冷凍王子・西川剛史さん直伝!冷凍食品を活用した火を使わない簡単アレンジレシピ
利便性とおいしさを兼ね備え、今や食卓やお弁当に欠かせない存在になっている冷凍食品。今回は、市販の冷凍食品を変身させるアイデアレシピを冷凍王子として活躍する西川剛史さんに伺いました。さらに、知っているようで知らない冷凍食品の基礎知識についても紹介します!
冷凍王子・冷凍生活アドバイザー|西川剛史さん
「冷凍生活アドバイザー」として、冷凍を活かした手軽で豊かな食生活を提案。冷凍王子として数々のメディアに多数出演。著書に『西川剛史のおいしすぎる冷凍レシピ』(宝島社)、『ぐぐっと時短&もっと絶品! 決定版 感動の冷凍術」』(宝島社)、最新刊は2022年5月発売の『冷凍王子の冷凍大全』(サンマーク出版)がある。
冷凍王子おすすめ!レンチン&トースターでできる市販の冷凍食品激ウマアレンジレシピ
そのままでもおいしい市販の冷凍食品ですが、アレンジ次第で様々な料理に変身します。火を使わずにレンジとトースターだけでできる簡単レシピ、ぜひお試しください!
「冷凍水餃子」で作る“もちもち”ラザニア
中華の水餃子が洋風のラザニアに!簡単にできるのに主役級のおいしさです。
冷凍水餃子で作ったラザニア
[材料](2人分)
大阪王将「ぷるもち水餃子」 1袋(14~16個)
ホワイトソース 100g
ピザ用ソース 100g
シュレッドチーズ 50g
ホワイトソース 100g
ピザ用ソース 100g
シュレッドチーズ 50g
[作り方]
1. 「ぷるもち水餃子」はパッケージの調理方法通りに加熱する
2. グラタン皿に加熱した水餃子を並べる
1. 「ぷるもち水餃子」はパッケージの調理方法通りに加熱する
2. グラタン皿に加熱した水餃子を並べる
3. ホワイトソース、ピザ用ソース、シュレッドチーズの順に重ねて入れる
4. オーブントースターでチーズにうっすらと焦げ目がつくまで焼く
【ここがPoint!】
大阪王将の「ぷるもち水餃子」は皮が厚めでもちもちの食感がホワイトソースと好相性。ほかの餃子でもアレンジ可能ですが、僕のおすすめはこちらの商品!ピザソースではなく、ミートソースで作ってもおいしいですよ♪
「冷凍シュウマイ」で作るカンタン肉まん
食パンと冷凍シュウマイがなんと肉まんに変身。お子さんと一緒に作っておやつにも◎
[材料](2人分/6個)
味の素 ザ★シュウマイ 6個
食パン(8枚切り) 6枚
牛乳 小さじ3(食パン1枚につき小さじ1)
ごま油 小さじ3(食パン1枚につき小さじ1/2)
ねりからし お好みで
食パン(8枚切り) 6枚
牛乳 小さじ3(食パン1枚につき小さじ1)
ごま油 小さじ3(食パン1枚につき小さじ1/2)
ねりからし お好みで
[作り方]
1. シュウマイは、袋の表示通りに電子レンジで加熱する
2. 食パンの耳を切り落とす
3. ラップを広げて食パンをのせ、まわりの4辺に牛乳をかける
1. シュウマイは、袋の表示通りに電子レンジで加熱する
2. 食パンの耳を切り落とす
3. ラップを広げて食パンをのせ、まわりの4辺に牛乳をかける
4. 食パンの中央にごま油を塗り、その上にシュウマイをのせる
5. ラップごとパンの4隅を中央によせ、茶巾を作る要領でラップをしっかりねじる
6. 形を整え、耐熱容器にのせて、600Wの電子レンジで3分加熱する
7. 粗熱がとれたらラップをはずし、お好みでねりからしをつける
7. 粗熱がとれたらラップをはずし、お好みでねりからしをつける
【ここがPoint!】
ザ★シュウマイは食パンサイズにピッタリなのでおすすめですが、えび焼売などそのほかの味でもおいしくできるのでぜひ試してみてください。
「冷凍カボチャ」で作るデリサラダ
まるでデパ地下のお惣菜のようなおしゃれなデリ風サラダ。冷凍カボチャを使えばいつでも安定のおいしさに。
[材料](2人分)
冷凍カボチャ 200g
プロセスチーズ(雪印6Pチーズ) 1個
アーモンドスライス 10g
黒コショウ(粗挽き) 少々
イタリアンパセリ 適量
マヨネーズ 大2
プレーンヨーグルト 大2
プロセスチーズ(雪印6Pチーズ) 1個
アーモンドスライス 10g
黒コショウ(粗挽き) 少々
イタリアンパセリ 適量
マヨネーズ 大2
プレーンヨーグルト 大2
[作り方]
1. 耐熱性のボウルに冷凍カボチャを入れて、ラップをかけ600Wの電子レンジで5分加熱する
2. ラップを外して粗熱を取ったら、冷蔵庫に入れて冷やす
3. プロセスチーズを7mm角に切る
4. ボウルにマヨネーズとプレーンヨーグルトを入れてよく混ぜる
1. 耐熱性のボウルに冷凍カボチャを入れて、ラップをかけ600Wの電子レンジで5分加熱する
2. ラップを外して粗熱を取ったら、冷蔵庫に入れて冷やす
3. プロセスチーズを7mm角に切る
4. ボウルにマヨネーズとプレーンヨーグルトを入れてよく混ぜる
5. 4に2のカボチャとプロセスチーズ、アーモンドスライス、黒コショウを加え、カボチャを粗くつぶしながらしっかり和える
6. 器に盛り、アーモンドスライス(分量外)をふり、イタリアンパセリを添える
【ここがPoint!】
冷凍カボチャは旬のおいしい時期のものを急速冷凍しているのでいつ食べても甘く、品質が安定しています。調理がしやすく、手ごろな値段で買えるのも魅力なので、ぜひいろいろな料理に取り入れてみてください。
冷凍王子に聞いた冷凍食品をおいしく食べるためのコツBEST3
冷凍食品はお手軽でついつい買ってしまうけど、意外と知らないこともたくさん。まずは冷凍食品に関するあるある疑問を冷凍王子に聞いてみました。
Q 冷凍食品をおいしく食べるコツは?
A まずはパッケージの作り方通りに作ってみて!
冷凍食品をおいしく食べるコツ、それは「パッケージに書いてある通りの調理方法で作ること」です!
食品会社は、おいしく食べてもらうために電子レンジの加熱時間も細かく研究をしてしてこだわっているので、まずは、パッケージの通りに作って食べてほしいです。
冷凍食品をおいしく食べるコツ、それは「パッケージに書いてある通りの調理方法で作ること」です!
食品会社は、おいしく食べてもらうために電子レンジの加熱時間も細かく研究をしてしてこだわっているので、まずは、パッケージの通りに作って食べてほしいです。
Q 冷凍食品をベストな状態を保つためにできることは?
A 庫内の温度をできるだけキープ!
冷凍食品をおいしく保つポイントは、とにかく冷凍庫内の温度を上げないことです。冷凍庫の温度はだいたい-18℃以下に設定されていますが、扉を開けることで急上昇し、すぐには元に戻りません。
少しでも温度の上がらない状態を保つように、できることは以下の5つです
冷凍食品をおいしく保つポイントは、とにかく冷凍庫内の温度を上げないことです。冷凍庫の温度はだいたい-18℃以下に設定されていますが、扉を開けることで急上昇し、すぐには元に戻りません。
少しでも温度の上がらない状態を保つように、できることは以下の5つです
・冷凍庫にはたくさん食材を入れる!
→食材そのものが保冷材の役割をして温度を保ちます。
・扉の開け閉めの回数や時間を減らす
→冷凍庫内を整理し、必要なものをサッと取り出せる状態にしましょう。
・夏は室温を涼しく保つ
→扉を開けたときに流れ込む空気の温度はできるだけ下げるのが理想です。
・最新の冷蔵庫を買う(温度上昇を防ぐ、省エネ効果)
→温度の上昇を防ぐ技術はどんどん向上しています。
・引き出し式の冷凍庫が◎
→冷気は下に下がる性質があるため、引き出し式の冷凍庫は温度の上昇が緩やかです。
→食材そのものが保冷材の役割をして温度を保ちます。
・扉の開け閉めの回数や時間を減らす
→冷凍庫内を整理し、必要なものをサッと取り出せる状態にしましょう。
・夏は室温を涼しく保つ
→扉を開けたときに流れ込む空気の温度はできるだけ下げるのが理想です。
・最新の冷蔵庫を買う(温度上昇を防ぐ、省エネ効果)
→温度の上昇を防ぐ技術はどんどん向上しています。
・引き出し式の冷凍庫が◎
→冷気は下に下がる性質があるため、引き出し式の冷凍庫は温度の上昇が緩やかです。
Q 冷凍食品の賞味期限が切れてた!どのくらいまで大丈夫?
A 多少は大丈夫だけど、おいしく食べるなら賞味期限前に食べるのがBEST!
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」を賞味期限と呼びます。そのため、この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
(参考:農林水産省「消費期限と賞味期限」)
賞味期限を過ぎてしまったものでも、安全性の高い市販の冷凍食品はしっかり火を通せば食べられます(ただし自己責任でお願いします)。冷凍食品は、比較的賞味期限が長いため、冷凍庫に入れてしまうと忘れてしまいがちです。しかし、賞味期限に関わらず、できれば購入してから1ヶ月、遅くとも3ヶ月以内にはきちんと食べ切って、冷凍庫のサイクルを回すようにしましょう。期限内に使用することでおいしく食べられて、フードロスを減らすことができますよ。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」を賞味期限と呼びます。そのため、この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
(参考:農林水産省「消費期限と賞味期限」)
賞味期限を過ぎてしまったものでも、安全性の高い市販の冷凍食品はしっかり火を通せば食べられます(ただし自己責任でお願いします)。冷凍食品は、比較的賞味期限が長いため、冷凍庫に入れてしまうと忘れてしまいがちです。しかし、賞味期限に関わらず、できれば購入してから1ヶ月、遅くとも3ヶ月以内にはきちんと食べ切って、冷凍庫のサイクルを回すようにしましょう。期限内に使用することでおいしく食べられて、フードロスを減らすことができますよ。
冷凍食品を上手に使って簡単&楽しく&便利に
今や、冷凍食品はどんどん進化し、食卓の救世主に。旬の時期に収穫された野菜の栄養価を落とさずに急速冷凍されたものや、冷凍技術の進化でおいしさが向上した商品が増えて、冷凍食品を利用する頻度が増えた方も多いのではないでしょうか。
料理上手な人も活用している冷凍食品。一品足りないときや、食卓に彩りをプラスしたいときにも、手軽に使える献立の強い味方です。いろいろな冷凍食品を試して、お気に入りを見つけてみてくださいね。
冷凍食品のセールを探すなら、Shufoo!(シュフー)がおすすめ。
全国のチラシが見られるシュフーチラシアプリで、最寄りのスーパーのチラシをチェックしてみてくださいね♪毎日のお買い物に役立つアプリのダウンロードはこちらから。
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火を使わないで作れる、その他のレシピはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。