注意点も解説

いつの間にか冷凍庫に溜まりがちな保冷剤。そのまま捨てるのはもったいないけれど、利用する機会も少ないという方は多いようです。しかし、保冷剤はさまざまな用途で再利用ができます。保冷剤の中身や利用方法、再利用する際の注意点について紹介します。インテリアに溶け込むようなおしゃれな使い道から、災害時などの非常時に役立つ方法までを見ていきましょう。

保冷剤の中には何が入っている?

保冷剤の中身
現在の保冷剤の中身は、水と高吸収性ポリマーが入っているジェル状が主流です。中身の約99%が水分で、そこに少量の高吸収性ポリマーを加えてジェル状にしています。高吸収性ポリマーは紙おむつなどにも使用されていて、重量の100~1,000倍もの水を吸収可能です。他には水状の保冷剤もあり、それは100%水でできています。
ここからは、ジェル状の保冷剤の再利用アイデアを紹介します。

保冷剤の再利用アイデア①インテリア

保冷剤を再利用した芳香剤
保冷剤のジェルを使って、インテリアにもなじむグッズを作ってみましょう。アロマオイルを加えた芳香剤や植木などの保水剤としても活用できます。    

アロマオイルを加えて消臭剤・芳香剤にする

保冷剤に入っている高吸収性ポリマーは、ニオイを吸収する性質を持っているため、消臭剤と芳香剤が作れます。芳香剤にする場合は中身を出して、好みのアロマオイルを2滴ほど混ぜてください。おしゃれな容器を使ったり、水性ペンや食紅などでジェルに着色したり、貝殻やビー玉を入れたりして見た目にこだわるのも楽しいでしょう。場所別のおすすめアロマオイルは以下の通り。
芳香剤を置く場所 おすすめアロマオイル
トイレ
ユーカリ、レモン など
リビング オレンジ、ベルガモット など
玄関 ラベンダー など
虫除け効果が期待できるペパーミント、レモンユーカリなどの香りもおすすめです。虫を寄せ付けたくない窓際やキッチンに置いてみてください。
保冷剤が乾燥して粉状になったら、取り換えるタイミングです。

植木や生花の保水剤にする

保冷剤を常温に戻し、中身を取り出して植木鉢の土の上に敷き詰めると保水剤の代わりになります。土の上に保冷剤の中身を敷き詰めておくと植木鉢の土が乾いてきた時に、保冷剤に含まれた水分が浸透していきます。2日程度なら水やりをしなくても良いため、2泊3日程度の旅行であれば、この処置をしておけば安心です。
保冷剤は植木鉢だけではなく、切り花の保水にもおすすめ。切り花は時期によっては毎日水の交換が必要で、水に生けると蒸発して水の量が減ったり、水に雑菌が繁殖して濁ったりする可能性があります。そのため、保冷剤を再利用すると良いでしょう。
切り花に保冷剤を活用する時は、生ける花瓶に大さじ1程度のジェルを入れてください。ジェルが花の茎にしっかり絡まるので、フラワーアレンジメントで使うオアシスの代わりにもできます。

保冷剤の再利用アイデア②実用的

保冷剤をカイロの代わりにする人
保冷剤を再利用する方法はまだまだあります。カイロのストックがなくなった時や、氷まくらが見当たらない時、冷凍庫で余った保冷剤が役に立ちます。ここで紹介する再利用アイデアは、保冷材のジェルは取り出さず袋に入ったまま使います。    

お湯で温めてカイロ代わりに使う

保冷剤は、40℃くらいのお湯に入れて約3分温めるとカイロの代わりになります。保温時間は約20分で長時間の保温はできませんが、寒い時期に外玄関を掃除する間や子どもの送迎など、ちょっとした時に便利です。
保冷剤を温める際は、中身が破裂する可能性があるので、電子レンジの使用は避けてください。また、保冷剤の袋が熱で溶けて破れてしまうので、熱湯で温めるのも避けましょう。

お湯で温めて目元ケアに使う

眼精疲労のケアとして目元を温めるのにもおすすめです。先述のカイロと同じく、40℃くらいのお湯でほど良く温めた保冷剤を目元に乗せて温めると、血行が良くなります。ちょうど良いサイズを2つ使って、両目を同時に温めてみてください。

凍らせて毛穴の引き締めに使う

凍らせた保冷剤は、開いた毛穴を引き締めるケアに使えます。洗顔後すぐに冷やすと化粧水などが入りにくくなるので、スキンケアの最後に使ってください。ただし、長時間冷やすと赤ら顔や凍傷になる恐れがあるため、10秒以上は冷やさないよう気を付けましょう。

凍らせて発熱時や熱中症などの対策に使う

高熱で辛い時に首のうしろや脇、太ももの付け根を、タオルなどで包んだ保冷剤で冷やすのもおすすめ。寝苦しい夜は氷まくらの代わりとして、暑い日に外で活動する際は首元を冷やす熱中症対策アイテムとしても使えて便利です。使う時は、凍傷予防にタオルやハンカチで包みましょう。また、病気で高熱が出た時にも役立ちます。
保冷剤は熱帯夜で寝苦しい時にも使えます。夏の睡眠を快適にする方法を紹介した記事も参考にしてください。

保冷剤の再利用アイデア③災害時

保冷剤は災害時にも活躍します。突然の事態に備えて、災害時の再利用方法をチェックしておきましょう。    

簡易トイレとして使用する

災害時に水洗トイレを使用すると、排水管が壊れる可能性があります。そのため、1週間ほどは簡易トイレを用意しておくのが望ましいですが、それでも数が足らなくなるかもしれません。その場合に保冷剤を簡易トイレに再利用しましょう。保冷剤の中の高吸収性ポリマーが簡易トイレに必要な凝固剤の代わりになります。高吸収性ポリマーは匂いの成分を吸い寄せるため、消臭効果も期待できます。
<材料:1回分>
・保冷剤(小) 4個
・塩 
・キッチンペーパー
<作り方>
1. 容器に保冷剤の中身を出し、全体に塩をかける
2. 塩をかけることで水と凝固剤が分離し始めるので、1をキッチンペーパーの上に乗せてろ過する
3. キッチンペーパーの上に残った高吸収性ポリマーを約1日乾かす
高吸収ポリマーを乾燥させすぎると、水分を吸収するのに時間がかかってしまいます。そのため簡易トイレとして使用するなら、約1日乾燥させた少しやわらかめの状態がおすすめです。

停電時の冷蔵庫に使用する

災害時は、長時間の停電で冷蔵庫の機能が停止してしまうこともあります。そんな時に凍らせておいた保冷剤が役に立ちます。災害時に慌てないように、普段から少し多めに保冷剤を凍らせておきましょう。
災害が発生して停電した場合は、冷蔵室の一番上の棚に保冷剤を置きます。すると冷気が上から降りてきて、冷蔵室に行き渡ります。この方法は、あくまでも温度の上昇を防ぐためなので、冷気を逃さないように冷蔵庫をできるだけ開けないようにしてください。
保冷材は災害や停電時にも役立つので、いざという時のために備えておきたいもの。この他にも防災グッズとして揃えておきたいもののリストは、以下の記事をチェックしてみてください。

保冷剤を再利用する際の注意点

飼い主とペット
保冷剤は便利なアイテムですが、再利用するにはいくつかの注意点があります。保冷剤の成分の性質を知って、上手に保冷剤を再利用しましょう。    

いつの物かわからないくらい古い保冷剤は再利用しない

昔は保冷材に「エチレングリコール」という毒性のある成分が使用されていました。しかし、誤飲事故が多発し問題となったため、現在では毒性のない水と高吸収性ポリマーを使用した保冷剤が主流になっています。新しい保冷剤ならまず心配ないですが、いつの物かわからないくらい古い保冷剤だと「エチレングリコール」が使われているかを見極めるのは難しいところ。もしも、いつの物かわからないような古い保冷剤があった場合は再利用せず処分すると安心です。

高温多湿の環境下ではカビが発生する場合もある

保冷剤を再利用した際、高温多湿の環境に置くとカビが発生する恐れがあります。衛生面を考え、一度中身を取り出したら1~2週間ほどで処分しましょう。なお、先ほど消臭剤・芳香剤や植物の保水剤に再利用する方法を紹介しましたが、もしカビが発生したら処分してください。

子どもやペットの手が届かない場所で使用する

現在日本に流通している保冷剤には、誤飲したとしても人体に害を及ぼさない成分が使われている物が多いです。しかし子どもやペットが興味を持ち、誤って飲み込み、保冷剤の成分が体内の水分を吸収してしまう可能性もあります。そのため、中身のジェルを取り出して使う再利用法では特に、子どもやペットの手が届かない場所での使用をおすすめします。
万が一、子どもやペットが保冷剤を誤飲したことに気がついたら、すぐに水か牛乳を飲ませて吐かせてください。体重10kgあたり10gを越える量を飲み込んでいれば、水か牛乳を飲ませて吐かせた上でかかりつけの医院に相談するか、救急相談の電話窓口や、医療機関に問い合わせてください。

処分する時は排水溝やトイレには流さない

保冷剤を排水溝に流すと、保冷剤の成分である高吸収性ポリマーが水分を吸収して膨らみ、排水管を詰まらせてしまう可能性があります。そのため保冷剤は、基本的に可燃ゴミとして処分します。ただし、住んでいる地域によっては処分方法が違う可能性があるので、自治体のHPなどで確認しましょう。
同じ理由で、揚げ物に使った油も直接排水口に流してはいけません。正しい捨て方を紹介した記事もチェックしてみてください。

保冷剤の再利用アイデアをいろいろ試してみよう

家族で保冷剤の再利用法について話している
保冷剤は、本来の用途以外にもいろいろ活用できます。災害時には簡易トイレや冷蔵庫内の保冷にも使えるので、冷凍庫にストックしておいても良いかもしれません。気になる再利用法があれば、ぜひ試してみましょう。
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