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家計簿の娯楽費とは?世帯人数・年収別平均額や節約するコツを紹介

家計簿の娯楽費とは?世帯人数・年収別平均額や節約するコツを紹介

家計簿の項目のひとつである娯楽費とは、レジャーや趣味のための費用のこと。旅行費や外食費に加えて、書籍やおもちゃの費用、習い事の月謝なども含まれます。この記事では、娯楽費の定義と節約するコツを解説します。世帯人数や年収別の娯楽費の平均額も紹介するので、家計簿をつける際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

娯楽費とは?交際費や遊興費との違いも解説

ビーチチェアとコイン
趣味や教養のための費用である娯楽費は、生活を豊かにしてくれる存在です。まずは娯楽費に分類される費用の例や交際費・遊興費との違いを解説します。

趣味や習い事・レジャーのための費用

娯楽費とは、趣味や習い事、遊びに使う費用のこと。レジャー費や外食費などが含まれます。生きていく上で必須ではありませんが、身近な人との仲を深めたり、生活の質を高めたりしてくれるお金です。
総務省統計局の家計調査では「教養娯楽費」と呼びます。家計調査での教養娯楽費は、以下の4つの項目に分けられています。教養娯楽サービスはさらに「宿泊料」「パック旅行費」「月謝類」「他の教養娯楽サービス」に分類が可能です。
教養娯楽用耐久財 パソコン、テレビ、カメラ、ブルーレイレコーダー、楽器など
教養娯楽用品 文房具、おもちゃ、スポーツ用品、ゲーム機、園芸用品、ペット用品など
書籍・他の印刷物 書籍、雑誌、新聞など
教養娯楽サービス 旅行費、習い事の月謝、映画館や遊園地の入場料など

交際費や遊興費との違い

娯楽費と交際費、遊興費に明確な違いはありません。家計簿をつける上で、自分が分かりやすいように分類して構わないでしょう。交際費・遊興費の他には服飾費や、レジャー、習い事の交通費、タバコ費なども娯楽費とされます。例えば、服飾費が多いなら娯楽費と項目を分けるなど、管理しやすい方法を見つけてみてください。

【世帯人数・年代・年収別】娯楽費の平均額

電卓と一万円札
2022年の家計調査を元に、娯楽費の平均額を紹介します。総世帯での平均額がいくらなのかに加えて、世帯人数や年代・年収別の娯楽費の平均額も解説するので、予算を設定する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

総世帯における娯楽費の平均額

2022年の家計調査で、すべての世帯における娯楽費の平均額は月2万3517円。消費支出に対する割合は9.6パーセントを占めています。項目別の平均額は以下の通りです。
<娯楽費の項目別の平均額>
項目 月の平均額
教養娯楽用耐久財 1884円
教養娯楽用品 5770円
書籍・他の印刷物 2765円
宿泊料 1437円
パック旅行費
(交通費、宿泊費など一括の費用)
1225円
月謝類 2065円
他の教養娯楽サービス 8371円
パソコンやテレビなどの購入費を含む教養娯楽用耐久財は、物の単価は高いものの頻繁に購入しないため、月の平均額は少なくなっています。また旅行にかかる費用(宿泊料・パック旅行費)も月平均にすると少額ですが、実際には滞在費やお土代などを含めて1回の旅行に5万円以上かかるとみて良いでしょう。
「他の教養娯楽サービス」を除くと、トップはスポーツ用品やおもちゃ、ペット用品などを含む教養娯楽用品でした。旅行が好きな家庭では宿泊料やパック旅行費、ペットを飼っている家庭では教養娯楽用品が高くなるかもしれません。

【世帯人数別】娯楽費の平均額

世帯人数別の娯楽費の平均額は以下の通りです。5人世帯の平均額が最も高く、6人以上の世帯では5人世帯の額より低くなる傾向にあります。
単身世帯と2人世帯では1人あたりの娯楽費が1万円以上なのに対し、6人以上の世帯では1人あたりの額は5000円程度と、世帯人数によって1人あたりの娯楽費には大きな差が出ています。
<世帯人数別の娯楽費の平均額>
世帯人数 娯楽費の平均額(1ヵ月あたり)
1人 1万7993円
2人 2万3118円
3人 2万6428円
4人 3万2130円
5人 3万5167円
6人以上 3万2221円

【世帯年収別】娯楽費の平均額

こちらは世帯年収別の娯楽費の平均額です。世帯年収が上がるとともに、娯楽費も多くなっていく傾向が見て取れます。
<年収別の娯楽費の平均額>
年収 娯楽費の平均額(1ヵ月あたり)
183万円未満 1万533円
183万円~245万円 1万4456円
245万円~306万円 1万6464円
306万円~364万円 1万8763円
364万円~432万円 2万150円
432万円~519万円 2万2791円
519万円~621万円 2万5556円
621万円~760万円 2万7607円
760万円~975万円 3万3115円
975万円以上 4万5736円

【世帯主の年代別】娯楽費の平均額

続いて、世帯主の年代別に娯楽費の平均額を見ていきましょう。平均額がピークに達するのは世帯主が40~49歳の世帯で、50歳以上の世帯では年齢とともに減少しています。
<世帯主の年代別の娯楽費の平均額>
世帯主の年代 娯楽費の平均額(1ヵ月あたり)
29歳以下 2万1423円
30~39歳 2万6867円
40~49歳 2万9008円
50~59歳 2万7257円
60~69歳 2万3973円
70歳以上 1万8565円

無理なくできる!娯楽費を節約するコツ4選

公園でピクニックする親子
娯楽費を節約するなら、最初に予算を決めて上限を超えないように使うのがおすすめです。外食や趣味の費用を見直すとともに、我慢しすぎないように出費とのバランスを取ると、節約を続けやすくなるでしょう。

①予算を決めて計画的に使う

娯楽費はいろいろな項目が含まれ、つい使い過ぎることも。そのため予算を決めて計画的に使うのが節約するコツです。手取り額の5~10パーセント以内を目安に娯楽費の予算を決めると良いでしょう。予算が決まったら、その中から交通費や外食費・レジャー費など、細かく分類すると管理しやすくなります。家計簿アプリを使うと収支が目に見えるようになるので、導入を検討してみても良いかもしれません。

②お金をかけずに趣味やレジャーを楽しむ

例えば本や雑誌を図書館で借りる、映画や電子書籍はレンタルや定額見放題のサービスを活用するなど、お金をかけずに楽しめる趣味やレジャーを見つけるのも節約につながります。映画館のサービスデーやレジャー施設のクーポンを利用するのも良いアイデアです。
誕生日・誕生月にお得な特典が利用できるクーポンやサービスについては、こちらの記事で解説しています。
お金がかからない趣味を紹介した記事も参考にしてみましょう。

③旅行や外食の回数を減らす

大きな金額がかかる旅行や外食の回数を減らすと、娯楽費を大幅に節約できます。回数を減らす代わりに1回ごとの質を上げて満足度を高めると、無理なく節約しやすいでしょう。回数を減らしたくない場合は、毎回の予算を抑える方法を検討してみてください。

④無理に削りすぎない

娯楽費は食費や住居費と違い、減らしても直接生活に影響はありません。しかし極端に削りすぎると、反動で衝動買いをしたり、家族がストレスを感じたりする可能性もあります。
娯楽費の中で優先順位をつけて、削りたくない費用はそのままにする、上手く節約できたときのごほうびを決めておくなどして、バランスを取るのがおすすめです。

娯楽費とは何か知って適切に家計を管理しよう

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