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時短アドバイザー直伝!頑張り屋さんこそ試して欲しい「引き算思考」の料理術

時短アドバイザー直伝!頑張り屋さんこそ試して欲しい「引き算思考」の料理術

お弁当作りや朝食の準備、仕事帰りに買い物やごはんの支度など、家事や子育てもある中で毎日の料理は大変。少しでも手間を省こうと時短術を取り入れようとしても、自分に合わない時短術はストレスを溜める原因になったり、「手抜き」と思われないか不安になることも。そこで時短アドバイザーの佐藤智実さんに、毎日の食事の準備をラクにしてストレスを減らすための「引き算思考」を教えてもらいました。

教えてくれたのは
時短アドバイザー|佐藤智実さん

時短アドバイザー|佐藤智実さん

自らが育児・家事・仕事の忙しさに悩んだ経験から、家事の時短術を試行錯誤し「ラクしておいしい」を叶えるアイデアを生み出す。ママたちの「時間がナイ」の悲痛な声に触れて、料理をラクに楽しくするには、キッチン周りを根本から整える必要があることを痛感し、「15分で夕飯完成」のオンラインサポートや、コミュニティの主宰、SNS発信などを通して多くの働くママたちに伴走。著書:『育休復帰もへっちゃら!仕事と家事の両立が叶う「幸せなワーママになる本」』
佐藤智実さんのホームページ

佐藤智実さんのインスタグラム
@tomomi_mind

佐藤智実さんの公式LINE

時短にこだわりすぎて「足し算思考」になっていませんか?

疑問を抱える複数の男女
料理を時短したいと考えたときに陥りがちなのが、「あれもこれも」と “足し算思考”になってしまうことです。例えば以下のようなことに心当たりはありませんか?

・すぐに使えるよう食材をたくさん買っておく
・便利グッズをいろいろ取り入れる
・ネットで「時短テク」を調べて実践する

一見、どれも有効な手段のように思えるかもしれませんが、実は逆効果になってしまうことがあります。

例えば、食材をたくさん買っておくことで、最初は使いたいものがすぐに使えて便利かもしれません。しかし冷蔵庫や食材をストックする場所にものが増えすぎてしまうと、埋もれて見つからず、使い忘れて食材が傷んでしまったりということも。

また、便利グッズは時短に有効そうに感じますが、その分洗い物が増えたり、収納場所を考えたりする必要があります。このように、時短をしたいからという目的であれもこれもと「足し算」していくと、その時は効率的な気がしても、長い目で見た場合かえって時間やストレスを増やす原因となってしまうことがあります。長く続けられて、ストレスが少ない時短を叶えるには「本当に必要なものは何?」の“引き算思考”で考えることが大切です。

「引き算思考」の時短術|4つの土台を整えよう

プラスのブロックからマイナスのブロックを取り除く
本当の意味で時短を叶えるためには、生活の中で整えたい4つの土台があります。
それが「環境・時間・習慣・余裕」です。

下の図のようにまずは環境を整え、時間を意識し……と段階的に進めていきます。
次からひとつずつ解説をしていきます。
時短の4つの土台のイラスト

※時短アドバイザー佐藤智実先生考案の時短メソッド

時短への道①料理しやすい「環境」を整える

整理整頓されたキッチンの引き出し
時短したい時にまず着手すべきは「環境」を整えること。中でも最も手を付けやすいのが「キッチンツールが入っている引き出し」です。キッチンツールは料理で毎回使用するものなので、引き出しの開閉も一日に何度も行うと思います。

この引き出しがパンパンに詰まっていると、出すときに引っかかったり、すぐに欲しいものが取り出せなかったりと小さなストレスになってしまいます。そのストレスが引き出しを開ける回数分発生すると、実は結構な量に感じるのでは?

まずは、引き出しのキッチンツールをよく使う物だけに引き算してみましょう。また、キッチンツールを最低限にすることで、洗い物の量もぐっと少なくなります。このように「自分がよく使う物だけを厳選し、取り出しやすい場所に置く」という、物と動線を引き算することで余計な動きを排除し、時短につなげることができます。

ここがポイント!

キッチンツールはよく使う物だけを厳選し、サッと出し入れしやすくする!

時短への道②調理工程や洗い物を減らし「所要時間の引き算」を意識する

タイパと書かれた黒板
次に、夕飯を作る時のことを想像してみてください。

夕食の準備に取り掛かろうと思って冷蔵庫を開けると、買っておいたほうれん草が入っています。そのほうれん草を調理するために鍋を出して、お湯を沸かして、沸騰するまで待って、茹でて……と工程を考えるだけで「面倒だな」と思ってしまいませんか?

その面倒をなくすために時短方法を検索し、休みの日にほうれん草を茹でておくとします。平日の面倒な時間をなくすため休日に同じことをするのでは、ただの「時間移動」にすぎません。本当に時短を叶えるなら、広い視野で見て引き算をしていくことが大切です。
茹でたブロッコリーが保冷バッグに入っている
時間の引き算を意識したおすすめは「長持ちするまとめ下ごしらえ」です。
例えば、ほうれん草やブロッコリ―など、3日分ほどの野菜を1度にまとめて茹でておけば、その都度、鍋を用意して、お湯を沸かして、また鍋を片付て……という手間が1回分に短縮できます。

茹でた野菜が用意できていれば、「さぁ、ごはんを作ろう」と思って冷蔵庫を開けるとすぐに使える野菜があって、調味料をかけたり和えたりするだけでパッと副菜を作ることが可能です。

お肉も、買ってきた時に使いやすい大きさにまとめて切っておくだけで、その都度、包丁やまな板を洗う手間が少なくなります。洗い物が減ると、そのストレスがなくなるだけでなく作業スペースも広がります。

実は、この「洗い物」が日々のストレスの原因になっていることも少なくありません。ごはんが完成しても、洗い物がいっぱい……だと何となくスッキリしないのでは?また、夕飯の洗い物を次の日の朝まで残しておくと、朝のスタートがマイナスからになってしまいます。そのため、できるだけ洗い物を減らすことも、日々のストレスを軽減させるポイントになります。

ここがポイント!

時間がかかりがちな作り置きではなく、「長持ちまとめ下ごしらえ」なら、ラクに調理時間も洗い物も減らせる!

時短への道③まとめ買いなどの「習慣」を見直す

整理整頓された冷蔵庫の中身
環境を整え、時間の意識ができたら、次は自分の「習慣」に無駄がないかを見直してみましょう。スーパーで買い物をするとき、「足りなくなったら困る」「念のためこれも買っておいた方がいいかな」と、ついつい買いすぎてしまうことはありませんか?

食材を買いすぎてしまうと冷蔵庫の中がいっぱいになってしまい、どこに何があるかわからなくなってしまいます。また、食材を余らせてしまうことで自己嫌悪に陥ってストレスを感じる原因にも。買い物に行く前に、本当に必要なものと必要な量を考えてみましょう。考えることを習慣化することで、自然とコントロールする力も身に付きます。

買い物の量がコントロールできると、冷蔵庫もどこに何があるかが一目瞭然となり、献立も浮かびやすくなります。また、家族に「あれはどこ?」と聞かれるストレスも軽減します。

ここがポイント!

「念のため…」のまとめ買いは本当に必要?常に冷蔵庫の在庫を確認して買い物の量をコントロールしよう!

時短への道④本当に必要な物だけで回せる「余裕」を身につける

必要なもののみに絞られたキッチンツール
料理を楽しく、ラクにするためには何事も「パンパン」はNGです。
「あったら使うかも!」と目先の時短を考え、便利そうな冷凍品を目的なく集めたり、無いと不安だからとついつい食材を買ってしまうなど、「持っておけばいい」「貯めておけば安心」という考えは一度やめてみましょう。

本当に自分が必要なものだけになるよう引き算をすることで、逆に頭がスッキリして、毎日の料理がシンプルでラクになり、ストレスや迷いがなくなります。

ここがポイント!

本当に必要な物だけを厳選することが自分もラクで時短にもつながる!

料理の負担を減らす時短術を取り入れてみて

親子で家の中で過ごす様子
毎日の家事で疲れてしまうのは、あなたが「頑張っているから」です。「家族のために手を抜きたくない」「自分が頑張ればなんとかなる」と心のどこかで思っていませんか?家事をラクにするということは、決して手抜きではありません。むしろ、無駄をなくして賢く時間を使うことで、ゆとりが増えると、自分も家族も笑顔でいられる幸せが増えます。

今回紹介したような引き算思考を習慣化することで、無理なく時短できストレスを減らすことができれば、毎日の料理や生活も楽しくなるはず。できるところから少しずつ、取り入れてみてください。

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