マスクで「ブサイク」になる…特進館学院コラム
テレビなどを観て、こんな経験はありませんか? ニュース番組の新人アナが、なんとも言えず素人臭いと感じたのに、半年後に随分アカ抜けして輝いている。これは、人間が注目を浴びることによって磨かれる『ホーソン効果』という現象です。スタジオではたくさんの視線や光を日々浴びますから、結果的にどんどん美しく磨かれていくというワケ。
マスクが日常になって3年近くになります。近頃は、マスクを付けた自分の顔が気に入っているとか、マスクを取るのが恥ずかしいという理由で、人前ではマスクを外さない人が増えています。となると、その人のマスクの下は視線や光を浴びず、徐々に「劣化」し、「ブサイク」へ変化していきます。そんなことを何年も続けていると、取り返しのつかない「恐ろしい事態」になってしまうかもしれません。まずは、鏡の前で自分の顔をチェックしてみてください。
海外では、ほとんどマスクをしていないのをご存知ですよね? 政府もようやく、「屋外ではマスクを外してください!」と国民に呼びかけるようになりました。自分の顔に誇りを持って、思い切ってマスクをリリースしましょう! 手遅れになってしまう前に…。[北村昌弘]