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クリーニング代の相場はいくら?コートなど種類別の料金&預ける際のポイントも

クリーニング代の相場はいくら?コートなど種類別の料金&預ける際のポイントも

大切な衣類や寝具をきれいに保つためにクリーニング店を利用したいけれど、店舗や地域によって料金はまちまち。クリーニング代の相場について気になる方もいるのではないでしょうか。この記事では、クリーニング代の相場を店舗型・宅配型に分けてまとめています。預ける際のポイントもあわせて紹介していますので、参考にしてみてください。

クリーニング代はアイテムの種類、店舗やサービスによって異なる

クリーニングした品物を届ける男性
クリーニング代は、アイテムの種類や店舗、サービスによって異なります。アイテム別の相場を紹介する前に、まずはクリーニング店の種類やサービスの特徴を紹介します。

一般的なクリーニング店:手ごろな値段で仕上がりが早い

街中で見かける一般的なクリーニング店は、実際に店舗を訪れて依頼する店舗型のクリーニング店。手ごろな値段で早めに仕上げてくれるのが特徴です。
クリーニングの料金体系はチェーン店と個人店で異なります。また、チェーン店であっても、地域によって価格が変わることもあるため注意が必要です。

高級・専門クリーニング店:値段は高めだが、高品質

高級クリーニング店は一般的なクリーニング店より価格が上がるものの、その分高品質な仕上がりが期待できます。
専門クリーニング店は、皮革や毛皮製品・着物などを専門的に扱う業者です。値段は高めですが、豊富な知識や専門技術を持っているので、大切な服やブランド服なども安心して預けられるでしょう。一般的なクリーニング店と同じく店舗型であることが多く、店や衣類の種類によって価格が異なります。

宅配クリーニング:まとめて出すならお得

宅配クリーニングサービスは、自宅にいながら依頼から受け取りまでを完結できるサービスです。衣類の種類ではなく、点数ごとに料金が決まった「パック料金」を設定している業者も多くあります。
送料はかかりますが、数点出せば送料無料になる場合もあります。ダウンコートなど、クリーニング代が高い衣類をメインにして、衣替えの時期にまとめて利用するとお得です。
<宅配サービスを依頼する流れ>
1. Webサイトで依頼
2. 専用キットが届くので、クリーニングしたい物を詰める
3. 梱包した物を集荷業者へ渡す
クリーニングが終わった衣類が手元に届いたら、衣類の点数や、汚れや破れがないかを確認します。

クリーニング代の相場①衣類

クリーニング後の衣類が並ぶ部屋
ここからは、衣類の種類ごとにクリーニング代の相場を見ていきましょう。あわせて仕上がりまでの所要日数や依頼する頻度の目安も紹介。店舗クリーニングと宅配クリーニングに分けてまとめています。

店舗クリーニングの場合

アイテム 相場(税込) 所要日数 出す頻度の目安
スーツ(上下) 950〜2,000円 3〜7日程度 夏は月3回、冬は1ヵ月に1回程度
ジャケット 800〜1,200円 3〜7日程度 夏は月3回、冬は1ヵ月に1回程度
ワイシャツ 100〜500円 当日〜5日程度 着用後
コート 500〜1,900円 4〜14日程度 1シーズンに1,2回程度
ダウンコート 1,800円~4,000円 4〜14日程度 1シーズンに1,2回程度
セーター 600〜750円 1〜7日程度 2週間に1回程度
スカート 500〜950円 2〜7日程度 1ヵ月に1回程度
スラックス 350〜650円 2〜7日程度 1ヵ月に1回程度
スーツの場合、夏場は汗をかきやすいので2〜3回着用したらクリーニングに出すと衛生的です。コートは汚れが残っているとカビや虫食いの原因になるため、暖かくなる前にクリーニングに出しましょう。ワイシャツなど直接肌に触れる衣類は、一度着用したらクリーニングに出すと清潔に保てます。
上記の表は基本料金で、シミ抜き・汗抜き加工や撥水加工、防虫加工、折り目加工などのオプションメニューをプラスする場合は、追加料金がかかる点に注意が必要です。

宅配クリーニングの場合

アイテム 相場(税込) 出す頻度の目安
スーツ(上下) 1,400円〜 夏は月3回、冬は1ヵ月に1回程度
ジャケット 850円〜 夏は月3回、冬は1ヵ月に1回程度
ワイシャツ 320円〜 着用後
コート 2,100円〜 1シーズンに1,2回程度
ダウンコート 3,150円~ 1シーズンに1,2回程度
セーター 730円〜 2週間に1回程度
スカート 650円〜 1ヵ月に1回程度
スラックス 730円〜 1ヵ月に1回程度
宅配クリーニングサービスに依頼した場合の所要日数は、5〜12日程度です。単品の場合は上記のような価格設定で割高になります。
しかし、5点、10点など依頼する時はパックでまとめるのが宅配クリーニングの主流です。まとめて依頼することで、1点あたりの価格を抑えられます。郵送に時間がかかるため、所要日数は店舗型よりも長くなる点に注意が必要です。

クリーニング代の相場②寝具

布団のイメージ画像
自宅では洗うのがなかなか難しい布団や毛布などの寝具も、クリーニングに出せます。次は、寝具のクリーニング代の相場や所要日数などを紹介します。

店舗クリーニングの場合

アイテム 相場(税込) 所要日数
敷布団 4,000〜8,000円程度 7〜10日程度
掛け布団(羽毛) 4,000円〜 1〜3週間程度
毛布 1,000円〜 1〜2週間程度
寝具は、衛生面を考えて年に1、2回以上はクリーニングしたいところです。相場はサイズや素材によって変動します。防ダニ加工や、肌触りを良くするミンク加工などのオプションメニューを施す場合は、追加料金がかかります。

宅配クリーニングの場合

アイテム 相場(税込) 所要日数
敷き布団 5,700〜13,500円程度 7〜10日程度
掛け布団(羽毛) 5,700〜9,700円程度 1〜3週間程度
毛布 1,300〜3,300円程度 2〜3週間程度
宅配クリーニングの場合も、寝具は年に1、2回以上クリーニングを依頼したいところです。宅配の場合は、単品だと送料が影響して割高になります。しかし、枚数が増えるごとに安くなる傾向にあるため、まとめて依頼するとお得です。
布団などの大きい寝具は、クリーニング店が近所にない場合は持ち運びが大変です。その場合は自宅まで受け取りに来てくれる宅配クリーニングを利用すると便利でしょう。

クリーニングに預ける際のポイント3選

シャツを広げる女性
最後に、クリーニングに預ける際のポイントを紹介します。クリーニングに預ける前には、所要日数やサービス内容、オプションメニューを事前に確認しておきましょう。

1. 仕上がりまでの日数を確認しておく

衣類の種類によって日数が前後するため、預ける前に仕上がりにかかる日数を確認しておきましょう。また、仕上がりまでの日数は宅配よりも店舗の方が短いので、急ぐ場合は店舗でクリーニングを依頼しましょう。

2. 預ける物に合わせた店を選ぶ

クリーニングには店舗型や宅配型などの種類があるため、預けたい物に合った店選びが大切です。高級クリーニング店や専門業者では、純度の高い溶剤を使用していることが多く、繊維を傷めずに洗浄できます。デリケートな素材や高価な物、大切な衣類などを預ける場合は、特に注意して店を選びましょう。

3. オプションメニューの有無や内容を確認する

汚れ落とし・シミ抜きなどの処理や、防水・防虫などの加工を検討する場合は、希望するオプションメニューの有無を確認することも大事です。汚れや生地の特性に合わせた加工を取り入れることで、衣類が長持ちします。

クリーニング代は店舗やサービスで異なる!価格や品質で選ぼう

クリーニング後の衣類
クリーニング代は店舗か宅配かによっても異なる他、衣類の種類やオプションメニューの追加などでも変動します。預ける物をなるべく早く受け取りたい方は店舗の利用を、かさばる物を預けたい方や近くに店舗がない方は宅配を利用するのがおすすめです。
カーペットやスニーカーなど自宅で洗いにくい物や、大量の洗濯物を一度に洗いたい時は、コインランドリーの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
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