ジャンル別・常備したい万能調味料はコレ!手作り調味料の紹介も
万能調味料とは、それひとつで料理の味が決まる便利な調味料のこと。アウトドア料理で話題の万能スパイスを始め、スーパーなどでも手に入れやすい万能調味料はたくさんあります。ジャンル別に常備しておきたい万能調味料や、ちょっと変わった使い方、そして自家製万能調味料のレシピも紹介します。
【和風】常備しておきたい万能調味料
和風の万能調味料には「だし」が入ったものもあり、常備しておけば日本人好みのホッとする味をいつでも手軽に作れます。調味料の特徴や、おすすめの使い方を紹介します。
めんつゆ
めんつゆは名前の通り、麺類に使うための調味料です。醤油、みりん、砂糖、だしなど和食に欠かせない旨みがバランスよく調合されているため、麺類だけでなく、主に和食の幅広いメニューに活用できます。また、めんつゆ一本で味が完成するので、時短にもつながります。
おすすめの使い方
・煮物に
・炊き込みご飯に
・煮卵に
・煮物に
・炊き込みご飯に
・煮卵に
和風顆粒だし
和風顆粒だしは、かつお節や昆布などをベースにしたタイプが一般的。だしを取る手間が省けて便利ですが、塩分が含まれているため、調理の際は塩加減を調整する必要があります。
おすすめの使い方
・和風顆粒だし × コンソメのW使い
ポトフやロールキャベツなどの煮込み料理の深みが増す
・和風顆粒だし ×チーズ
和風だしベースのつゆにカマンベールチーズを入れた鍋など
・和風顆粒だし × コンソメのW使い
ポトフやロールキャベツなどの煮込み料理の深みが増す
・和風顆粒だし ×チーズ
和風だしベースのつゆにカマンベールチーズを入れた鍋など
すし酢
酢、砂糖、塩のバランスが取れたすし酢は、酢飯やちらし寿司を作るときに便利です。酢の物など和食の味付けにも使えますが、実は洋風アレンジもおすすめです。
おすすめの使い方
・野菜を漬けてピクルスに
・マリネ、南蛮漬けの味付けもすし酢1本で完成
・ポテトサラダの味付けに使えばヘルシーに
・野菜を漬けてピクルスに
・マリネ、南蛮漬けの味付けもすし酢1本で完成
・ポテトサラダの味付けに使えばヘルシーに
【洋風】常備しておきたい万能調味料
何種類もの素材の旨みや香辛料が入った洋風の万能調味料。料理に使うと奥行きのある本格的な味になります。常備している家庭も多い、コンソメとケチャップのおすすめの使い方を紹介します。
コンソメ(顆粒・固形)
コンソメには、肉や野菜の旨味がつまっています。チキンやビーフなど種類があるので、好みや料理によって使い分けると良いでしょう。またコンソメ自体にしっかり味がついているので、スープを作る以外に料理の味付けにも使えます。分量を調節しやすい顆粒タイプと、固形タイプは湿気に強いという特徴があります。
おすすめの使い方
・炒め物など、スープ以外の料理の味付けに
・フライドポテトにコンソメ顆粒を振りかけて
・炒め物など、スープ以外の料理の味付けに
・フライドポテトにコンソメ顆粒を振りかけて
顆粒コンソメを使えば、自家製のから揚げ粉が作れます。
自家製から揚げ粉の作り方
<材料>
・コンソメ(顆粒) 小さじ2
・塩 小さじ2
・砂糖 小さじ1
・薄力粉 50g
・片栗粉各50g
生姜・ニンニク・酒で下味をつけた鶏肉に自家製から揚げ粉をまぶして揚げる
<材料>
・コンソメ(顆粒) 小さじ2
・塩 小さじ2
・砂糖 小さじ1
・薄力粉 50g
・片栗粉各50g
生姜・ニンニク・酒で下味をつけた鶏肉に自家製から揚げ粉をまぶして揚げる
ケチャップ
ケチャップはオムライスにかけたり、ポテトに添えたりするのが定番ですが、もっと幅広い使い方ができます。バランスの取れた酸味と甘みを活かして、中華風や洋風にアレンジしてみましょう。
おすすめの使い方
・酢を効かせて中華風にアレンジし、肉団子にかける甘酢あんや酢豚などに
・ケチャップとマヨネーズを1:1で混ぜると自家製サウザンアイランドドレッシングに
・酢を効かせて中華風にアレンジし、肉団子にかける甘酢あんや酢豚などに
・ケチャップとマヨネーズを1:1で混ぜると自家製サウザンアイランドドレッシングに
【中華】常備しておきたい万能調味料
中華の万能調味料は、加えるだけで本格的な中華味を出せるだけでなく、和風の味付けとも相性バツグンです。
オイスターソース
オイスターソースは、牡蠣を主原料としたソースで、トロっとしてコクと香りが濃厚なのが特徴です。炒め物などに入れると、味に深みとコクが出ます。また、煮物にも使えます。
おすすめの使い方
・和風顆粒だしと合わせておでんの出汁に
・卵かけご飯
・カレーの隠し味に(深みが増す)
・焼きそばの味付け
・和風顆粒だしと合わせておでんの出汁に
・卵かけご飯
・カレーの隠し味に(深みが増す)
・焼きそばの味付け
中華スープの素(ペースト、顆粒)
中華スープの素といえば「味覇(ウェイパー)」や「創味シャンタン」などのペーストタイプが有名です。豚やカキなど複数素材をベースに野菜のエキスもたっぷりで、手軽に本格的な中華の味わいを生み出せます。中華スープやチャーハンなどの味付けはもちろん、肉料理の下味などにも使えます。
おすすめの使い方
・簡単な一品料理に
塩もみしたきゅうりや茹でたもやしなどと和えて
・和風煮物をアレンジ
中華スープの素1:めんつゆ2の割合で筑前煮などに
・簡単な一品料理に
塩もみしたきゅうりや茹でたもやしなどと和えて
・和風煮物をアレンジ
中華スープの素1:めんつゆ2の割合で筑前煮などに
鶏ガラスープの素
鶏ガラスープの素は、鶏肉や鶏骨などを煮出したスープに野菜エキスを加えた調味料です。中華スープの素に比べるとあっさりした仕上がりで、深いコクが特徴です。中華料理だけでなく和風・洋風と幅広いメニューに使えます。
おすすめの使い方
・モヤシやホウレンソウなどと混ぜてナムルに
・塩鍋のスープに
・チャーハンの味付けに
・モヤシやホウレンソウなどと混ぜてナムルに
・塩鍋のスープに
・チャーハンの味付けに
万能スパイスが便利
万能スパイスとは、塩にいろいろなスパイスやハーブをブレンドした調味料。アウトドア愛好家を中心に注目されています。肉や魚に漬け込んだり、料理に振りかけたりすれば、おしゃれでワンランク上の味わいを生み出せます。気軽に持ち歩けて、1本で味が決まるのでキャンプやバーベキューなどでも大活躍ですよ!人気の商品を紹介します。
クレイジーソルト
クレイジーソルトはアメリカ生まれの万能スパイスです。岩塩と6種類のハーブがブレンドされ、肉や魚はもちろん、サラダなど幅広い料理に使えます。
おすすめの使い方
・自家製鶏ハムの下味に
鶏の臭みを消して旨みを引き出す効果があり、クレイジーソルトのみで味がバッチリ決まる
・ブラックペッパーやプロセスチーズと合わせて洋風おにぎりに
・自家製鶏ハムの下味に
鶏の臭みを消して旨みを引き出す効果があり、クレイジーソルトのみで味がバッチリ決まる
・ブラックペッパーやプロセスチーズと合わせて洋風おにぎりに
マキシマム
マキシマムとは塩コショウ、醤油、カツオエキス、ナツメグ、パプリカ、クミン、ローレルなど豊富なスパイスと旨みが合わさった万能スパイスです。テレビや雑誌などで話題になり、キャンプ料理でも大活躍します。宮崎県のお肉屋さんが作ったスパイスとあって、どんな肉とも好相性です。
おすすめの使い方
・お湯にマキシマムを入れるだけでスープに
・フライドチキンや唐揚げの下味に
・温めた牛乳にふりかけてチャウダー風に
・お湯にマキシマムを入れるだけでスープに
・フライドチキンや唐揚げの下味に
・温めた牛乳にふりかけてチャウダー風に
ほりにし
ほりにしとは、和歌山県のアウトドアショップによる、日本人の舌に合うように作られた調味料です。醤油パウダーをベースに、フランス料理に使われるミルポア(香味野菜)のパウダーも入っています。みかんの皮を乾燥させた「陳皮(ちんぴ)」による爽やかさも加わり、和風にも洋風にも、また油の多い肉料理にも合わせやすいスパイスです。
おすすめの使い方
・ポップコーンにふりかける
・卵かけご飯や目玉焼きなどの味付けに
・ポップコーンにふりかける
・卵かけご飯や目玉焼きなどの味付けに
万能スパイスでバーベキューを楽しんでみたい人は、こちらもチェック!
また、料理の幅を広げる初心者でも取り入れやすいスパイスについては、こちらの記事でも紹介しています。
作り置きしたい手作り万能調味料レシピ
簡単に手に入る材料で自家製の万能調味料を作るのもおすすめ。保存する際は、煮沸消毒をした清潔な瓶などに入れ、早めに使い切るようにしましょう。
だし醤油の作り方
だし醤油は、おひたしや卵焼き、炊き込みご飯など、だしを効かせたいときに重宝します。納豆や冷奴にかけると一味違うおいしさに。だし醤油は、家にあるもので簡単に作れます。
<材料>
・醤油、みりん 各200cc
・かつお節 20g
・昆布 5㎝
<作り方>
1. 醤油とかつお節、昆布を合わせて一晩寝かせる。
2. 鍋に1とみりんを加え火にかけ、沸かしながらあくを取り、冷ましてかつお節を漉して完成。
※冷蔵庫に入れれば数カ月保存が可能
・醤油、みりん 各200cc
・かつお節 20g
・昆布 5㎝
<作り方>
1. 醤油とかつお節、昆布を合わせて一晩寝かせる。
2. 鍋に1とみりんを加え火にかけ、沸かしながらあくを取り、冷ましてかつお節を漉して完成。
※冷蔵庫に入れれば数カ月保存が可能
ガーリックオイルの作り方
パスタ、炒め物、マリネ、サラダなどに使えるガーリックオイルの作り方を紹介します。
<材料>(作りやすい量)
・ニンニク 適量
・オリーブオイル 適量 (ニンニク全体が浸かる量)
<作り方>
1. ニンニクをみじん切りする
2. 容器に1を入れ、全体が浸かるほどオリーブオイルを注ぐ
冷蔵庫に入れて1週間を目安に使い切りましょう。酸化しやすいので、しっかりフタを閉めてなるべく空気に触れないように保存してください。
・ニンニク 適量
・オリーブオイル 適量 (ニンニク全体が浸かる量)
<作り方>
1. ニンニクをみじん切りする
2. 容器に1を入れ、全体が浸かるほどオリーブオイルを注ぐ
冷蔵庫に入れて1週間を目安に使い切りましょう。酸化しやすいので、しっかりフタを閉めてなるべく空気に触れないように保存してください。
塩レモンの作り方
肉料理や鍋料理、グリルやサラダなどに使え、長期保存が効く塩レモンの作り方を紹介します。
<材料>(作りやすい量)
・レモン 大3個(約500g)
・塩 50g (レモンの重さに対して10%)
皮ごと使うので、レモンは無農薬、低農薬のものを選んでください。
<作り方>
1. しっかり洗って水気を拭いたレモンを、5mm幅の輪切りにする
2. 消毒した瓶にレモン、塩の順に入れて蓋をする
3. 冷暗所で保存し、レモンから出た水分を全体に回し塩を溶かすため1日1回瓶を振る
4. 1週間以上おいて、水分がとろっしたら完成
1ヵ月以上熟成させると酸味や塩味がまろやかに。冷蔵庫で保存すれば1年間食べられます。
・レモン 大3個(約500g)
・塩 50g (レモンの重さに対して10%)
皮ごと使うので、レモンは無農薬、低農薬のものを選んでください。
<作り方>
1. しっかり洗って水気を拭いたレモンを、5mm幅の輪切りにする
2. 消毒した瓶にレモン、塩の順に入れて蓋をする
3. 冷暗所で保存し、レモンから出た水分を全体に回し塩を溶かすため1日1回瓶を振る
4. 1週間以上おいて、水分がとろっしたら完成
1ヵ月以上熟成させると酸味や塩味がまろやかに。冷蔵庫で保存すれば1年間食べられます。
万能調味料でいつもの料理をさらに美味しくしよう!
万能調味料を使えば、味付けが簡単に決まり、料理の幅も広がります。アウトドアで活躍する万能スパイスの他に、和風だしやケチャップなど身近な調味料にも、意外な使い方が。ぜひお試しください!
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