メロン|食べ頃はいつ?見分け方や保存方法・おすすめの食べ方などを徹底解説
ジューシーで甘く、香りのよいメロンは子どもから大人まで人気のフルーツです。しかし、外側から皮を見ただけでは、食べ頃の見極めが難しいというお悩みはありませんか?この記事では、メロンの食べ頃や見分け方、追熟や保存の方法、おすすめの食べ方を紹介します。
- 食べ頃を見逃さない!完熟メロンの基本ポイント
- 【品種別】メロンの産地と価格、食べ頃と見分け方
- メロンの主な産地と品種ごとの価格
- 青肉系メロン:アンデスメロン、マスクメロンなど
- 赤肉系メロン:夕張メロン、クインシーメロンなど
- 白肉系メロン:エリザベスメロン、ホームランメロンなど
- メロンが食べ頃になるまでの保存方法
- 追熟中のメロンは常温保存する
- 追熟のスピードを速めたいときは袋に入れて密封保存する
- 完熟メロンのおすすめの食べ方3選
- 1. 生のままデザートとして
- 2. 生ハムと合わせておつまみに
- 3. 冷凍してスムージーに
- メロンを美味しく食べられる切り方
- 食べ頃や保存方法を知ってメロンを美味しく食べよう
食べ頃を見逃さない!完熟メロンの基本ポイント
メロンが熟したかどうかは、見た目や香り、音などで判断できます。購入直後の状態を確認しておくと、さらに変化に気づきやすくなるでしょう。
品種によって多少見るポイントは変わりますが、基本のポイントは以下のとおりです。
【ヘタ】先端が茶色っぽくしおれている
【表面の色】緑色からやや黄味がかった色になっている
【底のやわらかさ】ヘタの反対側、底の部分を指で軽く押すと少し凹み、弾力が感じられる。凹みが大きく極端にやわらかいと熟し過ぎている可能性あり
【香り】品種にもよるが、メロンの甘い香りがただよってくる
【叩いたときの音】メロンに耳を当てて、中央部分を軽く叩いてみる。熟して果肉がやわらかくなると鈍い音がする。
※手でメロンに触れるような確認方法は、必ず購入してから行ってください。
【表面の色】緑色からやや黄味がかった色になっている
【底のやわらかさ】ヘタの反対側、底の部分を指で軽く押すと少し凹み、弾力が感じられる。凹みが大きく極端にやわらかいと熟し過ぎている可能性あり
【香り】品種にもよるが、メロンの甘い香りがただよってくる
【叩いたときの音】メロンに耳を当てて、中央部分を軽く叩いてみる。熟して果肉がやわらかくなると鈍い音がする。
※手でメロンに触れるような確認方法は、必ず購入してから行ってください。
品種ごとの見分け方は次で詳しく紹介するので、そちらも参考にしてください。
【品種別】メロンの産地と価格、食べ頃と見分け方
メロンは品種によって、栽培方法や産地が異なり、価格相場にも大きな違いが。
メロンの種類は、網目の有無でネットメロンとノーネットメロンに分けられます。ノーネットの多くは香りが控えめでヘタがないため、それらで食べ頃を見極めるのは困難です。また果肉の色によって青肉・赤肉・白肉の3つにも分類でき、それぞれ食べ頃のサインが異なります。
メロンの種類は、網目の有無でネットメロンとノーネットメロンに分けられます。ノーネットの多くは香りが控えめでヘタがないため、それらで食べ頃を見極めるのは困難です。また果肉の色によって青肉・赤肉・白肉の3つにも分類でき、それぞれ食べ頃のサインが異なります。
メロンの主な産地と品種ごとの価格
メロンにはガラス温室で栽培される温室メロン・ビニールハウスで栽培されるハウスメロン・露地栽培の露地メロンがあります。温室メロンは贈答用などの最高級品です。
国内では茨城県・北海道・熊本県が主な産地。従来、メロンは高級品でしたが、昭和30年代後半に安価なプリンスメロンが登場してから一般的に食べられるようになりました。
マスクメロンなど1玉1万円以上のものがある一方、アンデスメロン・肥後グリーン・クインシーメロンは数千円台が主流です。さらにハネジューメロンであれば、1玉300円程度で買える場合があります。
青肉系メロン:アンデスメロン、マスクメロンなど
<青肉系ネットメロン>
主な品種はアンデスメロンや肥後グリーン、マスクメロンとしても親しまれているアールスメロンなどです。アールスメロンは一般的な食べ頃のサインで確認できますが、アンデスメロンや肥後グリーンは追熟が進んでも果皮の色や芳香に変化があまりないので、押したり叩いたりしてチェックしてみましょう。
主な品種はアンデスメロンや肥後グリーン、マスクメロンとしても親しまれているアールスメロンなどです。アールスメロンは一般的な食べ頃のサインで確認できますが、アンデスメロンや肥後グリーンは追熟が進んでも果皮の色や芳香に変化があまりないので、押したり叩いたりしてチェックしてみましょう。
<青肉系ノーネットメロン>
プリンスメロンは甘みが強く、根強いファンがいる品種です。アメリカやメキシコで多く生産されているハネジューメロンは、国産メロンとは違ったさっぱりとした甘さを楽しめます。どちらも香りやヘタ以外の部分で食べ頃を見極めると良いでしょう。
プリンスメロンは甘みが強く、根強いファンがいる品種です。アメリカやメキシコで多く生産されているハネジューメロンは、国産メロンとは違ったさっぱりとした甘さを楽しめます。どちらも香りやヘタ以外の部分で食べ頃を見極めると良いでしょう。
赤肉系メロン:夕張メロン、クインシーメロンなど
夕張メロンやクインシーメロンは赤肉系の品種です。さきほど紹介した基本のポイントで食べ頃が分かりますが、赤肉系メロンは果肉がやわらかいものが多く、追熟にかかる期間が比較的短いため注意しましょう。
白肉系メロン:エリザベスメロン、ホームランメロンなど
日本では赤肉系と青肉系が有名ですが、白肉系メロンも存在します。
代表的なのはエリザベスメロン・ホームランメロンです。どちらもノーネットですが、基本のポイントをチェックすれば食べ頃を判断できます。エリザベスメロンは熟しても果肉の発酵が少なく、常温のままでも1週間から10日程度保存できます。果肉は白く厚みがあり、ジューシーなのが特徴です。シャクシャクとした食感で、糖度が高く上品な味わいを楽しめるでしょう。
メロンが食べ頃になるまでの保存方法
未熟なメロンは硬くて甘さが足らず、かと言って熟し過ぎたメロンも発酵が進んで味が落ちてしまいます。ベストな状態の完熟メロンを食べるには、正しい保存方法・期間で追熟を進めることが必要です。
追熟とは、買ってきたメロンを一定期間保存して甘みを増加させることを言います。以下のポイントに気を付けて保存しましょう。
追熟中のメロンは常温保存する
風通しが良く、日光やエアコンが直接当たらない室内で保存するのが基本です。追熟に適した温度は20〜25度の範囲と言われています。
夏の暑い時期でも、エアコンの風が直接当たる場所は避けて保管してください。冷蔵庫で冷やしてしまうと追熟がストップしてしまい、それ以降は冷蔵庫から出しても追熟しないので注意しましょう。
食べ頃を迎えたら冷蔵庫に入れて、おいしい状態をキープします。冷やすとおいしく食べられますが、長期保存はできないため、2~3日を目安にできるだけ早く食べるようにしてくださいね。
追熟のスピードを速めたいときは袋に入れて密封保存する
まだ硬さの残るメロンを早く食べたいときは、丸ごとポリ袋に入れて口を閉じ、密封状態で常温保存します。メロンから発せられるエチレンガスには追熟を早める働きがあり、袋を密封して内部をエチレンガスで満たすことで追熟のスピードを速められます。
エチレンガスの効果で食べ頃を早めることはできますが、遅らせるのは不可能です。食べ頃になってから冷蔵庫に入れれば、過度に熟成が進むのを抑えられます。
完熟メロンのおすすめの食べ方3選
完熟したメロンはそのままデザートにしても、おつまみやドリンクにアレンジしてもおいしく食べられます。また、食べ切れない場合は冷凍してスムージーにするのもおすすめです。ここではそれぞれの食べ方を紹介します。
1. 生のままデザートとして
完熟したメロンは甘い香りが強く、みずみずしい果肉が特徴です。香りやみずみずしさをダイレクトに感じたいときは、生のままデザートとして食べるのがおすすめです。
食べる2〜3時間前にメロンを丸ごと冷やし、適当な大きさに切って食べると良いでしょう。
2. 生ハムと合わせておつまみに
甘みとさっぱり感があるメロンと塩味のある生ハムは相性抜群で、お酒のおつまみにぴったり。生ハムをメロンに巻きつけ、オリーブオイルとブラックペッパーをかければ完成です。
完熟したものであればどの品種でも合うので、ぜひ試してみてください。
3. 冷凍してスムージーに
冷凍したメロンはスムージーにするのがおすすめです。冷凍メロン・牛乳・ヨーグルトをブレンダー(ミキサー)にかけて作ります。
半解凍状態のメロンをそのまま食べるのも良いでしょう。季節にもよりますが、冷凍庫から取り出して室温で10〜30分ほど置いておくとちょうど良い状態になります。完全に解凍すると、水分が出てしまい食感が悪く甘みも薄くなるので、半解凍状態で食べるのがベストです。
メロンを美味しく食べられる切り方
メロンの切り方を工夫することで、味わいや見栄えが良くなります。以下の基本の切り方を覚えておきましょう。
【切り方】
1. ヘタを取る:まずは根元からヘタだけを切り落とす。
2. 縦半分に切る:ヘタの部分を上にして、そのまま下へゆっくりと包丁を落とすと切りやすい。
3. 中の種を取る:縦半分に切ったら種を取り除く。スプーンを使うと綺麗かつ簡単に取り除ける。美味しい実の部分まで取り除かないように注意。
4. 八等分に切る:大きさにもよるが、一般的なサイズであれば八等分がおすすめ。先ほどカットしたメロンを半分に切り、1/4サイズになったものをもう一度半分に切る。そのままで食べても良し、さらにカットして一口大にしても良し。皮付きのまま食べる場合は、皮と果肉の間に包丁を入れておくと食べやすくなる。
食べ頃や保存方法を知ってメロンを美味しく食べよう
メロンをベストな状態で食べるには、食べ頃のサインを見逃さないことが大切です。常温で追熟し、食べ頃を待ちましょう。完熟したものは2~3時間前に冷蔵庫で冷やしてから食べるのがおすすめです。ぜひ今回の記事を参考においしいメロンを味わってみてくださいね。
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