DIY初心者必見!おすすめ工具&100均アイテムで作る簡単家具アイデア
自分好みの家具や雑貨が、買うよりも安く作れることもあって、DIYを始める人が増えています。初心者でも、すのこやワイヤーネットなどの100均アイテムを活用すれば気軽に挑戦できます。DIY初心者向けのおすすめの工具やアイテム、100均アイテムを使った家具アイデアを紹介します。
DIYとは?概要と種類を紹介
専門業者や職人の力を借りず、自分の手で家具などを手作りするDIY。はじめに、DIYの概要と種類、また、初心者が何から始めたら良いかを解説します。
DIYとは
DIYとは、Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略。もともとは「自分でやる」という意味ですが、日本では自分で家具などを手作りしたり、リメイクしたりする意味で使われることが多いようです。
「日曜大工」などとも言われ、男性が休日を利用して家具を自作するといったことは以前から行なわれていましたが、最近では、女性の間でも人気が急上昇しています。ホームセンターや100均には、工具やリメイクアイテムなどが豊富に揃っているので気軽に始められるのが魅力です。
DIYの種類
DIYにはリペア、リメイク、ゼロから制作するなどの方法があります。リペアは既存の家具などを修理・補修すること。家具などが傷んだ際に、新しく買い替えるのではなく、自分の手でリペアすることでお得に長く使えます。
リメイクは、作り直すことを意味します。雑貨や家具などのペンキを塗り直したり、カラーボックスを利用してオリジナルの収納家具を作ったりして楽しむのがリメイクです。他にも、作りたいものの図面を準備して材料を購入し、ゼロから制作する方法があります。
DIY初心者は何から始めたら良いか
初心者がDIYを始めるなら、まずは作りやすい小さなものから取り組むのがおすすめです。工具は必要最低限の種類を用意し、材料は100均やホームセンターで集めれば気軽に始められます。DIYの入門編として、100均のアイテムを組み合わせて作るのも、手軽にできて良い方法です。
他にはホームセンターなどのDIYワークショップに参加してみる、工具レンタル可能な木工作業所や工房に行ってみるなどの方法があります。
DIY初心者におすすめの工具/100均アイテム
これからDIYを始めるなら、のこぎりやドライバーといった基本の工具から揃えていくのがおすすめ。また、100均にはDIYに便利なアイテムが販売されているので、チェックしてみましょう。
DIY初心者におすすめの工具
工具は作りたいものに合わせて準備します。でも、使ったことのない工具を買うのは、初心者には少しハードルが高いかもしれません。ホームセンターでは、購入した木材のカットや電動工具のレンタルサービスを実施しているところもあります。まずは、それらのサービスを利用するのも良いでしょう。
工具 | 用途・特徴 |
---|---|
のこぎり | 材料をカットする。小型の両刃のこぎりが使いやすい。折りたたみ式のタイプも収納しやすくおすすめ |
金づち | 釘を打つ時に使う。ゴムハンマーや木槌など、素材を傷つけずに使えるものも |
ドライバー | ネジの締め込み、穴開けに使う。電動ドライバーはすばやくネジ締めができて便利 |
メジャー | 材料の寸法を測るのに使う。DIY用には先端にストッパーが付いたものを選ぶ |
サンドペーパー | 木材の表面や、カットした断面を削って整える。塗装前の準備にも使う。さまざまな粗さの種類がある |
ペンチ | 針金などの固い材料をねじ曲げる工具 |
グルーガン | 樹脂を溶かして接着する工具 |
ドリル | 木材へ穴を開ける。手回しする手動タイプもあるが、先端のビットを付け替えできる電動ドリルが便利 |
※ドリル以外の工具は100均でも購入可能です。手芸やプラモデル用の小さな手動ドリルは100均にもありますが、DIY向きではないので、ホームセンターなどで購入したほうが良いでしょう。
DIY初心者におすすめの100均アイテム
100均にはDIYに便利なアイテムが豊富に揃っています。簡単にトライできて、なおかつ安い材料費で作れるので、上手く活用してDIYを楽しみましょう。
マスキングテープ
粘着力が弱く跡残りしにくいため、どこにでも使えて、貼るだけで雰囲気を変えられます。
粘着力が弱く跡残りしにくいため、どこにでも使えて、貼るだけで雰囲気を変えられます。
すのこ
棚やウッドデッキなど、さまざまなものに使える素材です。
棚やウッドデッキなど、さまざまなものに使える素材です。
木箱
複数を組み合わせれば、さまざまなものが作れます。塗装でアレンジを加えても楽しいでしょう。次章の「DIYレシピ」では、木箱を使った道具箱の作り方を紹介しています。
複数を組み合わせれば、さまざまなものが作れます。塗装でアレンジを加えても楽しいでしょう。次章の「DIYレシピ」では、木箱を使った道具箱の作り方を紹介しています。
ワイヤーネット
100均で販売されている専用のジョイントパーツや結束バンドを使い、おしゃれな棚やカゴが作れます。次章の「DIYレシピ」では、ランドリーバスケットの作り方を紹介しています。
100均で販売されている専用のジョイントパーツや結束バンドを使い、おしゃれな棚やカゴが作れます。次章の「DIYレシピ」では、ランドリーバスケットの作り方を紹介しています。
100均の商品は早いもの勝ち。人気の商品はすぐ売り切れてしまいます。人気グッズに出会うコツはこちらをチェックしてみましょう!
初心者でも大丈夫!100均アイテムで作れるDIYレシピ
すのこやワイヤーネットなど、100均の便利アイテムを上手に活用すれば、DIY初心者でもちょっとした小物や家具が作れます。ここからは100均アイテムで作れるDIYレシピを紹介します。まずは何から作ろうかと迷った時の参考にしてみてはいかがでしょうか。
すのこで調味料ラック
100均のすのこを使って、調味料ラックを簡単に作ってみましょう。
<用意するもの>
すのこ3枚、のこぎり、金づち、釘、ハケ、塗料
<作り方>
①のこぎりで、すのこ3枚をすべて縦半分に切る
②カットしたすのこを棚の形になるよう組み合わせる
③縦と横のつなぎ目に金づちで釘を打ち込む
④ハケで塗料を塗る
※余ったすのこ半分は、裏側へ縦に貼ると強度がアップします。
すのこ3枚、のこぎり、金づち、釘、ハケ、塗料
<作り方>
①のこぎりで、すのこ3枚をすべて縦半分に切る
②カットしたすのこを棚の形になるよう組み合わせる
③縦と横のつなぎ目に金づちで釘を打ち込む
④ハケで塗料を塗る
※余ったすのこ半分は、裏側へ縦に貼ると強度がアップします。
木箱を組み合わせた道具箱
木箱を組み合わせると、小物を入れて収納ケースとして使える、フタ付きの道具箱も簡単に作れます。
<用意するもの>
同じ大きさの木箱2つ、蝶番(ちょうつがい)、ネジ、持ち手、留め具(パッチン錠)、ドライバー
<作り方>
①フタ用と底用の木箱を2つ重ねる
②フタが開くように蝶番をネジで取り付ける
③蝶番の反対側にパッチン錠を取り付ける
④フタの上部分に持ち手を付ける
※お好みで塗装やステンシルを施すとおしゃれな雰囲気に
同じ大きさの木箱2つ、蝶番(ちょうつがい)、ネジ、持ち手、留め具(パッチン錠)、ドライバー
<作り方>
①フタ用と底用の木箱を2つ重ねる
②フタが開くように蝶番をネジで取り付ける
③蝶番の反対側にパッチン錠を取り付ける
④フタの上部分に持ち手を付ける
※お好みで塗装やステンシルを施すとおしゃれな雰囲気に
ワイヤーネットでランドリーバスケット
100均のワイヤーネット5枚を、結束バンドでつなぐだけで作れるランドリーバスケット。キャスターを付ければ移動もラクラクです。
<用意するもの>
正方形のワイヤーネット5枚、結束バンド、キャスター4個、ニッパー
<作り方>
①ワイヤーネットを十字になるように5枚置く
②ワイヤーネット同士を結束バンドで固定し不要な部分をニッパーで切る
③ワイヤーネットを箱型にして結束バンドで止める
④底面にキャスターを結束バンドで付ける
➄横部分に取っ手を付ける
正方形のワイヤーネット5枚、結束バンド、キャスター4個、ニッパー
<作り方>
①ワイヤーネットを十字になるように5枚置く
②ワイヤーネット同士を結束バンドで固定し不要な部分をニッパーで切る
③ワイヤーネットを箱型にして結束バンドで止める
④底面にキャスターを結束バンドで付ける
➄横部分に取っ手を付ける
木材でラダーシェルフ
ラダーシェルフは壁に立てかけて使う、はしご状の棚です。100均の木材を使用すれば安く作れます。小物や鉢植えなどを置けばおしゃれな雰囲気に。
<用意するもの>
角棒(450×25×25mm程度のもの)2本、板(400×120×9mm程度のもの)1枚、のこぎり、サンドペーパー、ネジ、ドライバー、ハケ、塗料
<作り方>
①板が200×120mm×2枚になるよう、のこぎりで横半分にカットしてサンドペーパーをかける
②角棒に対して板を斜めに組み合わせる
③ドライバーを使って角棒と板の接合部分を1箇所につきネジ2本ずつで固定する
④ハケで塗料を塗る
※強度が気になる場合は、棚板の裏側から金具を取り付け補強します。
角棒(450×25×25mm程度のもの)2本、板(400×120×9mm程度のもの)1枚、のこぎり、サンドペーパー、ネジ、ドライバー、ハケ、塗料
<作り方>
①板が200×120mm×2枚になるよう、のこぎりで横半分にカットしてサンドペーパーをかける
②角棒に対して板を斜めに組み合わせる
③ドライバーを使って角棒と板の接合部分を1箇所につきネジ2本ずつで固定する
④ハケで塗料を塗る
※強度が気になる場合は、棚板の裏側から金具を取り付け補強します。
DIYの達人が教える、初心者でも作れるオリジナルDIYレシピはこちらも参考に!
DIY初心者向けの道具やアイデアを活用して挑戦しよう
DIY初心者には、すのこやワイヤーネットなどのアイテムを活用したお手軽DIYがおすすめ。木材を切って組み合わせる、結束バンドでつなぐなどの簡単な作業で完成します。
DIYに使う工具や材料を探しに、ホームセンターへ行くならShufoo! (シュフー)のチラシでお得情報を事前にチェックしておきましょう。
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