焼肉のタレの代用品は？身近な材料で作る簡単レシピや余らせないための活用アイデア
公開日：2023.11.08 最終更新日：2023.11.17
焼肉では、肉の種類や質もさることながら、肉の味をおいしく引き立ててくれる「タレ」も重要な存在です。しかし「いざ焼肉をしようと思ったらタレがない」「タレを買ってもなかなか使い切れない」ということも……。焼肉のタレは、自宅にある身近な食材や調味料を使って手作りが可能です。焼肉のタレの主な代用品や簡単なレシピ、活用アイデアを紹介します。
焼肉のタレとは？何で代用できる？
最初に焼肉のタレがどのようなものか、タレがない時に何で代用できるかなどを見ていきましょう。焼肉やバーベキューをしている最中に「焼肉のタレがない！」と気づいた時にも、急いで買いに走らずに対応できるかもしれません。
肉に合わせて作られた専用の調味料
焼肉のタレとは、焼肉をおいしく食べることを目的に作られた専用の調味料です。焼肉やバーベキューなどの場面で多く使用されます。各メーカーが販売していて、焼いた肉や野菜につけて使うのが一般的です。肉の味とマッチするよう考えられた、さまざまな調味料・食材が含まれています。
醤油・味噌・塩の味をベースに代用可能
焼肉のタレは、主に醤油、味噌、塩の3つをベースに作られます。各味の基本的な特徴は次の通りです。
| 醤油 | 牛、豚、鶏などどんな肉にもマッチするオールマイティな味わい。特に牛肉におすすめ |
| 味噌 | 濃厚な味わいが特徴的。甘めな味やコクのある味を好む方におすすめ。ホルモンとの相性が特に良い |
| 塩 | 焼肉をさっぱり食べられる。牛・豚など脂が多めの肉はもちろん、鶏や野菜など比較的たんぱくな食材にも合う。タンとも相性が良い |
焼肉のタレの代用品｜特徴＆簡単レシピ
手元にある調味料や食品を確認しつつ、焼肉のタレを作ってみましょう。醤油や味噌、めんつゆ、ソース、鶏ガラスープをベースにした代用品の作り方を紹介します。
醤油を使った焼肉のタレ
醤油は常備している家庭が多く、作りやすいでしょう。アレンジの幅も広く、さまざまな調味料や薬味、果物などをブレンドしながら、好みの味を見つけるのがおすすめです。
＜材料：2人分＞
・醤油 35cc
・みりん 35cc
・酒 50cc
・ニンニクすりおろし 適量
・ショウガすりおろし 適量
・白ゴマ 適量
・醤油 35cc
・みりん 35cc
・酒 50cc
・ニンニクすりおろし 適量
・ショウガすりおろし 適量
・白ゴマ 適量
＜作り方＞
1. 白ゴマ以外の材料をすべて鍋に入れ、かき混ぜながら中火で10分加熱する
2. 白ゴマを入れて粗熱をとる
1. 白ゴマ以外の材料をすべて鍋に入れ、かき混ぜながら中火で10分加熱する
2. 白ゴマを入れて粗熱をとる
甘口にしたい時はすりおろしたリンゴや玉ネギ、ハチミツ、辛口にしたい時は唐辛子の輪切り・豆板醤などを入れても良いでしょう。
味噌を使った焼肉のタレ
味噌をベースにした焼肉のタレも、家によくある材料で手軽に作れます。味噌を使うと濃厚な味わいにでき、焼く前の肉を漬け込むのにもおすすめです。
＜材料：2人分＞
・味噌 大さじ1
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・ハチミツ 大さじ1（砂糖大さじ3で代用可）
・ニンニクすりおろし 適量
・味噌 大さじ1
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・ハチミツ 大さじ1（砂糖大さじ3で代用可）
・ニンニクすりおろし 適量
＜作り方＞
1. 味噌・みりん・酒を混ぜ合わせる（アルコール分を飛ばしたい場合は、中火に数分かけながら混ぜ合わせる）
2. 醤油・ハチミツ・ニンニクを入れてさらによく混ぜる
1. 味噌・みりん・酒を混ぜ合わせる（アルコール分を飛ばしたい場合は、中火に数分かけながら混ぜ合わせる）
2. 醤油・ハチミツ・ニンニクを入れてさらによく混ぜる
めんつゆを使った焼肉のタレ
めんつゆは麺料理の他、煮物などを作る時にも便利なアイテムです。甘めの醤油味なので、醤油ベースの焼肉のタレを作る時に役立ちます。
＜材料：2人分＞
・めんつゆ 100cc
・酒 50cc
・みりん 50cc
・玉ネギすりおろし 1/2個分
・ハチミツ 大さじ1（砂糖大さじ3で代用可）
・ニンニクすりおろし 適量
・めんつゆ 100cc
・酒 50cc
・みりん 50cc
・玉ネギすりおろし 1/2個分
・ハチミツ 大さじ1（砂糖大さじ3で代用可）
・ニンニクすりおろし 適量
＜作り方＞
1. めんつゆ・酒・みりんを混ぜ合わせる（アルコールを飛ばしたい場合は、中火に数分かけながら混ぜる）
2. 玉ネギすりおろし・ハチミツ・ニンニクすりおろしを加え、さらによく混ぜる
1. めんつゆ・酒・みりんを混ぜ合わせる（アルコールを飛ばしたい場合は、中火に数分かけながら混ぜる）
2. 玉ネギすりおろし・ハチミツ・ニンニクすりおろしを加え、さらによく混ぜる
ニラやネギといった香味野菜を加えるアレンジもありです。
ソースを使った焼肉のタレ
ソースは原料に野菜・果物・調味料などが使われ、焼肉のタレの原料に近いことから、代用品として使用可能です。ただしソースは味の主張が強いので、入れすぎには注意。ウスターソースやとんかつソースなど、家にあるソースで作ってみましょう。ただしソースは酸味がやや強いため、砂糖を加えてバランスを取るのがポイントです。
＜材料：2人分＞
・ウスターソース（とんかつソースや中農ソースなどもOK） 小さじ1/2
・醤油 100cc
・砂糖 大さじ4
・ニンニクすりおろし 適量
・ショウガすりおろし 適量
・ウスターソース（とんかつソースや中農ソースなどもOK） 小さじ1/2
・醤油 100cc
・砂糖 大さじ4
・ニンニクすりおろし 適量
・ショウガすりおろし 適量
＜作り方＞
すべての材料を入れてよく混ぜる
すべての材料を入れてよく混ぜる
ソースの種類や特徴について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考に。
鶏ガラスープを使った焼肉のタレ
焼肉屋などでも人気の塩ダレは、鶏ガラスープを使って手作りが可能です。簡単に作れるので、味変用に準備しておくのも良いでしょう。
＜材料：2人分＞
・鶏ガラスープ（顆粒） 大さじ1
・砂糖 小さじ4
・レモン果汁 50cc
・ゴマ油 適量
・鶏ガラスープ（顆粒） 大さじ1
・砂糖 小さじ4
・レモン果汁 50cc
・ゴマ油 適量
＜作り方＞
すべての調味料を入れてよく混ぜる
すべての調味料を入れてよく混ぜる
みじん切りにしたネギを入れてもおいしく食べられます。
焼肉のタレの活用アイデア
焼肉をしても、タレを使い切れないことがあるかもしれません。開封した市販のタレは長持ちしません。自宅で作った代用品のタレも長期保存はできないため、早めに使い切る必要があります。ここからは、焼肉のタレを焼肉以外で活用するアイデアを紹介します。焼肉のタレを最後までおいしく味わいましょう。
「野菜炒め」の味付けに
焼肉のタレの持つ複雑でパンチのきいた風味で、野菜炒めの味が簡単に決まります。肉入りでも、野菜だけでもOK。どのような野菜にも合います。焼肉を食べているような感覚で野菜炒めを楽しめるところも嬉しいポイントです。
「魚料理」の味付けに
焼肉用に作られたタレは、魚とも好相性です。照り焼きやかば焼きといった、濃厚な味の魚料理に活用してみてください。焼肉のタレに含まれるさまざまな野菜や果物、調味料が味に深みを与えてくれます。濃い味付けが合う赤魚や、味に癖のある青魚などが特に合います。
「カレー」の隠し味に
焼肉のタレはカレーの隠し味にも大活躍です。カレーの隠し味には、リンゴ・ハチミツ・ニンニクといった食材がよく使われます。これらの食材は焼肉のタレにもよく使われるため、カレーにプラスしても違和感がありません。焼肉のタレに含まれる複数の食材が、カレーにコクをプラスしてくれます。
なお、ハチミツや味噌に含まれるアミラーゼという酵素は、カレーのとろみを減らすはたらきも持っています。隠し味にするなら具材を水で煮込むタイミングで入れましょう。
代用品を使った焼肉のタレで好みの味を楽しもう
焼肉のタレの市販品が手元にない状態でも、そのとき近くにある材料を代用し、焼肉のタレを作ることが可能です。代用品を使った手作りの焼肉のタレは、いろいろなアレンジをしやすいことも魅力。ぜひ自分好みの味を探してみてください。
焼肉をもっとおいしく味わいたい方は、以下の記事も参考としておすすめです。
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