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省エネ家電への買い替えは節約になる?種類別の選び方一覧&お得に購入する裏ワザ

省エネ家電への買い替えは節約になる?種類別の選び方一覧&お得に購入する裏ワザ

エネルギー消費を抑えることで、環境のためだけではなく日々の光熱費の節約にもつながる「省エネ家電」。この記事では、省エネ家電の定義をはじめ、メリット・デメリット、買い替えタイミングの見極め方や省エネ家電の選び方について解説します。購入時の優遇制度も紹介するので、家電買い替え時に参考にしてみてください。

省エネ家電とは

家電とエネルギー効率クラス
省エネ家電とはエネルギーの消費量を抑えた家電製品のことです。省エネとは「省エネルギー」の略で、省エネ家電は使用時の消費電力が少なく、エネルギー効率が高い製品を指します。
家電製品は年々、省エネ性能が進化しています。2010年と比べ、冷蔵庫は37~43%、エアコンは約12%の省エネが可能になりました。

省エネ家電のメリット①:地球環境に優しい

省エネ家電により消費電力を抑えることは、地球環境を守ることにつながります。
現在、日本のエネルギーの大半は石油や石炭・天然ガスといった化石燃料の燃焼により作られています。しかし燃焼時に排出される二酸化炭素は、地球温暖化の促進につながるガスです。地球環境を守るためには二酸化炭素排出量を削減し、限りある資源を大切にすることが必要です。

省エネ家電のメリット②:電気代の節約になる

省エネ家電に買い替えることで消費電力が抑えられ、電気代の節約につながります。
家電のうちで電力消費量が大きいのはエアコン、冷蔵庫、照明の3種類で、夏場になるとこれらが電力消費量の6割以上※を占めます。電化製品の省エネ性能は日々進化しているので、まだ使える電化製品でも買い替えたほうが節約になることが多いです。
電気代の節約・見直しについては、こちらの記事も参考に。

省エネ家電のデメリット:初期費用がかかる

省エネ家電にはメリットがある一方で、買い替えには購入費用がかかります。さらに省エネタイプの家電は本体価格も高い傾向にあるので、初期費用がかさむ場合も。
ただし、最近では省エネ家電買い替え費用の助成制度を行っている自治体もあるので、利用することで省エネ家電をお得に購入できる可能性があります(詳細は後述します)。

【種類別】省エネ家電の選び方

エアコンを選ぶ人
ここからは、省エネ家電の選び方を紹介します。家電製品を選ぶ際には、省エネラベルや統一省エネラベルなどの省エネ性能を表示するラベルを確認しましょう。

共通の選び方

統一省エネラベルの紹介バナー

統一省エネラベル

家電製品には省エネ性能を表示するラベルがついているので、参考にしてください。ラベルは、省エネルギーラベル・統一省エネラベル・簡易版統一省エネラベルの3種類です。
<ラベルの種類と特徴>
種類 特徴
省エネルギーラベル 製品の省エネルギー性能が省エネ法で定められた目標基準を達成しているかをeマークで表示
基準を達成:緑色、基準に満たない:オレンジ
統一省エネラベル 省エネルギー性能(星の数)、省エネルギーラベル、年間の目安電気料金を表示
簡易版統一省エネラベル 製品の省エネルギー性能を省エネルギーラベル(eマーク)と年間の目安電気料金で表示
選ぶポイントは、① eマークが緑色、②省エネ基準達成率の数字が大きい、③★の数が多い、④年間の目安電気料金が安い製品です。

種類別の選び方①冷蔵庫

冷蔵庫は省エネ性能・大きさ(内容量)・設置スペースを考慮して選びましょう。
①省エネ性能はカタログや統一省エネラベルで確認します。ラベルを見る際は★の数や緑マーク、年間電気料の目安に加えて、ノンフロンの表示もチェック。
②大きさ(内容量)は家族の人数や買い置きの量などに応じて選びます。目安は次の通りです。
 目安:70L×家族の人数+常備品分(120~170L)+予備(100L)
(2017年度版 冷蔵庫目安容量計算式より※)
③設置スペースには、冷蔵庫の大きさに加えて、隙間が必要です。隙間がないと、冷蔵庫の放熱が上手くいかずに冷えにくくなり、電力の無駄になります。冷蔵庫を設置するスペースの寸法を測る際は、冷蔵庫のカタログに記載してある必要な隙間があるかも確認してください。

種類別の選び方②エアコン

エアコンは、省エネ性能・部屋の大きさを考慮して選びます。
①省エネ性能はAPF(通年エネルギー効率)の数値が大きいほど優れています。APFは統一省エネラベルで確認してください。寒冷地でエアコンを選ぶなら、積雪や低温に起因する故障に対応して設計された「寒冷地仕様」のラベルを参考にするのがおすすめです。
②部屋の大きさによって、必要なエアコンの冷房能力は異なります。部屋の大きさに合ったエアコンを選ぶことで電力の無駄を減らせます。
<エアコンの冷房能力と適用畳数の目安>
定格冷房能力(kW) 2.2 2.5 2.8 3.6 4.0 5.6 6.3 7.1 8.0 9.0
畳数 主に6畳用 主に8畳用 主に10畳用 主に12畳用 主に14畳用 主に18畳用 主に20畳用 主に23畳用 主に26畳用 主に29畳用

種類別の選び方③LEDライト

電球形LEDランプは一般電球やボール電球とほぼ同じ明るさで消費電力が少ないので、電球形LEDランプに交換すると省エネにつながります。LEDライトの選び方は、消費電力や明るさや色温度、人感センサーといった機能がポイントです。
①同じ明るさのものでも消費電力は異なります。消費電力が少ないものを選びましょう。
②明るさはルーメン(lm)で表します。必要な明るさを確認し、明るすぎる場合はルーメン数が少なめのものを選べば消費電力を抑えられます。
③色温度(光の色を数値で表現した値)が高いものは明るい光が出るので、消費電力は高くなる傾向に。
④人感センサーは人を感知し、点灯・消灯するものです。消し忘れを防げるので、無駄な電気を使いません。

省エネ家電の買い替え時期

家電量販店のエアコンコーナー
省エネ家電に買い替えたいと思っても、いつ買い替えるのが良いのか迷ってしまうかもしれません。家電をお得に買い替えられる時期を紹介します。

量販店の決算時期や中間決算期

家電量販店の決算期や中間決算期は、家電の値引きがされやすい時期なのでねらい目です。
多くの家電量販店では決算期3月・中間決算期9月です。決算期は毎年決まっているので、意識しておくと良いでしょう。ただし、一部の家電量販店(ビックカメラやベスト電器など)では決算時期が2月・8月なので注意してください。

モデルチェンジ時期

決算期以外ではモデルチェンジ時期もお得です。最新型家電が発売される1〜2ヵ月前は、旧型モデルの在庫をさばくために価格が安くなりやすいです。
家電によってモデルチェンジ前の型落ち品が出やすい時期は異なるので、求める家電に合わせて購入時期を選びましょう。例えば、冷蔵庫は7〜8月、エアコンは10月〜11月がモデルチェンジ前の型落ち品が出やすい時期です。
家電のお得な買い替えについては、こちらの記事で家電王の中村剛さんが詳しく解説しています!

省エネ家電の優遇制度

リモコンとコイン
最後に補助金給付やポイント付与制度など、省エネ家電購入の際に利用できる優遇制度を紹介します。お住いの自治体で実施されていないか、自治体の広報誌やホームページなどで確認してみましょう。

補助金給付型

補助金給付は、省エネ家電に買い替えた方に補助金(現金)を給付する方法です(要申請)。
<補助金給付例の一覧>
・長崎県長崎市:省エネルギー家電製品等購入費補助金(終了日未定)
・宮崎県日南市:日南市省エネ家電等購入促進事業補助金(予算に達した時点で終了)

ポイント付与型

ポイント付与型とは、自治体独自のポイントを付与して省エネ家電購入費を助成する方法です。
<ポイント付与例の一覧>
・福島県:福島省エネ家電購入応援キャンペーン(2023年7月20日まで)
・山梨県:やまなし省エネ機器購入応援キャンペーン(2024年2月16日まで)

省エネ家電への買い替えを

家型おもちゃと電球と電卓
省エネ家電は消費電力を抑えられて電気代を節約でき、地球環境にも優しいのが魅力です。特に冷蔵庫やエアコン、照明は毎日使用し、電力消費量が大きいので、買い替えると省エネ効果も大きくなります。長く使っている電化製品を、省エネ家電にする買い替えを検討してみませんか。
省エネ家電の買い替えを検討するなら、お近くの家電量販店のチラシをShufoo! (シュフー)でチェックしましょう。
自宅や職場に近い店を探すなら、シュフーチラシアプリのダウンロードがおすすめです。
※優遇制度の内容は記事公開日(2023年6月)時点での情報です。最新情報は各自治体のホームページにてご確認ください。

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