「手書きの家計簿」がデジタル時代もヒット!新年から始めるのにおすすめの家計簿を紹介
今年こそ貯蓄を!と考えている方に重要なのが家計の管理。家計簿をつけることで、毎月の収入と支出を把握し、そこからお金の使い方の傾向と節約すべき項目を洗い出すことができます。最近は便利な家計簿アプリもたくさんありますが、デジタル時代においても根強い人気を誇る手書きの家計簿も!ロングセラーのおすすめ家計簿を紹介するので、自分に合った家計簿を探してみましょう。
節約を実践する人の約3割が家計簿をつけている
ナイル株式会社が運営するスマートフォンユーザー向けアプリアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」が2023年11月20日~29日に実施した、過去1年間で節約に取り組んだ経験のある10~60代の男女を対象にした調査では、約3割の人が家計簿を活用しているという回答が得られました。
さらに、節約できた総額が高かった節約術については、1位「食費を減らす」、2位「ネット回線・携帯料金の見直し」に次いで、「家計簿をつけて収支を把握する」が3位にランクイン。家計簿をつけてお金の使い方を意識するようになった結果、買い物を計画的にするようになったり、物事の優先順位が変わったりといった変化を感じる人が多いことが分かりました。
アプリをやめて手書きの家計簿に切り替える人も
家計簿は大きく分けて手書きタイプとアプリの2種類があります。家計簿アプリはスマホ1台で始められる手軽さが支持され、20~30代の若い世代を中心に利用者が増えています。しかしながら、家計簿アプリが必ずしもすべての人にマッチするとは限らないようです。
Applivが2023年11月10日~15日に実施した、家計簿アプリの利用経験がある10~60代の男女612人を対象にした調査によれば、約3割の人が家計簿アプリの利用をやめたと回答しました。
家計簿アプリをやめた理由については、回答が多かった順に「自分好みのアレンジがしにくかった(35人)」「紙やエクセルなど他の方法に惹かれた(33人)」「操作が複雑で使いづらかった(30人)」でした。
そして家計簿アプリに代わる手段として最も多く選ばれたのが、手書きの家計簿です。自分好みにカスタマイズできる点や、自分の字で記録することで記憶に残りやすく、しっかり家計と向き合える点などが評価されているようです。
どれを買うか迷ったら!ロングセラーの家計簿
デジタル時代でも根強い人気を誇る手書きの家計簿。シンプルな薄型の冊子や、日記と兼用できるタイプなど、いろいろな種類が販売されています。何十年も販売されているロングセラーも多く、自分に合った家計簿をリピートする人が多い傾向にあるようです。
主婦と生活社│袋分けカンタン家計ノート2024
主婦と生活社では、オリジナル封筒が10枚ついた「袋分けカンタン家計ノート2024年」を販売しています。こちらは給料を項目ごとの袋に入れ、現金で管理する「袋分け」が実践できる家計簿です。見開きのレイアウトが分かりやすく、また自由に費目をカスタマイズできるので、初めて家計簿をつける方にもおすすめです。
給料を袋に分けて管理する節約術は、こちらで詳しく紹介しています。
ワン・パブリッシング│2024日記兼用お料理家計簿
ワン・パブリッシングは、70年以上のロングセラーを誇る「2024年日記兼用お料理家計簿」を販売しています。給料日決算、月末決算でも自由に記帳でき、料理レシピや「野菜の栄養をムダにしない食事のコツ」「エアコンの電気代節約術」などのコラムもついた充実の内容です。日記感覚で家計管理をしながら、献立作りのヒントや健康のアイデアも得られ、親子2世代にわたる愛用者も多い家計簿です。
東京新聞│節約家計ノート2024
東京新聞が販売する「節約家計ノート2024」は、節約アドバイザー丸山晴美さんが監修した節約アドバイス満載の家計簿です。カレンダーに予定を書き込んでイベントごとに使った金額を把握できる他、「新NISA」「推し活の節約」など気になるトピックを扱ったコラムも充実。家計を整理しながら節約術も学べて一石二鳥です。
ワン・パブリッシング│らくらく家計ノート2024
ワン・パブリッシングでは、自由度の高いロングセラー「らくらく家計ノート2024」を販売しています。こちらの特長は、なんといっても記入がシンプルで簡単なこと。レシートを保管する大きなポケットや書き心地の良い用紙など、使いやすさにもこだわっています。
ワン・パブリッシング│いちばん使いやすい家計ノート2024
さらに、ワン・パブリッシングは「らくらく家計ノート2024」を販売しています。こちらの家計簿は自由度がありつつ、初めての人にも書きやすいフォーマットが人気です。項目に沿って日記感覚で記入するだけでお金の流れが分かり、予算や残金、カード払いの管理なども簡単にできます。
人気キャラに癒される!家計管理が楽しくなりそうな家計簿
講談社│ちいかわ家計簿2024 なんかお金が貯まっちゃう節約術100
講談社では、「ちいかわ」に登場するキャラクターの魅力がいっぱい詰まった家計簿を販売しています。主要ネット通販や量販店などのバーゲンスケジュールや、毎月の「底値買い時情報」などのお得情報も収録。ムダを省いてお金を増やすための節約&投資のコラムも充実していて、かわいいキャラクターに癒されながら節約のモチベーションを高められそうです。
KADOKAWA│SNOOPYかんたん家計簿
KADOKAWAからは、「SNOOPYかんたん家計簿」を販売しています。こちらは「食べる」「暮らす」「その他」の3項目を記入するユニークな家計簿です。記入項目がシンプルで、かつ週単位で集計するので、途中でやめてしまっても翌週からまた再開できます。毎月の公共料金の変動が分かるグラフなど節約に役立つページも豊富で、日記代わりに書き込めるフリースペースも充実しています。
自分に合った家計簿で節約につなげよう
家計を見直したいと考えているなら、収支がひと目で分かる家計簿を取り入れるのがおすすめです。この記事で紹介した手書き家計簿はロングセラーが多いので、自分が続けやすそうなものを選んで始めてみることが重要です。
また、買い物の計画を立てるには、Shufoo!(シュフー)が便利です。スーパーやホームセンターなどのお買い得情報をチェックして、節約につなげましょう。節約レシピはシュフーチラシアプリで検索できます。
家計簿のつけ方や長く続けるコツは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
家計管理のために押さえておきたい支出削減のポイントや、お買い物を予算内で収める方法もチェックしてみましょう。