【簡単】恵方巻きの定番&人気アレンジレシピ!「巻かない」作り方も
恵方巻きは定番の具材を使ったものから、お肉やチーズなどを入れたり、海苔の代わりに生ハムで巻いたりと、多彩なアレンジが楽しめます。この記事では、定番の恵方巻きの作り方や、変わり種のアレンジレシピを紹介します。また、「巻かない恵方巻き」なら家に「巻きす」がなくても手軽に作れるので、そちらも参考にしてみてください。
定番の恵方巻きの具材や作り方
恵方巻きに入れる具材はさまざまですが、ここでは、定番となっている7種類の具材を紹介します。基本の巻き方、切り方についても見ていきましょう。
恵方巻きの具材
恵方巻きは、七福神にあやかった7種類の具材を入れて、縁起をかつぐ風習があります。恵方巻きの起源は諸説ありますが、大阪で幸福・無病息災・商売繁盛を願って食べられるようになったという話が有名です。
定番の具材は下記のとおりです。
1. 穴子(ウナギ)
2. エビ
3. カンピョウ
4. シイタケ
5. キュウリ
6. だし巻き卵
7. 桜でんぶ
2. エビ
3. カンピョウ
4. シイタケ
5. キュウリ
6. だし巻き卵
7. 桜でんぶ
とはいえ、定番にこだわる必要はないので、自宅で作る際は好きな具材を入れて作りましょう。具材のアレンジは後ほど紹介します。
恵方巻きの巻き方・コツ
たくさんの具材が入った恵方巻きを上手に巻くコツは、酢飯の量や具材を乗せる順番などにあります。
<手順>
1. 巻きすを広げて、海苔を光沢がある方を下にして置く
2. 海苔の上部(巻き終わり部分)を3cmほど空け、残りのスペースに酢飯をしゃもじで均等に広げる
3. 具材を、酢飯の真ん中より少し手前に並べる
4. 具材を押さえながら、手前から巻く
5. 両手で握って形を整えたら5分ほど置き、全体がなじんだら巻きすを外す
1. 巻きすを広げて、海苔を光沢がある方を下にして置く
2. 海苔の上部(巻き終わり部分)を3cmほど空け、残りのスペースに酢飯をしゃもじで均等に広げる
3. 具材を、酢飯の真ん中より少し手前に並べる
4. 具材を押さえながら、手前から巻く
5. 両手で握って形を整えたら5分ほど置き、全体がなじんだら巻きすを外す
<コツ>
・酢飯は乗せすぎない方が巻きやすい
・桜でんぶを酢飯の上に最初に置き、その上にキュウリや卵などの安定感がある食材を乗せると散らばりにくい
・酢飯は乗せすぎない方が巻きやすい
・桜でんぶを酢飯の上に最初に置き、その上にキュウリや卵などの安定感がある食材を乗せると散らばりにくい
恵方巻きの切り方
恵方巻きは「縁を切らない」という意味を込め、1本まるごと食べる風習があります。しかし、口を大きく開けられない、子どもが食べにくそうといった場合は、切って出しても問題ありません。
<手順>
1. 包丁を濡れたタオルなどでよく拭き上げる
2. 崩れにくくなるよう、恵方巻きをラップでしっかりと巻く
3. 包丁でラップごと切っていく。刺身を切るように、スーッと手前に引くようにして一度で切るのがコツ
4. ラップを剥がす
1. 包丁を濡れたタオルなどでよく拭き上げる
2. 崩れにくくなるよう、恵方巻きをラップでしっかりと巻く
3. 包丁でラップごと切っていく。刺身を切るように、スーッと手前に引くようにして一度で切るのがコツ
4. ラップを剥がす
変わり種具材を使ったアレンジ恵方巻きの作り方
変わり種具材の恵方巻きは、定番とはまた違った味わいを楽しめるでしょう。今回は牛肉入りのすき焼き風、サラダ風、生ハムを使った洋風恵方巻のレシピを紹介します。気分を変えたいとき、いろいろな種類の味を用意したいときにぜひ試してみてください。
牛肉を使った「すき焼き風恵方巻き」
一般的に恵方巻きの具材には海鮮を使うことが多いですが、肉を使ってもおいしく作れます。
<材料:1本分>
・牛こま切れ肉 100g
・春菊 2株
・いり卵 卵1個分
・いりゴマ 大さじ1/2
・紅生姜 10g
・サラダ油 少々
・焼き海苔 1枚
・白ご飯 180g
・塩 小さじ1/4
【タレ】
・醤油、酒、みりん 各小さじ1
・砂糖 小さじ1/3
・牛こま切れ肉 100g
・春菊 2株
・いり卵 卵1個分
・いりゴマ 大さじ1/2
・紅生姜 10g
・サラダ油 少々
・焼き海苔 1枚
・白ご飯 180g
・塩 小さじ1/4
【タレ】
・醤油、酒、みりん 各小さじ1
・砂糖 小さじ1/3
<作り方>
1. 春菊は包丁で根を切り落とし、熱湯でサッとゆでる
2. フライパンにサラダ油を熱し、牛肉を中火で炒める
3. 2.に【タレ】を入れて絡め、いりゴマをまぶす
4. 白ご飯をボウルに入れ、塩を加えて混ぜ合わせる
5. 巻きすを用意し、基本の巻き方と同様に巻く
1. 春菊は包丁で根を切り落とし、熱湯でサッとゆでる
2. フライパンにサラダ油を熱し、牛肉を中火で炒める
3. 2.に【タレ】を入れて絡め、いりゴマをまぶす
4. 白ご飯をボウルに入れ、塩を加えて混ぜ合わせる
5. 巻きすを用意し、基本の巻き方と同様に巻く
中央より手前に春菊・牛肉・いり卵の順で乗せると巻きやすくなります。
彩り豊かな「サラダ恵方巻き」
サラダ感覚で食べられる恵方巻きの作り方を紹介します。
<材料:1本分>
・レタス 2枚
・カニかまぼこ 3本
・キュウリ 1/4本
・ツナ缶(油漬け) 1/2缶
・マヨネーズ 大さじ1
・白ご飯 200g
・焼き海苔 1枚
・卵焼き 卵1個分
【すし酢】
・酢 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・みりん 小さじ1/2
・塩 少々
・レタス 2枚
・カニかまぼこ 3本
・キュウリ 1/4本
・ツナ缶(油漬け) 1/2缶
・マヨネーズ 大さじ1
・白ご飯 200g
・焼き海苔 1枚
・卵焼き 卵1個分
【すし酢】
・酢 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・みりん 小さじ1/2
・塩 少々
<作り方>
1. キュウリを縦4等分に、卵焼きを縦2等分に切っておく
2. ボウルに【すし酢】の材料を入れて混ぜたら、白ご飯を加えて切るように混ぜる
3. 別のボウルに油を切ったツナ缶、マヨネーズを入れて混ぜる
4. 基本の巻き方で巻いていく
1. キュウリを縦4等分に、卵焼きを縦2等分に切っておく
2. ボウルに【すし酢】の材料を入れて混ぜたら、白ご飯を加えて切るように混ぜる
3. 別のボウルに油を切ったツナ缶、マヨネーズを入れて混ぜる
4. 基本の巻き方で巻いていく
具材はレタスを先に置き、カニかまぼこ・キュウリ・ツナマヨの順に置いていきましょう。
洋風アレンジ「生ハム恵方巻き」
中の具材を海苔で巻き、外側には海苔の代わりに生ハムを使った、見た目も美しい恵方巻きです。
<材料:1本分>
・生ハム 5枚
・焼き海苔 1枚
・クリームチーズ 40g
・キュウリ 1/4本
・白ご飯 200g
【すし酢】
・酢 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・みりん 小さじ1/2
・塩 少々
・生ハム 5枚
・焼き海苔 1枚
・クリームチーズ 40g
・キュウリ 1/4本
・白ご飯 200g
【すし酢】
・酢 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・みりん 小さじ1/2
・塩 少々
<作り方>
1. ボウルに【すし酢】の材料を入れて混ぜたら、白ご飯を加えて切るように混ぜる
2. キュウリは縦に薄く剥く。クリームチーズは1.5cm角の棒状に切っておく
3. 巻きすの上にラップを敷き、生ハムを縦2列に3枚ずつ、少し重なるように置く
4. 別のラップに焼き海苔を置き、1.を薄く敷く
5. 3.の上に4.をラップごと酢飯側から乗せ、4.のラップを剥がす
6. 焼き海苔の上にキュウリ、クリームチーズを乗せて巻いていく
1. ボウルに【すし酢】の材料を入れて混ぜたら、白ご飯を加えて切るように混ぜる
2. キュウリは縦に薄く剥く。クリームチーズは1.5cm角の棒状に切っておく
3. 巻きすの上にラップを敷き、生ハムを縦2列に3枚ずつ、少し重なるように置く
4. 別のラップに焼き海苔を置き、1.を薄く敷く
5. 3.の上に4.をラップごと酢飯側から乗せ、4.のラップを剥がす
6. 焼き海苔の上にキュウリ、クリームチーズを乗せて巻いていく
巻きすいらずで手作り!巻かない恵方巻きの作り方
巻きすが家にない場合や、巻くのが苦手な方は「巻かない恵方巻き」がおすすめです。最後は、「詰める・載せる・包む」だけで作れるレシピを紹介します。
牛乳パックで簡単にできる「詰める恵方巻き」
きれいに洗った牛乳パックをお寿司の型にして、恵方巻を作ってみましょう。箱状にした牛乳パックの中に酢飯、具材、酢飯の順に詰め、なじんだら取り出して海苔で包みます。
<作り方>
1. 牛乳パックの注ぎ口部分に切込みを入れ、一面が平らになるように折り畳んでホチキスで留めて箱状にする
2. 1つの面を切り開き、フタにする
3. 牛乳パックに半量の酢飯を詰める
4. 酢飯の上に具材を乗せる
5. 具材の両端と上に、残りの酢飯を乗せる
6. フタをしてしばらく置く
7. 海苔を準備し、その上に酢飯をひっくり返すようにして出す
8. 海苔で包み、ラップで巻く
9. 牛乳パックを洗って水気を拭き、8を中に置いてなじませる
1. 牛乳パックの注ぎ口部分に切込みを入れ、一面が平らになるように折り畳んでホチキスで留めて箱状にする
2. 1つの面を切り開き、フタにする
3. 牛乳パックに半量の酢飯を詰める
4. 酢飯の上に具材を乗せる
5. 具材の両端と上に、残りの酢飯を乗せる
6. フタをしてしばらく置く
7. 海苔を準備し、その上に酢飯をひっくり返すようにして出す
8. 海苔で包み、ラップで巻く
9. 牛乳パックを洗って水気を拭き、8を中に置いてなじませる
のり巻き用の型押し器で「乗せる恵方巻き」
100均などで購入できる、のり巻き用の型押し器を使っても簡単に作れます。酢飯をしゃもじで型に詰め、具材を乗せて作るので、手が汚れにくいのも嬉しいポイントです。
<作り方>
1. 型押し器に酢飯を入れる
2. 詰めた酢飯の上に具材を乗せていく
3. フタをして型押しする
4. まな板などの上に型押し器ごとひっくり返し、容器からお寿司を取り出す
5. 酢飯側に海苔を被せる
1. 型押し器に酢飯を入れる
2. 詰めた酢飯の上に具材を乗せていく
3. フタをして型押しする
4. まな板などの上に型押し器ごとひっくり返し、容器からお寿司を取り出す
5. 酢飯側に海苔を被せる
具材は、彩りを考慮しながら乗せると見た目がきれいに仕上がります。
海苔で包むだけの「包む恵方巻き」
海苔で包むだけの「包む恵方巻き」はいかがでしょうか。春巻きを作る要領で、海苔の上にご飯と具材を乗せて包むだけで完成します。
<作り方>
1. 角が手前に来るように海苔を広げる
2. 海苔の中央よりやや手前側に、酢飯を横長に乗せる
3. 酢飯の上に具材を乗せる
4. 具材の上にさらに酢飯を乗せる
5. 左右の海苔を折り畳む
6. 手前から酢飯をくるくると包み込む
1. 角が手前に来るように海苔を広げる
2. 海苔の中央よりやや手前側に、酢飯を横長に乗せる
3. 酢飯の上に具材を乗せる
4. 具材の上にさらに酢飯を乗せる
5. 左右の海苔を折り畳む
6. 手前から酢飯をくるくると包み込む
包むときのコツ
5.の工程で海苔を折りたたむ際、海苔が重なる部分に酢飯を何粒かくっつけると崩れにくくなります。
5.の工程で海苔を折りたたむ際、海苔が重なる部分に酢飯を何粒かくっつけると崩れにくくなります。
恵方巻きの作り方はさまざま!アレンジ次第で幅広く楽しめる
恵方巻きは、定番からちょっと変わったアレンジレシピまで、自宅で簡単に作れます。また巻きすがない場合や、巻くのが苦手な方は、「巻かない恵方巻き」を試してみるのもおすすめです。
近くのスーパーや百貨店などで、恵方巻きの具材を探すならShufoo!(シュフー)が便利です。
お気に入りの店舗を登録しておけば、「明日のチラシ」が前日の夜に届きます。気になる商品をピックアップして、お買い物に出かけましょう。恵方巻きのレシピはシュフーチラシアプリで検索。
「節分のおすすめチラシ」はこちら。
恵方巻き以外の節分の食べ物については、こちらの記事で紹介しています。