【2022年】ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日はいつ?楽しみ方は?

【2022年】ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日はいつ?楽しみ方は?

ワイン愛好家でなくとも知っている、毎年秋の一大イベントといえば、フランス・ボジョレー地方の新酒「ボージョレ・ヌーヴォー」の解禁。2022年の解禁日や、ボージョレ・ヌーヴォーとその他ワインとの違い、価格帯ごとの特徴や飲み方などを紹介します。できたてのフレッシュな味わいを堪能しましょう!

ボージョレ・ヌーヴォーとは?由来や毎年の解禁日

グラスに注がれるボージョレ・ヌーヴォ
ボージョレ・ヌーヴォーとは、フランス・ブルゴーニュ地方にある丘陵地帯「ボジョレー地区」で、その年に収穫したブドウで造られた新酒のワインのこと。ここでは、ボージョレ・ヌーヴォーの由来や解禁日などを詳しく見ていきましょう。

ボージョレ・ヌーヴォーの由来

フランスのボジョレー地区を示す地図
ボジョレー地区の「ボジョレー」は、フランス語で「美しい高台」という意味の「ボージュ(Beaujeu)」に由来しています。「ヌーヴォー」は、フランス語で「新しい」という意味。
ボージョレ・ヌーヴォーは、もともとボジョレー地区の「地酒」で、地元の人達がその年のブドウの収穫を祝ったり、出来映えをチェックしたりするため、試飲用として造られたものでした。
しだいに味が評判を呼び、隣町などへ広がっていきます。その後、世界中で愛されるまでになったきっかけは、「ジョルジュ・デュブッフ氏」という、ボジョレーの帝王と言われる醸造家の存在が大きく関係しているそうです。

解禁日は毎年11月の第3木曜日

ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日は、毎年11月の第3木曜日と決められています。
2022年の解禁日は11月17日(木)です。​
時差の関係で、日本は本国フランスよりも先に解禁日を迎えるため、フランスよりも約8時間、アメリカよりも約13時間も早く口にできます。これは、日本だけの特権とも言えるかもしれません。

ボージョレ・ヌーヴォーに解禁日がある理由

解禁日が定められている理由は、ワインの品質を保つためと言われています。
ボージョレ・ヌーヴォーの人気が出始めた頃は、現在のように解禁日が設けられていませんでした。そのため、どこよりも早く販売しようとワイナリーの間で競争が激化。その結果、熟成前の品質の悪いワインが出回ってしまいました。その状況を憂いたフランス政府が品質保持のため、1967年に解禁日を設けたのが始まりです。
当初は日付を指定していましたが、休日と重なると出荷や販売に影響が出ることから、曜日で定めるようになり、それが定着したと言われています。

ボージョレ・ヌーヴォーの解禁が毎年話題になる理由

世界中にファンが多いボージョレ・ヌーヴォーですが、解禁日に手に入れるという「ゲーム性」も話題になる理由と言えるでしょう。
日本では新しいもの好きの若者を中心として、80年代のバブル期にボージョレ・ヌーヴォーのブームが起こりました。手ごろな値段で飲み口もやわらかいことから、ワインになじみの薄い日本人にも手を出しやすかったことも人気が高まった理由と言えます。

ボージョレ・ヌーヴォーの定義と他のワインとの違い

さまざまな種類のワイン
ボージョレ・ヌーヴォーとしてワインを販売するには、いくつかの条件があります。ここでは、ボージョレ・ヌーヴォーの定義や製法、他のワインとの違いを詳しく解説します。

ボージョレ・ヌーヴォーの定義

ボージョレ・ヌーヴォーは、その年にボジョレー地区で収穫された「ガメイ」という品種のブドウを100%使用して造られた新酒のこと。また、「マセラシオン・カルボニック」という特別な製法で造られるのも特徴です。
種類は、赤ワインかロゼの2種類です。ちなみに、指定の品種「ガメイ」は赤ワイン用のブドウのため、白ワインはありません。
また、ボージョレ・ヌーヴォーとボージョレ・ ヴィラージュ・ヌーヴォーと言われる2ランクがあり、ヴィラージュは高級ラインです。

ボージョレ・ヌーヴォーと他のワインの違い

ボージョレ・ヌーヴォーと他のワインの違いは、まず製法です。ボージョレ・ヌーヴォーは、先述した「マセラシオン・カルボニック」製法で造られます。通常の製法との違いは、ブドウを房のまま発酵タンクに入れること。
この製法は、ブドウ自体の重みで果汁がにじみ出し、自然発酵が始まり、その過程で炭酸ガスが発生することから炭酸ガス浸潤法とも言われます。この製法により、あざやかな色素の抽出ができる上、ブドウの種に含まれる「タンニン」という渋み成分が抑えられすっきりとした味わいになります。
次に異なるのは、ボージョレ・ヌーヴォーが一般的なワインと比べて、熟成期間が極端に短い点です。その年の9月頃に収穫したブドウを使い、解禁日に向けて短期間で造られるからです。
ボージョレ・ヌーヴォーの他、イタリアの「ノヴェッロ」など解禁日が決まった新酒の醸造も同様とされます。

ボージョレ・ヌーヴォーの楽しみ方

グラスに注がれる赤ワイン
今や秋の風物詩とも言えるほど定着した、ボージョレ・ヌーヴォーの解禁。ボジョレー地区の中でも、造られる村や醸造家によってその味わいはさまざまです。ここでは、おすすめの価格帯や特徴・美味しく飲むコツなどをお伝えします。

値段から選ぶ | 価格帯と味の特徴

ボージョレ・ヌーヴォーの値段は1,000円程度から、10,000円以上まで幅広く、値段は輸送コストや生産される村のランク、生産者、希少性などによって決まります。
​以下、ボージョレ・ヌーヴォーの価格帯と味の特徴を一覧にしました。
価格帯 特徴
1,500円~2,500円 果実味が豊富でジューシーな味わいであることから、口当たりが良く、飲みやすいものが多い
2,500円~3,500円 樹齢の長い木から採れたものや、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーなど、濃縮感や深みのある、より上質な味わいを楽しめる
3,500円~10,000円以上 数量限定のもの、有名な生産者のものなど希少性の高い特別な味わいを堪能でき、心地のよいコクと余韻も楽しめる上品な仕上がり
なお、2022年のボージョレ・ヌーヴォーは円安などの影響を受けて大幅に値上がりすると予想されています。販売数量を少なくする店舗もあるようなので、早めにチェックすることをおすすめします!

美味しく飲むコツを知る|適温やグラス

ヌーヴォー(新しい)という名の通り、ボージョレ・ヌーヴォーはできたてのフレッシュな味わいを楽しむ新酒なので、早めに飲み切りましょう。美味しく飲める温度やグラスは、以下を参考にしてください。
<適温>
通常の赤ワインは冷やすとタンニンの渋みが強まりますが、ボージョレ・ヌーヴォーはタンニンが少ないので、少し冷やしたほうが美味しく飲めます。適温は10~12℃です。また、冷やすことで、渋みが少ないフルーティーな特徴が引き立ち、より飲みやすくなります。飲む1時間ほど前に、冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。
<グラス>
軽めの赤ワインや白ワインに合わせる小ぶりなサイズのワイングラスが合います。ワイングラスがなければビール用のタンブラーなどを代用するのも良いでしょう。
お酒が好きな人におすすめの、クラフトビールの記事はこちら。

ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日や楽しみ方を知り、味わい尽くそう

ボージョレ・ヌーヴォと料理
今年の解禁日は自分好みのボージョレ・ヌーヴォーを購入して、その味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。ボージョレ・ヌーヴォーをスーパーやデパートなどで購入する際は、Shufoo!(シュフー)でお得な情報をチェックしてみてください。
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