小学校の入学準備を始めよう。必要なもの・入学前にやっておくことリスト
初めて小学校へ入学する子どもを持つ保護者は、何から入学の準備を始めるか迷うこともあるでしょう。この記事では、入学準備を始める時期や準備にかかる費用をはじめ、準備しておくと良いものをリストアップして紹介します。入学式当日に必要なものや入学前までにやっておくと安心なことについても解説するので、参考にしてみてください。
小学校の入学準備を始める時期とかかる費用
小学校の準備は、一般的に入学の1年前から始まります。入学準備を始める前に、まずは入学までの1年間のスケジュールを確認しましょう。入学準備を始める時期とトータルでかかる費用を解説します。
小学校の入学準備を始める時期
最初に入学前1年間のスケジュールと、必要なものの購入時期、就学前健診などのタイミングを紹介します。
<小学校入学前1年間のスケジュール>
4月頃~ | ランドセルや学習机を購入する |
7月頃~ | 学童保育の利用申請が始まる |
10月頃 | 就学前健診 |
12月頃 | 学童保育の申込締切 |
1~2月頃 | 入学説明会 |
2〜3月 | 文房具や学校で使うものを購入する |
ランドセル購入の検討や予約は、入学する前々年の12月頃から始まります。予約が入ってからランドセルの製作を始めるところもあるため、できるだけ早めにランドセルの購入を検討しましょう。
文房具や物品の購入は入学説明会後に行うと良いです。入学説明会のときに学校の規則や、準備するものを教えてくれます。学校によっては、物品販売を行うところもあるようです。
小学校入学前1年間のスケジュールは、学校や自治体によっても異なります。詳しくは、お住まいの自治体や小学校のホームページなどを確認してください。
小学校の入学準備にかかる費用
入学までに必要な費用の相場は、公立小学校の場合は8~15万円、私立小学校の場合は10~25万円と言われています。用意するものの内容自体は、公立も私立もあまり差がありません。ただし私立小学校の場合は、指定サブバッグが必要なケースもあります。また制服で登校する小学校は、制服購入費もかかります。
小学校の入学式までに準備しておくと良いものリスト
次に、入学式までに準備しておくと良いもののリストを紹介します。
身の回りで必要なもの | □ランドセル □学習机
□通学用の靴
□箸
□エプロン
□防災頭巾
|
学校指定用品 | □上履き □体操服
□赤白帽子
□その他、学用品
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文房具 | □鉛筆 □消しゴム
□下敷き
□定規
□ノート
□お道具箱
□はさみ
□のり
□色鉛筆
□クレパス
□算数セット
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袋物 | □手提げバッグ □上履き入れ
□体操服入れ
□給食袋(エプロン入れ)
|
通学に必要なもの | □ハンカチ □ポケットティッシュ
□水筒
□防犯グッズ
□傘
□長靴
|
小学校入学準備の失敗を防ぐポイント
文房具や学用品は、物によっては学校指定があったり、色が決まっていたりする場合があります。購入はあまり先走らず、学校の規則を確認してからにすると良いでしょう。また入学準備は学用品などを揃えて終わりではありません。ここからは、小学校入学準備の失敗を防ぐポイントを紹介します。
学校の規則を確認して購入する
文房具や学用品の購入は入学説明会後から始めましょう。学校によっては、キャラクターものを禁止にしているところがあります。事前にキャラクターものの文房具を購入していると、買い直さなければいけなくなるかもしれません。
体操服や給食エプロンを入れる袋などの大きさが決まっている学校もあります。そのため、文房具や学用品は、学校の規則を確認してから購入するようにしましょう。
計画的にスケジュールを立てて準備をする
まずは、ランドセルの購入を検討しましょう。ランドセルの購入を後回しにしてしまうと、予約後に製造するブランドの場合、入学に間に合わないことがあります。また、店頭販売では、希望のものが売り切れているケースも。
そして持ち物の記名を済ませるまでが入学準備です。えんぴつやクレヨン、おはじきなどに記名したり、お名前シールを貼ったりする作業があります。お名前シールは氏名が印刷できるサービスも多くあるので、それらを活用すれば記名の手間が省けます。
小学校の入学式当日に必要なもの
入学前日や当日に慌てないためにも、余裕をもって準備をしておきましょう。入学前の説明会など、事前に案内やお知らせが来ると思いますが、参考として代表的な持ち物を紹介します。
【子】入学式当日に必要なもの
入学式当日に子どもが持っていくものを紹介します。
<入学式当日の子どもの持ち物>
□ランドセル
□手提げ袋
□上履き
□ハンカチ
□ティッシュ
□ランドセル
□手提げ袋
□上履き
□ハンカチ
□ティッシュ
教科書や書類など、入学式当日は配布物も多いため、手提げ袋を用意しておくと安心です。
【親】入学式当日に必要なもの
続いて、入学式当日の親の持ち物と持っていくと良いものを紹介します。
<入学式当日の親の持ち物>
□入学通知書(就学通知書)
□提出書類
□筆記用具
□スリッパ
□ハンカチ
□入学通知書(就学通知書)
□提出書類
□筆記用具
□スリッパ
□ハンカチ
<持っていくと良いもの>
□カメラ
□防寒具
□飲み物
□サブバッグ
□クリアファイル
□お道具箱や絵の具などの大きめの学用品
□カメラ
□防寒具
□飲み物
□サブバッグ
□クリアファイル
□お道具箱や絵の具などの大きめの学用品
4月初旬はまだ肌寒いです。入学式では体育館のような空調機器のない場で長時間過ごすことになるため、防寒具を用意しておくと良いでしょう。また、子ども同様、親も配布される書類が多いため、サブバッグやクリアファイルがあると便利です。
小学校の入学までにやっておくと安心なこと
小学校入学に向けて、もし子ども自身が興味を持っていれば名前の読み書きができるようにしておきましょう。また、学校までのルートや交通ルールを覚えさせることも大事です。小学校の入学前にやっておくと安心なことを紹介します。
就学前の生活習慣を変える
小学校の登校時間は、保育園や幼稚園の登園時間よりも早いケースが多くあります。入学までに、登校時間に合わせて起きられるようにしていきましょう。
小学校によっては、和式トイレのところもあります。就学前健診や入学説明会のときにトイレを確認し、和式トイレの場合は、事前に正しく使う練習をしておくと良いでしょう。
小学校の生活は時間で区切られています。アナログ時計の見方は学校でも教わりますが、入学前に覚えておくと、教室の時計を見て行動できます。入学準備の一環として、子どもに時間を気にする習慣をつけておくのがおすすめです。
名前の読み書きができるようにする
小学校では教室のロッカーや下駄箱など、子ども達の名前が記されている場所があるため、自分の名前を書く機会も多いです。また、自分の名前が読めると、自身のロッカーや靴箱などの場所がすぐにわかります。
ひらがなの読み書きは、興味がある子なら入学前にできるようになると良いですが、小学校でも1~2年生で教えてくれるため、そこまで気にする必要はありません。
交通ルールと学校までのルートを教える
小学校は子どもが1人で歩いて登下校することもあります。子どもが道に迷わないよう、入学前に子どもと一緒に歩いて、学校までのルートを確認しておきましょう。一緒に歩くことで、どのような場所がどのように危険か把握でき、子どもに注意を促せます。
特に、道路を横断するときのルールを覚えさせることがとても大事です。信号を守り、左右をきちんと確認してから横断歩道を使うように徹底を。急に走ることがないように伝えるのもポイントです。困ったときに立ち寄れるスーパーやコンビニ、交番などの場所も教えておくとより安心できます。
スケジュールを立てて、小学校の入学準備を始めよう
小学校の入学準備は、ここで紹介した入学前年の年間スケジュールや、必要な物リストのチェックから始めましょう。ただしランドセルの購入はできるだけ早めにしておかないと、希望の商品が購入できない可能性があります。例年「ラン活」として、早めに準備を始める保護者も多いようです。
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