調味料の収納|おしゃれに見せてスッキリしまう!使いやすい収納アイデア
料理に欠かせない、さまざまな調味料。適切な場所に収納しておけば、使いたいときにすぐ見つかり、風味が落ちることもありません。この記事では、調味料の収納のコツ、おしゃれに見せる/スッキリしまう収納の収納アイデアを場所別に紹介します。便利な100均グッズも活用して、調味料を使いやすく収納しましょう。
調味料を収納する際の注意点2つ
調味料は、種類によって適切な保存方法が異なります。常温または冷蔵どちらが良いのか、また詰め替えに向いている調味料は何があるのかなども確認しておきましょう。
1. 調味料に合わせ常温/冷蔵保存を使い分ける
調味料によって、開封後に常温保存するもの、冷蔵保存するものに分かれます。例えば米酢とポン酢醤油のように、同じような調味料でも含まれている原料は異なり、保存方法も異なります。米酢は常温保存、酢以外の原材料が多く含まれるポン酢醤油は冷蔵保存です。風味を保ち、傷まないよう適切な場所に保存することが大切です。
また、調味料によって賞味期限はまちまちです。調味料のラベルを確認し、記載されている保存方法に合わせて賞味期限内に使い切りましょう。
よく使う調味料の保存方法については、「調味料別おすすめの保存方法と賞味期限の目安」で紹介します。
2. 詰め替えるのは長期保存できる調味料だけにする
調味料の性質や使う頻度により、詰め替えに向き、不向きがあります。調味料は購入時のままだと形も大きさもバラバラなので、別容器に詰め替えると、統一感が出てすっきりおしゃれにできますが、すべての調味料が詰め替えに向くわけではありません。
詰め替えに向いている調味料は、砂糖や塩のように長期間保存できるものです。次のようなものは詰め替えに向かないので注意してください。
<詰め替えに向かない調味料>
・ドレッシング:開封後の賞味期限が短いものが多い
・オイスターソースやマヨネーズなど:粘度が高く扱いづらい
・遮光瓶に入ったレモンの絞り汁など:劣化が早まり衛生管理が難しい
・ドレッシング:開封後の賞味期限が短いものが多い
・オイスターソースやマヨネーズなど:粘度が高く扱いづらい
・遮光瓶に入ったレモンの絞り汁など:劣化が早まり衛生管理が難しい
調味料を詰め替える際は賞味期限に注意しましょう。ラベルに賞味期限を記載して詰め替え容器に貼るなど対策をしてください。上記の写真のような収納であれば、ボトルの前面に調味料の名前、上部に賞味期限を書くと分かりやすいでしょう。
調味料別おすすめの保存方法と賞味期限の目安
前述のように、調味料によって適切な保存方法や賞味期限は違います。続いては代表的な調味料の保存方法、賞味期限の目安を紹介します。
調味料 | 保存方法 | 開封後の賞味期限 |
塩・砂糖 | 常温保存 | 賞味期限なし |
酢 | 常温保存 | 1年程度 |
ゴマ油 | 常温保尊 | 1~2ヵ月 |
みりん | 本みりんは常温保存 みりん調味料は冷蔵
|
3ヵ月程度 |
醤油 | 冷蔵保存 ※ | 1ヵ月程度 |
味噌 | 冷蔵または冷凍保存 | 3~12ヵ月(種類により異なる) |
ソース | 冷蔵保存 | ウスターソース・お好み焼きソース 約3ヵ月 中濃ソース・とんかつソース 約1ヵ月
|
マヨネーズ | 冷蔵保存 | 約1ヵ月 |
ケチャップ | 冷蔵保存 | 約1ヵ月 |
※密閉タイプの醤油は開封後常温保存可能
こうして見てみると、調味料の種類は実にたくさんあります。1本で料理の味が決まる「万能調味料」については、こちらで詳しく紹介しています。
調味料の収納アイデア【おしゃれに見せる収納】
ここからは、調味料の収納アイデアを紹介します。卓上やキッチンカウンターなどの目につきやすく生活感が出やすい場所で使いたい、おしゃれに見せる調味料の収納について確認していきましょう。調味料がおしゃれに収納できていると気分も上がり、キッチンに立つのも楽しくなるでしょう。収納に使える100均グッズも紹介します。
卓上の収納
卓上では、塩やコショウといった食事中にちょい足しする調味料が中心です。ホコリ対策にもなる蓋付きの調味料ラックがおすすめです。
<使える100均グッズ>
1本に2種類のスパイスを入れられるスパイスボトルもあるので、おしゃれな調味料容器などをラックと組み合わせても良いでしょう。
1本に2種類のスパイスを入れられるスパイスボトルもあるので、おしゃれな調味料容器などをラックと組み合わせても良いでしょう。
キッチンカウンターの収納
キッチンカウンターは卓上とキッチンをつなぐ位置にあるので、調理用と食事中の味付け用の両方の調味料が置けます。例えば塩、コショウ、香辛料やオリーブオイルなどがおすすめ。調理用と食事中の味付け用に大小の容器を揃えると便利です。
<使える100均グッズ>
大きな容器は調理用、小さい容器は味付け用に分けてカウンターに収納します。容器に調味料の名称を書いたラベルを貼り付け、積み重ねられるスタッキングラックやコの字ラックに置くとおしゃれです。
大きな容器は調理用、小さい容器は味付け用に分けてカウンターに収納します。容器に調味料の名称を書いたラベルを貼り付け、積み重ねられるスタッキングラックやコの字ラックに置くとおしゃれです。
コンロ周りの収納
コンロ周りには、調理中に頻繁に使う調味料を置くと便利です。火を扱うため液体系は避け、温度変化の影響を受けにくい塩や砂糖、スパイスなどを収納すると良いでしょう。調理用に使う調味料は使う量が多いので、大きめの容器に収納するのがおすすめです。
<使える100均グッズ>
グラスキャニスターなど、中身が見える容器に入れるとコンロ周りがおしゃれに。スペースに限りがあるコンロ周りでは、2段ラックを使うとすっきりとまとまります。
グラスキャニスターなど、中身が見える容器に入れるとコンロ周りがおしゃれに。スペースに限りがあるコンロ周りでは、2段ラックを使うとすっきりとまとまります。
調味料の収納アイデア【スッキリしまう収納】
冷蔵庫や引き出し、シンク下などは調味料収納に便利な場所ですが、奥に入れたものが見えにくいのがデメリット。ここでは、調味料をスッキリ隠しながら使いやすく収納するポイントを説明します。
冷蔵庫の収納
冷蔵庫には、冷蔵保存が必要な液体調味料や、わさびやおろしショウガなどのチューブといった大きさも形もバラバラのものを収納します。
容器を揃えたり、ボックスで仕切ったりして整頓するのがポイント。ドアポケットにチューブを立てて収納できるチューブホルダー、背丈が揃って中身が見えるPET容器などが良いでしょう。
冷蔵庫内の各段の整理には、100均にもあるファイルボックスが便利です。ファイルボックスに調味料を入れ、ラベルで名称を記載しておくと取り出しやすく、見た目もスッキリします。
冷蔵庫の収納術について詳しく知りたい方はこちらをチェック。
家の中全体の収納については、こちらの記事が参考になります。
引き出しの収納
引き出しには、乾きものや粉類などを収納します。引き出しの中は、中身が見える100均ケースで整理するのがおすすめ。100均の同じケースで揃えると統一感が出て、見やすいです。
100均ケースを選ぶ際は、引き出しの大きさ(高さ)や、調味料を詰め替えやすく使いやすいかどうかに注意します。調味料を詰め替える場合は、賞味期限日をラベルに記載しておきましょう。
冷蔵庫横など狭い空間の収納
冷蔵庫と壁の隙間のような狭い空間には、タワースライド式のラックを使って収納するのがおすすめ。キャスター付きなので、ラックごと簡単に手前へ引き出せて調味料を取り出せます。
シンク下の収納
シンク下は仕切りがなく、奥行きのある空間が多いです。キッチンタイプによっては排水パイプから上がってくる湿気がこもりやすく、カビや雑菌の温床になりやすい環境です。奥のものも取り出しやすく、中身が見えやすい収納を心掛けましょう。
おすすめはファイルボックスを使って、引き出し式にする収納です。ファイルボックスはポリプロピレンなど湿度や液漏れに強い材質のものがおすすめです。
調味料は種類に合った保存方法で使いやすく収納しよう
調味料を収納するポイントは、調味料の性質や使う頻度に応じて収納場所を決めることです。ファイルボックスやスパイスラックといった、100均で手に入る収納アイテムもあるので、自分や家族に合った方法で使いやすくおしゃれな収納を目指してみませんか。
Shufoo!(シュフー)ではホームセンターや近所の家具店のチラシも見られるので、収納ラックなどを探すときも便利です。
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