【簡単裏ワザ】ニンニクの皮のむき方|芽の取り方・長持ちする保存方法も紹介
さまざまな料理に活用できるニンニクは、面倒な皮を簡単にむく方法を知っておくと便利です。ニンニクの皮のむき方は、手や包丁を使う以外にも水に浸す、加熱する、冷凍するなどの裏ワザがあります。手にニオイもつかず、薄皮が気持ち良いほどツルンとむけるコツを、ぜひチェックしましょう。ニンニクの芽を簡単に取るコツや、長持ちさせる保存方法もあわせて紹介します。
簡単裏ワザ!ニンニクの皮のむき方5つ
ニンニクの皮のむき方を5つ紹介します。手を使わないむき方や、1株まるごとを一気にむく方法なども紹介するので、試してみてください。
①水に30分浸す
まずは水に浸すニンニクのむき方を紹介します。30分ほど時間がかかりますが、手順が簡単なので時間のある時におすすめです。ニンニクを使う予定がある時は、前もって水に浸して準備しておくと良いでしょう。
<手順>
1. ニンニクを小房に分ける
2. ニンニクをボウルに入れ、しっかり浸るくらいの水をボウルに入れる
3. そのまま30分程度浸す
4. 水を切って皮をむく
1. ニンニクを小房に分ける
2. ニンニクをボウルに入れ、しっかり浸るくらいの水をボウルに入れる
3. そのまま30分程度浸す
4. 水を切って皮をむく
②両端をつまんで絞るようにむく
ニンニクの端を摘んで絞るようにしてむく方法です。道具いらずですぐにむけます。
<手順>
1. ニンニクを小房に分ける
2. 両端を指でつまみ、雑巾を絞るように左右逆方向にねじる
3. 皮にシワが入って浮いてきたらむく
1. ニンニクを小房に分ける
2. 両端を指でつまみ、雑巾を絞るように左右逆方向にねじる
3. 皮にシワが入って浮いてきたらむく
5〜6回くらいねじり続けると、最後の薄皮までむけます。
③ビンに入れて振る
次は、蓋つきのガラスビンに入れて振ることで皮をむく方法。一度に大量にむきたい時におすすめです。ジャムが入っていたビンなど、蓋つきであればどんなものでも使えます。しっかり蓋を閉めて振りましょう。
<手順>
1. 蓋つきのビンにニンニク1株を入れて、蓋を閉めて振る
2. バラバラになってきたら一度取り出し、ヘタの部分を切り落とす
3. 再びビンに戻し、蓋をして振る
※小房に分けたニンニクも同じ手順で皮がむける
1. 蓋つきのビンにニンニク1株を入れて、蓋を閉めて振る
2. バラバラになってきたら一度取り出し、ヘタの部分を切り落とす
3. 再びビンに戻し、蓋をして振る
※小房に分けたニンニクも同じ手順で皮がむける
振り続けると、薄皮まできれいにむけます。蓋つきのビンがない場合は、ボウルに皿で蓋をしたり、同じ大きさのボウルを2つ使って球体を作ったりして振ってください。
④電子レンジで加熱する
ニンニクを加熱調理に使うなら、電子レンジを使ったむき方もおすすめです。
<手順>
1. ニンニク1株の根元を5mmほど切り落とす
2. 耐熱皿に1を乗せ、ラップはかけずに600Wの電子レンジで30秒ほど加熱する
3. 房から押し出すようにして、ニンニクを取り出す
※1片だけむきたい場合は、根元を5mm切り落として10秒加熱する
1. ニンニク1株の根元を5mmほど切り落とす
2. 耐熱皿に1を乗せ、ラップはかけずに600Wの電子レンジで30秒ほど加熱する
3. 房から押し出すようにして、ニンニクを取り出す
※1片だけむきたい場合は、根元を5mm切り落として10秒加熱する
うまくむけない場合は、様子を見ながら5〜10秒ほど追加で加熱しましょう。電子レンジから出した直後は熱いので、やけどに注意してください。
⑤冷凍する
ニンニクを一度冷凍してから皮をむく方法です。
<手順>
1. ニンニクを小房に分け、保存袋に重ならないようにして入れて冷凍する
2. 凍ったニンニクのヘタの部分から先端に向かってバナナの皮のようにむく
1. ニンニクを小房に分け、保存袋に重ならないようにして入れて冷凍する
2. 凍ったニンニクのヘタの部分から先端に向かってバナナの皮のようにむく
冷凍することで皮がパリパリになっているのでむきやすくなります。中身のニンニク自体は凍っているので、包丁を入れるなら解凍したあとがおすすめです。
ニンニクの芽の取り方
次に、ニンニクの芽の取り方を紹介します。ニンニクの芽はジャガイモと違って健康に害はありませんが、加熱調理の際に焦げやすく辛みやニオイも強めなので、取り除いた方が使いやすいでしょう。一般的な包丁を使ってえぐり取る方法の他、加熱する方法、つまようじを使う方法も知っておくと便利です。
①包丁でえぐり取る
包丁を使ってえぐり取る一般的な方法です。
<手順>
1. 皮をむいたニンニク1片の根元の部分を2mm程度切り落とし、縦半分に切る
2. 包丁の刃の角の部分を使い、芽を押し上げるようにしてえぐり取る
1. 皮をむいたニンニク1片の根元の部分を2mm程度切り落とし、縦半分に切る
2. 包丁の刃の角の部分を使い、芽を押し上げるようにしてえぐり取る
芽が小さく細かい作業になるため、手を切らないように十分注意してください。
②電子レンジで加熱して抜き取る
加熱することで芽がやわらかくなりむきやすくなります。
<手順>
1. 加熱して皮をむく時と同じように、600Wの電子レンジで30秒加熱する(1片なら10秒加熱)
2. 皮をむくと、芽の部分が飛び出しているのでゆっくりと引き抜く
1. 加熱して皮をむく時と同じように、600Wの電子レンジで30秒加熱する(1片なら10秒加熱)
2. 皮をむくと、芽の部分が飛び出しているのでゆっくりと引き抜く
皮も芽もするっときれいにむけて手軽な方法です。
③つまようじで押し出す
包丁でえぐり取るのが難しい場合は、つまようじを使う方法もあります。
<手順>
1. 皮をむいたニンニク1片の先端と底を2mm程度切り落とし、切り落とした上側の部分の中央からつまようじを差し込んで押し出す
2. すると芽がするっと出てくる
1. 皮をむいたニンニク1片の先端と底を2mm程度切り落とし、切り落とした上側の部分の中央からつまようじを差し込んで押し出す
2. すると芽がするっと出てくる
身が締まっている場合は硬くて出にくいため、つまようじの先端で芽の輪郭をなぞってから押し出すとうまく出ます。
ニンニクが長持ちする保存方法
ニンニクは常温・冷蔵・冷凍で保存できます。乾燥や湿気に弱いため、適切な方法で長持ちさせましょう。なおニンニクは幅広い料理に使えるので、カットした状態で冷凍しておくと、そのまま調理に使えて便利です。
常温保存(皮つき):2週間~1ヵ月
皮をむいたりカットしたりしていないニンニクは、常温で2週間〜1ヵ月程度保存できます。購入時に入っていたネットに入れ、風通しの良い冷暗所に吊るして保存しましょう。
ただし、気温が高い夏場などは芽が出てきやすいので、常温ではなく次に紹介する冷蔵保存がおすすめです。
冷蔵保存(皮つき):1~2ヵ月
ニンニクは冷蔵なら1〜2ヵ月程度保存できます。ニンニクのニオイが冷蔵庫内に広がらないように、密閉できる保存袋に入れて保存しましょう。
<保存方法>
1株まるごと:皮つきのままペーパータオルで包み、密閉できる保存袋に入れる
1片ずつ:皮をむいた状態で冷蔵すると風味が落ちるため、皮つきのままで密閉できる袋に入れる
1株まるごと:皮つきのままペーパータオルで包み、密閉できる保存袋に入れる
1片ずつ:皮をむいた状態で冷蔵すると風味が落ちるため、皮つきのままで密閉できる袋に入れる
温度が低く設定されたチルド室で保存すれば、発芽もしにくくなります。
冷凍保存(調理に使いやすい状態で):1ヵ月
冷凍保存では1ヵ月程度保存できます。冷凍する場合は小房に分けて皮をむくか、薄切りやみじん切り、ペーストなどすぐ料理に使える状態にしておくと良いでしょう。いずれの場合もラップに包んで保存袋に入れて冷凍してください。
カットしたニンニクは凍ったまま料理に使えて便利です。
簡単裏ワザでニンニクのむき方をマスターしよう
ニンニクの薄皮は意外とむきづらく、頑張っているうちに手にニオイがついたり、カケラが爪の間に入ったりすることも。紹介した裏ワザを参考に皮むきをしてみましょう。冷凍保存すれば1~2ヵ月もつので、幅広い料理に活用してください。
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ニンニクの皮と同じく、意外とむくのが面倒なのがゆで卵の殻。こちらの記事でコツをチェックしましょう。